7.10 白浜、江ノ島  4:30〜11:30
             小潮 曇 

 クロゲンさんの磯釣り教室に参加してきました。場所は南房白浜の江ノ島です。
 早朝はアジが廻っており、5人で10数匹(25〜40cm)アジが釣れました(私は1匹だけ)。それからは小メジナが沸いてきてオキアミ餌ではどうしようもなくなり、チヌパワーくわせダンゴによる練り餌釣りに変更しました。
 ダンゴ餌の使用は本日の教室のメインテーマでした。ダンゴはくわせダンゴに寒梅粉それに場合によっては「チヌにこれだ」を加えます。そして餌取りの多少によってダンゴの硬さを調節します。
 コマセを投入した場合、まず餌取りが集まり、少し遅れて良型メジナがコマセの中心から少し離れたところまで寄ってきます。餌取りが集まってから良型メジナが寄ってくるまでのほんの数秒程度の時間、付け餌を持たせることがくわせダンゴを使う一番の目的です。くわせダンゴではオキアミ餌より大型が釣れるのが特徴です。
 餌取りが多い場合、ウキにアタリが出る前に餌を取られてしましますが、くわせダンゴでは確実にウキにアタリが出ます(以上全てクロゲンさんに教わったことです)。
 最初はウキが沈むとすぐに合わせていたのですが、なかなか針掛りしませんでした。クロゲンさんからも合わせが早いとのアドバイスを受け、合わせるのを我慢することにしました。アタリがあってもその半数以上はウキが再浮上し、餌が取られます。しかし残りはウキが加速度を付けたように沈んで行きます。その時に合わせるとほぼ確実に針掛りすることが判りました。コツが判れば、心にも余裕が出ます。再浮上するアタリを捨て、かなりの確率で針掛りさせることが出きるようになりました。
 この日のメジナの最大寸は25cm程度でしたが、くわせダンゴ釣りの第一歩がわかって充実した日を過ごせました。クロゲンさん、ありがとうございました。

  付け餌:オキアミ、練り餌(くわせダンゴ+寒梅粉+チヌにこれだ)

  コマセ:グレパワースペシャル、グレパワー遠投?V9、オキアミ

 クロゲンさんについて

 クロゲンさんの隣りで釣ってクロゲンさんのすごさが判りました。
 第1に手返しがとても速いのです。ダンゴの握り→ダンゴの針付け→仕掛けの投入→実釣→仕掛けの回収まで、クロゲンさんは私の倍近くの速さでした。私がクロゲンさんと同じことをやろうとしてもダンゴの餌付けに時間がかかり、同じペースを保つことができませんでした。そこで、実釣の合間に次のダンゴを練っておくことで、だいぶクロゲンさんに近づくことができました。でも自分のペースではないので長続きできませんでした。上達するにはクロゲンさんのペースを自分のものにしなくてはなりません。
 次にクロゲンさんは実に色々な攻め方を試みておられました。沖目を中心に、磯際、サラシの中と色々なポイントを攻めていました。コマセワークもとても参考になりました。塊として/あるいはバラケさせての投入、ウキにかぶせたり/潮上/瀬際への投入等です。本当は何か変わったことをやるたびに「何やってまんねん」と大西満氏よろしく聞いてみたかったのですが、なかなか聞けませんでした。

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


7.17  館山 3:30〜8:00
             中潮 濁り、凪、晴れ 

 いつものカラス貝のウキフカセ釣りです。今日は潮が濁っており、1投目から餌を取られるなど、状況は最高でした。5時過ぎに40cm級が釣れたのを皮切りに4枚立て続けに釣れました。何れも前アタリの後、少しだけウキが沈む程度で、食いは浅かったようです。実際1枚目だけは針を飲み込んでいましたが、その他は全て口の周りでした。
 6時半くらいに2枚、7時半に2枚とおおむねコンスタントに食ってきました。餌は何れも小振りのカラス貝です。大きな貝では食いませんでした。今年は順調に釣れています。問題はいつまで釣れ続くかです。
 今日もいつものように1枚だけキープして、後はリリースしました。嫁さんからは人にやるから2枚余分にもって帰ってくるように言われていたのですが、やはりキープは1枚にしました。

 付け餌:カラス貝 コマセ:カラス貝、チヌパワームギ、ヌカ、砂、魚粉パウダー、オキアミ 

 

 

 

 

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


7.25  館山 4:00〜8:00
             中潮 濁り、向かい風強い

 TAKEさん、いるよんさんとの釣行です。いつものカラス貝のウキフカセ釣りです。私は24日から館山に来ていたのですが、風と波で竿も出せませんでした。25日の朝はどうにか竿を出せましたが、完全に底荒れの状態でゴミが多く釣りづらい状況でした。オキアミでも餌が残ってくる状況でしたので、カラス貝では望みは薄いものでした。アタリは一度もなく、貝が割られて帰ってきたのが1回あっただけでした。7時ごろに風でバッカンが流されたこともあって、8時に早上がりしました。予備のコマセはあったのですが、作る気にもなりませんでした。TAKEさん、いるよんさん、こんな日に誘ってしまってごめんなさい。私と行くと釣れないというジンクスはまだ生きています。誰か早く破って!

