KENSO LIVE 97

1997.9.14 渋谷 ON AIR WEST


前置きは長い〜 の巻

 KENSO というバンドを知ったのは、光田さんのファンクラブに入ってからで、
スケジュールを見て「一体これは何?」と思ったきりでした。
たまたま雑誌で記事を見つけ
「ああ、インストゥルメントルのバンドなのか〜」
「プログレッシブ・ロックをやってるのか〜」
と初めて知った次第。
(しかしそれまでプログレってやつを聞いたことがなかったんです…)
そこに紹介されていたCDを買って聞いてみたものの、難しすぎて
ちょっと理解しづらいな〜とやや拒絶反応気味でした。

 その後しばらくして、当時同じ音楽サークルにいたプログレ好きな友人に
何気なく尋ねてみたところ、なんとKENSOの大ファン。
光田氏が加入(1990年)する少し前から聴き始め、
ライブを見に関西から東京まで足を運んでいたという力の入れ様。
当時の様子などかなり詳しく聞くことができました。
過去のアルバムも貸してもらい、知ってから初めて見るまでの1年ほどで
気に入った曲も出来て急速にのめり込むようになります。

 まずは、初めて見た感想、「ほんとうにすごかった。
こんな言葉になってしまいます。コンピューターは使わず、全て手弾きで、 難解な音楽を奏でるんです。曲は、難しいものもあれば 情緒豊かな和風な音色もあり (友人は東洋風と言っている)、構成がクラシック音楽ぽいものもありました。 …さすが芸大出身者が多い(村石氏Dr.と光田氏key.)わけですね。 お目当ての曲もしっかり聞くことが出来て、とても楽しめました。

光田氏check1
 演奏中は歯をくいしばって真剣な顔つきでした。他のメンバーもみんな 同じような感じで、それがまた音楽と合っていて良かったです。 ただひとり、三枝さんBass.だけは時々にこにこしながら弾いていたんです。 それがとっても楽しそう。

光田氏check2
 一度笑えるシーンがあったんです。でも笑ってたのは私だけかも…。
「あれ? 今日ってかぶりものあったっけ??」
…そんな、あるわけないですよね?プログレに。そう、光田さんはなぜだか 手ぐして髪を丁寧にとかしていたんです!
 当時サポートしていたスターダスト・レビュー コンサートの企画コーナーで 使っていた鵜のかぶりものを外した後でよく見かけたシーン(長い説明すんません)を なんとKENSOでも見せてくれたのでした。こんなことで喜ぶなんて…^^;

メンバー紹介
 リーダーの清水さんG.が一人一人を紹介していました。 会場で光田さんのアルバムを販売してたんですが、清水さんはライブアルバム のほうをかなり愛聴しているそうです。「ほんとはMCもやってほしいくらいだ」 と言っていました。
 こういう時って光田さんすごくおとなしいんですよね。笑いもせず、 まさか“ピース”とかするはずもなく…。別の機会にもMCをするように 振られたのですが無言でした。遠慮深いと言いましょうか、 身をわきまえていると言いましょうかー。

 会場、特に私の周りはすべて男の人で、いかにもバンドとかやっていそうな 若者が多かったんです。立ち見席だったからかもしれませんが。 女の人がどのくらい来てるかわからなかったんですけど、 清水さんの「光田くんのアルバム、会場で販売してます」の話に女の子が 笑っている声がしてたこと、「それからビデオも…」の言葉に もっと多くの女の子の笑い声が聞えたことで、 光田ファンもたくさんいるのだな…とわかりました。

 清水さんのお話が楽しかったです。しゃべり方は少しだけぼそぼそ なんですけど、、おもしろく話してくれて、ずーーっと笑ってたんです。

当時…光田さんファン心 全開で、しかも音楽のことはあんまりわからない
…そんな状態でしたので、レポートと言う感じでもありませんね〜^^;
それもひとつの通り道ということで。。。許してやって下さいませ。

(1997.10.10 & 2002.3追記 そにあ)