友井賢太郎ディナーショー

ゲスト:光田健一

98.9.9 at 富山観光ホテル



 さっきからロビーあたりにいた たくさんのおじさま・おばさまは、 ここのお客さんだったんですね。何かパーティーでもあるのかと思ったら、 友井さんのファンの方々でした。 当然ですが、光田ファンよりも圧倒的に多かったです。

 会場には円卓がいくつも並び、金屏風の前に2台のピアノ、両端に ウッドベースとドラムセット。楽器がなければ、披露宴会場と錯覚してしまい そうになる空間でした。ピアノは真っ白のものと普通の黒いグランドピアノ。 いったい、どっちが健ちゃんなんだろう?と、周りの人たちとしばし盛り 上がっておりました。

 早速ビールを注いでテーブルごとに乾杯が始まり、お食事タイム。 日本海に面した土地ならではの数々の料理に引き続き、後半は名物 "ますのすし"とてもすべては食べ切れません…。

 1時間ほどして、司会の女性が友井氏を呼び入れました。まるで新郎新婦 を呼び込む口調なのはなぜ?  友井氏登場し、いつか王子様が を軽快に奏でます。演奏後、本日のゲスト光田氏を少しおもしろく紹介して 招き入れ(また結婚式口調…)、早速二人そろっての演奏が始まりました。  まずはシャンソンの名曲 枯葉。 ん〜〜JAZZですよ!! おしゃれです!! 会場の空気がぐっと引き締まったよう です。

 そんなところでお遊び{1}、歌の題名のしりとり。スタートの曲は、 富山県民の歌 という、地元民すら 知っているか怪しい曲。でも、会場の中にちゃんと歌える人がいて拍手が 起こった!!

 お客さんから次々に答えられる曲は、年齢層に合っているのかバラエティに 富んでいました。文部省唱歌あり、演歌あり、なつかしい歌謡曲あり。 タイトルを聞いて 即、健ちゃんが弾いてくれるんですよ!! もう、 な〜んでもOKな健ちゃんでした。 自分の好きな曲も弾いたりしてたから、貴重なコーナーでしたね。 ルビーの指輪(イントロ付き!)、 宇宙戦艦ヤマトのオープニングテーマ などは聴きごたえ充分、 最後まで聴きたかったな〜。

♪{1} 弾いてた曲♪
与作
          ラ・クンパルシータ
(タンゴの超有名な曲)
ダイアナ
夏の思い出
りんご追分
かたつむり
煙が目にしみる
旅人よ
黒猫のタンゴ
時の過ぎゆくままに
     テレサテンの曲
いろいろ
       荒城の月 などなど…


 続いてお遊び{2}、ピアノ2台で違う曲を同時に弾き、その曲名を当てる というゲーム。二人が弾くジャンルだけ決めて、あとは何が演奏されるか わかりません。正解した人は、決勝大会に参加することができます。  二人の演奏した曲、やはり 童謡・演歌・歌謡曲 でした。聞いたことがあって歌えるのに、タイトルがなかなか出てこないん ですよ。決勝問題は一度やったものからでしたが、伴奏付きだったので むずかしすぎて。。。お子さん連れのお母さんが見事に当ててコーナー終了。

♪{2}問題の曲♪
ぞうさん もみじ
津軽海峡冬景色
悲しい酒    
   イエスタデー
シーサイド・バウンド
森のくまさん
赤いスイトピー
     …よこはまたそがれ も弾いてたな…


 ここで友井さんのメンバーでウッドベース&ドラムスの二人が、自転車に 二人乗りして登場。彼らに合わせて二人のピアニカ(友井氏&光田氏)が セッションしました。続けて二人はピアノに戻り、 スウィングしなけりゃ意味ないね のスタンダードナンバーでかっこ良く盛り上がりました。

 今度はベース&ドラムが入れ替わり、三枝さん&まことくん登場。 友井さんと健ちゃんで作ったというオリジナル曲を演奏しました。ちなみに、 健ちゃんのボーカル付き。とっても元気で、へ〜んな曲。 日本語の歌詞が曲と少しアンバランスな感じがして、笑いを誘ってました。 新しい洒落ソング??

 盛り上がった後は、ピアノ2台で!しっとり映画音楽メドレー。 とても素敵な演奏でした。友井さんの弾く主旋律に、健ちゃんがアドリブで のっていくという形です。とーってもリラックスして自由に弾きまくる 健ちゃん。お互いに信頼し合ってないと、こういうのって出来ないんです よね!お二人の仲の良さを再確認してしまいました。

♪白・黒ピアノ演奏曲♪
ムーンリバー
白い恋人たち
シェルブールの雨傘
いそしぎ



 友井さんのバンドの方再登場し、A列車で行こう で本編終了。この曲の途中で二人が前に出て挨拶をし、終わったかに見えま したが、バック再び大きくなり、あわててピアノに戻る友井さんと健ちゃん。 その際、二人の位置が入れ替わりました。これは演出だったのかな〜〜? アンコールでは2曲ほど演奏され、出演者全員舞台に上がっての大セッション で ディナーショーはお開きとなりました。

 いや〜とても楽しいショーでした。健ちゃんも次の日感想言ってたんですが、 あの人たち、自分に合う!!って、 相当喜んでいました。やっぱり日本人はこうでなくっちゃ、ね!!

(98.9 そにあ)