何かと批判の多い IE (Internet Explorer)である。
おかげで、システムが不安定になったとか、全体の処理が重くなったとか...
トラブル情報等、それらの多くは他のサイトでもありそうなのでこのサイトでは、敢えて希なご本人無罪のケースについてである。
- IE4.01*1をインストールしようとすると、以下の様なメッセージが表示されインストールできない。
それ以上のバージョンといえば、IE5 になるのだが、そんなのは全くインストールしていないのにこんな表示が出る時がある。
それ以降どうやってもインストールが出来なくなってしまう。
これは、OSR2.5*2 をインストールし、USB サポート用のファイル「USBsupp.exe」「USBupd2.exe」を両方インストールしてしまった時に発生する。
「USBsupp.exe」はOKだが、「USBupd2.exe」が曲者である。
アップデートファイルなのだが、「WINDOWS¥SYSTEM¥VMM32¥VMM.VXD」等を英語版に変更してしまう。
そのためレジストリを破壊したり、全角のフォルダにアクセスできなくなる等のトラブルまでも発生させる。
その場合は、「アプリケーションの追加と削除」からとりあえずアンインストールして、「USBsupp.exe」だけをインストールするしかないようである。
同じ理由で IE4 必須の Visual Studio 6.0 ( Visual Basic 6.0 , Visual C++ 6.0 ... ) もインストールで失敗する。
- 右のスクロールバーを上下すると画面が固まる。
インターネット中に、IEの右側にあるスクロールバーを動かしたら画面が固まってしまった。
悪意のあるサイトにやられたかと思ったが、今度はローカルで自分のサイトの修正中にも発生した。
それ以来しばらく、ネットスケープ*3を使っていたが、やっぱり気になって調べていたところ、同じHTMLファイルでも画像を抜いたら何度上下させても画面が固まることがなくなった。
以前から、背景の画像が崩れるのでおかしいなと思っていたら実は、グラフィックドライバーが「JPEG」画像をうまく表示できないのが原因であったようだ。
最新版のグラフィックドライバーにしたら全く平気である。
とりあえず、何かあるとつい疑ってしまう IE であったりもする。
「おっ!また動かなくなった。IE のせいか...?」
IE4.01には細かくわけて3つのバージョンが存在する。 |
IE4.01SP1 | インターネットエクスプローラ4.01 サービスパック1 |
IE4.01SP1a | インターネットエクスプローラ4.01 サービスパック1a |
IE4.01SP2 | インターネットエクスプローラ4.01 サービスパック2 |
インターネットエクスプローラ4.0からバグ修正等をしていき、SP1、SP1a、SP2とリリースされる。
ちなみに、SP1とSP1aの違いは、Java 契約訴訟に対する裁判所の決定に従って、Java Native Interface (JNI) をサポートした Java VMのみで、その他の違いは無し。
現在の最新は、インターネットエクスプローラ5.0だが、5.0はセキュリティ上危険なので結局「IE4.01SP2」を使わざるをえない。
最近では、さらに2000年問題修正パッチまである。
「WIndows 95」で「USB」や「FAT32」を追加した「OSR2」の最新版である。
言わずと知れたインターネットエクスプローラのライバル、ネットスケープナビゲータである。
しばらく使っていたが、最新版の V4.7 でもたまに文字化けを起こし、結局 IE に戻ってしまった。
でもブックマークの管理は、ネットスケープの方が容量をくわない。
とりあえず、ネットスケープのブックマークを IE のスタートページ(正しくは、「ホームページ」だが日本では誤解されているので)にしておくと両方から使えて便利である(多くなると見にくいが...)。
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