HALF-LIFE TOOLS



Worldcraft


Worldcraft HALF-LIFE用のマップエディタ

オリジナルのマップを作成できるエディタで、他のゲームのマップエディタと比べて個人的には一番使いやすいエディタであると思う。
もともとはQUAKEシリーズのエディタであったが、同じゲームエンジンの流れを汲む HALF-LIFE 専用のエディタに Ver2.0 からなっている。
HALF-LIFEのCDの中にもあるが、最新版が halflife.gamedesign.net からダウンロードできる。
現在の最新版は Ver 3.3 である。

 Ver 3.3
  • 3Dビューでの OpenGL によるレンダリング
  • 回転やサイズ変更時のテクスチャーデータを保護
  • テクスチャーアプリケーションの機能強化
  • 3Dビューでのスプライトのプレビュー機能
  • 「Entity」と「Brush」番号による検索機能
  • 3Dビューでの「Entity」のアイコン化
  • 3Dビューで、ツールによる操作をリアルタイム表示
  • 「Solid Entities」の表示色変更(色は FGDファイルより)
  • 3Dビューでのグリッド表示
  • テクスチャーの除去機能(「Tools」→「Replace Textures」)
  • テクスチャーの使用状況表示機能(「Map」→「Show Information」)
  • カメラ機能の強化
  • 3Dビューで「Entity」の直接配置が可能
  • 「Entity」プロパティ表示用のキー追加
 Ver 2.1
  • マップ上に大きな物体(例 TFC entities)を配置後、それを選択したときにクラッシュするのを修正
  • レジストリキーを Worldcraft 1.6 のものと別にした。そのため、1.6 との共存が可能になった。
  • 新しいキー操作を追加。Zキーをトグルスイッチとし、3Dウインドウにて A S D W キーで HALFLIFEの様に動かせる。
  • メモリ配分をより効率的にした。
  • Entityの flags や choices の変数が、他の変数と同じ名称で違うタイプであるときクラッシュするのを修正
  • インターネットで Worldcraft を更新できる自動アップデートユーティリティを追加。
  • 以前の、lights.rad を valve.rad に変更。新しい lights.rad ファイルは、一つだけのエントリーを含む。



World Craft でマップ作成後、コンパイルするときに表示される「Run Map」ダイアログの「Additional game parameters:」に -dev オプションをつけると HALF-LIFE で以下のコマンドが可能になる。
(続けて -console も可能)

コマンド効果
developer # デベロッパーモードの変更( # = 0..off , 1..標準(初期値) , 2..詳細モード )
r_fullbright # 明るさ変更( # = 0..設定した明るさ , 1..設定値に関係なく明るく )
r_speeds # 処理速度表示( # = 0..非表示 , 1..表示 )
ms は ping
fps はフレームレート
Wpoly は 建築物等の処理
Epoly は モンスター等の処理
理想値は常に Wpoly 400以下 Epoly 900以下
impulse 101全ての武器を入手
impulse 103モンスター情報表示(現在照準があっているモンスター)
impulse 104グローバルエンティティーの一覧表示
impulse 105プレイヤーの音声ON/OFF
impulse 106モデル/スプライト情報表示(現在照準があっているモデル/スプライト)
impulse 107テクスチャー名表示(現在照準があっているテクスチャー)
impulse 195, 196, 197, 199ai node の情報表示
record filenameデモの録画(〜\halflife¥valve¥filename.dem で作成される)
stopデモの録画を停止する
playdemo filenameデモの再生
timedemo filenameデモ再生による処理速度の測定

filename は任意のファイル名


Model Viwer


MDL Viwer HALF-LIFEのモデルビューワー

個別モデルの全ての一連の動作(ジャンプしたり、泳いだり)が閲覧できる。
ゲームデータファイル( 〜.PAK )からモデルデータをそのまま直接開くことができ、個別ファイルの解凍も可能になっている。

モデル自身を作成する機能はないが、テクスチャーのインポート、エクスポートができるので今あるモデルのテクスチャーを変更できる。
フルスクリーンでの表示や、3dfxにも対応している。

Chumbalum-Soft からダウンロードできる。

PakExplorer


PakExplorer データファイルエディター

ゲームデータファイル( 〜.PAK )に含まれるテクスチャーファイルや音声ファイル、マップファイル等の全ファイルを解凍せずにそのまま閲覧できる。
当然個別のファイルを解凍することもでき、逆に別のファイルを組み込むこともできるツール。
もともとはQUAKE用であるが、同じデータ形式なので HALF-LIFEでも使える。

http://quakestuff.telefragged.com からダウンロードできる。

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