潤滑油及び切削油のお話

油 総つれづれなるままに?

ここでは一般的に潤滑油とと呼ばれる工業用潤滑油および金属加工用切削油についてお話したいとおもいます。

工業用潤滑には大別して汎用油(マシン油)・タービン油・油圧作動油・軸受け油・ギヤー油・摺動面潤滑油・冷凍機油・コンプレッサー油・熱媒体油・熱処理油・グリース・・・・等々に分けることが出来ると思います。各油種それぞれに使用機械及び使用場所・使用状況により添加される添加剤でさらに分類され油種が増えていきます。また各製造メーカーにおいてもそれぞれ工業規格の範囲内において分類しているように思われます。

よってユーザー各位においての、油種選定は使用機械の仕様説明書によるか、または信頼の置ける販売店に相談するかの方が安心出来ると思われます。

マシン油(JIS K 2238−1983) ISO VG 2/3/5/7/10/15/22/32/46/68/100/150/220/320/460/680/1000/1500と18種の粘度別に分けられている一般的にマシン油と呼ばれているのは、ISO VG 46マシンであるし、またスピンドル油と呼ばれているのは、ISO VG10マシンである。

タービン油(JIS K 2213−1983)ISO VG32/46/68と粘度別に別れさらに無添加(1種)・添加(2種)と分類される

各油種それぞれに上記のように分種・分類されるので詳細はご連絡くだされば調べさせていただきます。

金属加工用切削油は不水溶性・水溶性とおおきく2分され、油性においては動植物油・鉱物油・活性および不活性・等々とさらに分類されていき、水溶性においてはエマルジョン(乳化油)・ソリューブル(半乳化、透明)・ケミカル(不鉱物油)とぶんるいされる、JISにおいては不水溶性1種・2種 水溶性W1種・W2種と大きく分類されている。

切削油においては、上記分類のほか重要な選別情報に加工材料の種類・形態及び加工方法によってさらにおおくの分種・分類されるので、潤滑油以上に製造メーカー並びに販売店との信頼の置ける連携が必要になると思はれます。

つれずれなるままに書き記しましたので、指摘される箇所が多々あると思いますので、参考意見で結構ですメールおねがいします。

 

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