レンズの宿命として、周辺光量の減少は止む得ない。特に広角レンズや絞りが浅いときに影響が大きい。しかし、周辺光量がバランスよく減少し、色ムラ等が伴わなければ、我慢できる場合もある。
一般的なデジカメはかなり手抜きなレンズが使われ、画像の片方がやけに暗かったり、周辺部に色ムラが出たりして、大きいサイズにプリントするとかなり醜い場合がある。これら歪みの原因は光学系のほか、CCD等の電気系にもその要因がある。スッキリした画像を求め、これら問題を解消するより完璧な方法を検証してみた。なお、サンプル画像は絞り開放(F2.8)で撮影したものである。
当処理方法は複数枚の画像をつなぐパノラマ写真の合成にとても有効である。
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