測定にあるいは、2カメ、3カメのスイッチャー入力等に、正確な出力レベルのビデオ信号を必要とする場合がある。この様なときウェーブモニターで調整する訳ですが、手間もかかるし、くり返し精度が良くありません。
そこで、最初にカラーバー信号(100%白付き)を入力して校正調整して置けば、その後はLEDランプ表示によって正確な出力を再現できる装置を考えました。回路構成は見ての通り定番回路の組み合わせです。
■表示コントロール部について軽く説明します。表示用のビデオ信号はまずLPFを通りカラーやスパイク成分を除去し、次に、D1によって同期信号端をクランプします(D2はD1の温度補償用です)。
■その後、D3によってピーク検波され、ウインドコンパレータに入力されます。ウインドコンパレータでは規定レベルと同等に判断されると上下両方のOPAMP出力はHIレベルになり、G,R 両方のLEDが点灯(ジャスト)。 低い場合は上側のOPAMPのみHIレベルになり、G LEDが点灯(アンダー)。 高い場合は下側のOPAMPのみHIレベルになり、R LEDが点灯(オーバー)します。
■なお、次のことに注意して下さい。出力側に使用するケーブルは周波数特性が劣化しない長さとし、校正調整後は仕様を変更しない。次に、入力側に長尺ケーブル(5C-2Vの場合50M以上)を使用する場合はEQ(イコライザー)を追加すること。
(回路図)
| ◆ 仕 様 |
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ビデオ入力:0.7〜1.0Vpp(75Ω)×1 |
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ビデオ出力:1.0Vpp(75Ω)×2 |
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ゲイン補償:0〜−3.5dB ランプによるレベル表示付。(カラーバ信号入力時) |
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電 源:DC12V,0.15A |
| レベル表示部性能 |
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くり返し設定精度:1%以内 |
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ドリフト:±0.02% / ℃以内(100%=1Vpp) |

| ◆ 調整方法 |
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| 1 |
カラーバー信号(SMPTE仕様がベスト)を入力し、出力にはウェーブモニター(校正済み、75Ω終端)を接続する。 |
| 2 |
出力が1Vppになる様にGAIN VRをセット。次に、G,R LEDが点灯する様にVR1レベルを調整。これで おしまい。 |