カンタン! ホワイトバランス調整ボードの製作 (C12)

 ビデオやデジカメの撮影で正確な色再現を必要とするとき、カスタムでホワイトバランス(以下WBと略す)を設定しなければなりません。専門的には右図のようなグレースケールチャートを撮像しますが、一般的ではありません。そこで簡易的な方法として適当な白ボードや白紙で代用することになります。しかし、この方法はWB設定前の露光を自動で決めると、中点濃度域でWBを調整することになり、機器によっては最適に調整されない場合があります。
 今回、それら問題を回避できる、WB設定前の露光を自動で決めても基準とする白色部が適当なハイライト部に移行し、バランス調整をするWB調整ボードを考えてみた。

製作の実際

用意する材料は写真材料店で販売している、黒色・白色・透明の塩ビシートが3点セットになったもの。今回使用したものは、ヨドバシカメラで販売している「ボード3点セット」のSタイプ(14cm×16cm ¥600)です。他に、接着剤(ボンド)、粘着テープをそれぞれ少々。

先ず、黒色シートを半分に切断する。半分にした一つを長辺方向からさらに半分に切断する。この1/4に切断した黒色シートを、白色シートに「完成見本」のような配置で接着する。このとき、各シートはマット加工面を表向きにする。次に、透明シートを汚れ防止のカバーにする。「完成見本」のように粘着テープで開閉できるように綴じる。

完成見本

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撮像画面の例

使用方法

カメラの測光モードは「スポット」以外のモードにする。

なるべく絞りを実際に撮影する値にする。(露光は自動!)

調整ボードを「撮像画面の例」のようにファインダーに捉え、カスタムWBを実行する。
調整ボードは反射しないように注意しよう
曲がってもよいが、調整ボードの中心と撮像画面の中心は一致させよう。

[感想]

 かなり良好に使えました。カメラFP6900Z、測光モード:マルチのとき、WB調整の白ポイントレベルは約230(8bit)でした。

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