 付け餌:カラス貝
 コマセ:カラス貝、チヌパワームギ、チヌパワー、荒挽きサナギ、魚粉パウダー、
     オキアミ、アミエビ

 *いつもより多くの種類をコマセに使っていますが、チヌパワー、荒挽きサナギは残っていたものの処分、アミエビはHPの写真撮影用に買ったもので意識的ではありません。    

 

 

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


7.31  館山 4:00〜8:00
             中潮 濁り、向かい風やや強い
 

 いるよんさん、aiaiさん、矢野君との釣行です。先週同様風が強く釣りづらい状況でした。しかしボラが多く、いかにも釣れそうな状況でした。
 釣り始めて2、3投目、続けて餌が取られ、矢野君も貝を割られました。しかしアタリは出ないままで、以降気配は感じられなくなりました。
 7時頃、aiaiさんに39cmのクロダイがヒット。餌はオキアミで餌取りに取られない様にテトラ際にゆっくり餌を落としたそうです。
 7:15頃、私にもアタリがありこれは30cmのカイズでした(餌はカラス貝)。
 そして8時ごろにいるよんさんにも34cm(貝)が釣れました。矢野君は午前中釣れなかったものの、夕方は45、28、28と3枚上げ、全員が型を見ました。
 めでたし、めでたし。

 付け餌:カラス貝
 コマセ:カラス貝、チヌパワームギ、魚粉パウダー、オキアミ

 

 

 

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


8.8  館山 3:30〜5:10
             中潮 薄濁り、無風

富浦に掛かり釣りに行く前に館山でちょっと竿を出しました。でも一度もアタリはなくカラス貝も割られませんでした。周りも上がっていませんでした。
 後から聞いた情報ですが、この日はカラス貝では全く釣れず、ダンゴ釣りで黒鯛が釣れたそうです。ここの黒鯛もカラス貝に飽きてきたようです。

 付け餌:カラス貝
 コマセ:カラス貝、チヌパワームギ、魚粉パウダー、オキアミ

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


8.8  富浦 6:30〜14:40
             中潮 濁り、無風 

 富浦の掛かり釣りに2回目の挑戦です。BFBCのshimanoさん、久保田さん、幸田さん、清水さん、鷲尾さん、柳沢さんとカセ(船)を借り切っての釣りでした。
 オキアミで開始したのですがアジの猛攻でした。私はお土産確保に色気を出してオキアミで攻めつづけていたのですが、早々にオキアミを見切って、ネリックスに変えていた清水さんに35cmの黒鯛がヒット(7時頃)。10時頃?に今度は久保田さんに33cmがヒット、餌はコーンでした。12時頃からはshimanoさんの一人舞台となりました。48cmの黒鯛(コーン)、30cmのマダイ、カイズと上げました。鷲尾さんは3発掛けたものの、何れもバラシ! 柳沢さんも良型アイゴとバラシ1回?とそれなりに楽しめたようです。さあ、私(+もう一人)は一体何をしていたのでしょう? 
 私には14時頃までほとんど気配はありませんでした。14時過ぎに餌をカラス貝に変えた所、貝が割られて帰ってきたことが1回、前アタリが3回ありました。でも本アタリは出ませんでした。残念でした。未熟です。今度こそ釣りたいです。

 この日は周りのカセや筏でもかなりの黒鯛、ヘダイ、マダイが上がっていました。
9枚釣った人もいたようです。私以外は好調だったようです。

 付け餌:オキアミ、ネリックス、サナギ、コーン、カラス貝
 コマセ:筏大チヌ、チヌパワー、ヌカ(*)、魚粉パウダー、オカラダンゴ

 (*)港に帰ってから、ヌカは使用禁止だと知りました。皆さん、ヌカは使わないようにして下さい。ちなみに勝山もヌカは使用禁止だそうです。

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8.13  呼子 6:00〜13:20
             中潮 澄み、多少うねり

