中目黒


 いつもは南武線と田園都市線で往復していた母親の実家だが、カメラを持つようになってからは帰り道の単独行動が多くなった。南武線の旧型国電には目もくれず、東急のステンレスカーや小田急のロマンスカーに夢中になってしまい、今にすれば何か勿体ない気もするが、年齢相応の志向とすればむしろ健全だったかもしれない。車両のバラエティーという視点から足を向けたのが中目黒だった。


   まだ主力だった7000系急行の入線。赤い「急行」のサボはこの車両には特に似合っていたように思う。
 当時西武沿線にいた自分から見ると、東急電鉄は何もかもが最先端に見えたものだ。
     
   旧塗装の頃の東武2000系。首都圏の18m車はかなりの数が地方私鉄に散っていったが、この車両は東武線内でその生涯を閉じている(と思う)。
 巷のイメージはともかく東武の電車は他社と比較しても決して劣るものではないのだが、車両ブローカーにも好みがあるのか、とも思ってしまう。
 ただ、クリーム色一色になってからは、車体と車内色がほぼ同じとなってしまい、これには最後まで馴染めなかった。
     
   本線で最後の活躍をする5000系。時期的にはタッチの差で方向幕が取り付けられてしまったが、これはまだ行先板受が残っている。これを見るとやはりオリジナルの姿が一番美しいと思う。
 ところで、上の7031番やこの5044番の第二の職場はどこだったのだろうか。

戻る   TOPページへ