| (1) から (6) の画像は、DOS/V マガジン 2004/4/1号に掲載された比較テストのものである。この内、(2) の DiMAGE A2 と、(6) の S7000 を除き、明るさの違いはあるものの同系色の発色をしている。一方、(2) の DiMAGE A2 は暗く黄ばんだイメージであるが、これはこのカメラの自動判断が過度に明るく感じたのと、空の青さの影響なのか色温度を高く判断したため、アンバーな色調になったと考えられる。 |
| さて、(6) の S7000 はどうだろう。他の5枚の画像と比べて異彩を放つ発色である。これも、(2) の DiMAGE A2 のように自動判断の誤差によるものだろうか。しかしそれはあり得ない。何故なら、この画面の中に、グリーン寄りの発色に誤動作させるような情報はないからである。 |
| F社はこの発色を「総合的な判断で作られた色」と説明しているが、つまり「これがベストな色である」という意味だが、この発色をするのは光源が「デーライト」の時のみであり、蛍光灯光源下の撮影では、(6) のような発色にならず、均整のとれた一般に「正常」と考えられる発色で撮影される。このグリーン被りの発色が、「ベストな色」と考えるなら、蛍光灯光源下の撮影でも、「ベストな色」?のグリーン被りの発色でなければならないがそうではない。この矛盾は、「総合的な判断で作られた色」ではなく、設計ミスによる動作不良の結果でしかない。 |
| カメラを日本語で「写真機」という。「写真機」の「写真」は、「真実を写す」という意味から考えられた固有名詞である。その真実は形だけでなく、色をも再現するのであれば、その色はできるだけ真実に近い色でなければならない。管理人はこの写真の撮影現場に立会っていないが、別の日常に経験する天気の屋外に同等と考えて差し支えないだろう。それならば、撮影現場が (6) のような色調の風景に見えている筈もない。 |