福岡に帰省し、大学時代の釣り愛好会の友人と呼子から出船し、壱岐沖の泉瀬近くで船釣りです。
 ビシマ(約30cm間隔にオモリが付いた道糸)のテンヤ釣り(手釣り)です。テンヤのオモリは15〜18号です。普通の仕掛けの場合、オモリが底に着くと糸の出が一瞬止まるので底取りできるのですが、ビシマは難しいのです。底取りのポイントは3つ。
(1)着底すると糸の出が僅かに遅くなる。
(2)オモリを手繰り上げると重くなるところがある。
(3)船の揺れでオモリがコツコツと底にあたる。

 最初のうちは底が全く判らず、外道でベラが釣れてきたから「だいたい合っているみたい」と一定の水深で釣っていました。友人は45cmくらいのコロダイや、30cm前後のマダイを立て続けに上げますが、私は餌取りと思われるアタリのみでした。
 何度も仕掛けの上げ下ろしをしているうちに底取りが出きるようになり、30cm以下のマダイや、イサキ、ナベダイ(ベラ科。イラとかテンスとかいう奴?)が釣れるようになりました。その他、アコウ(バラハタ)、マハタ、カワハギ、エソ、サメ等が釣れました。2度のハリス切れ(8号)によるバラシが悔やまれます。船中(6人)でマダイの最大は40cm程度で、大型は出ませんでした。
 今回のビシマは友人からの借り物でしたが、今年末の帰省の際には購入し(一万一千円程度)、再挑戦する予定です。でも今回の水深は30〜50mだったのに対し、冬場は110mの深場だそうです。底取りが不安です。

 付け餌:活きエビ
 コマセ:なし

     


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


8.14  猪野川 14:00〜16:30


 子供、嫁さんを連れて久山、猪野川に川遊びに行きました。福岡市内から近い清流です。500円の網でハヤを狙いました。ハヤを上流の方に追っていき、ハヤが下流に方向転換した時に網をハヤの進行方向を妨げるように網を出します。この方法で5〜10cmのハヤを2匹ゲットしました。こんなものでも真剣になってしまいました。また、ドンコ、フナ?、サワガニ、エビ、ヤゴ、川虫(ムカデみたいな奴)も獲れました。

 

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


8.29  乙浜 3:30〜11:30

      中潮 4:50満潮 晴れ、無風、べた凪、澄み 

 sakazakiさんから「乙浜で大型メジナが浮いてくる。際なので掛けてもすぐに潜られてバラしてしまう」との情報をもらいました。取ることを第一に考え、竿5号5.3m(借り物)、ハリス8号、針グレ10号の仕掛けで挑戦してみました。
しかし、一度も大型を針掛りさせることはできませんでした。

 夜明け後から餌取りが急に増え、子メジナ、ベラ、ボラ、サンバソウ(石鯛の赤ちゃん)、フグ、ハタンポなどが釣れてきました。水面にはボラはいますが、大型メジナの姿は見えませんでした。10時ごろになってようやく50cmくらいの茶色のメジナが1匹浮いてきてコマセに反応するようになりました。このメジナは水面下30〜50cmを悠々と泳ぎながら、時々浮いてきてコマセを食っています。

 私とメジナの戦い(約1.5時間)の一部始終は以下の通りです。尚、水面近くにはこのメジナ以外にはトウゴロウイワシしかいなかったので、完全に1対1の勝負でした。
(1)メジナは茶色だったので最初はクロダイと思い、最初の15分はハリス3号に落としました(クロダイなら3号でも取れると思って)。メジナは仕掛けの付いたオキアミ10cmくらいのところまで近づくのですが、プイッと横を向いてしまいます。尚、ハリスはフロロカーボンだったのであっという間に沈むため棚(水面〜30cm)に留まる時間が短く、メジナの動きにオキアミを合わせることが難しい状況でした。ナイロンは持っていなかったのが残念です。

(2)メジナだと判って、ハリス8号(フロロカーボン)に戻しました。3号でも見破られているのですが、3号では絶対に取れないので仕方ありません。当然ながら8号でもメジナは近づいてきますが、寸前で避けます。

(3)もうちょっとメジナに食い気を出させようと、オキアミに黒鯛行脚さんお勧めの魚粉パウダーをまぶしてみました。これは明らかに効果がありました。でも仕掛けが付いたオキアミには・・・×。

(4)メジナが水面〜30cmまでのオキアミにしか興味を示さないことがわかったので、ハリスを70→30→20cmと短くしました。タナはバッチリ合ったのですが、それでも食いません。コマセのオキアミと仕掛けのオキアミがきれいに同調してもメジナは仕掛けのオキアミだけを残して全て食べてしまします。メジナは絶対見破っています。

(5)11:30、メジナの食い気は依然として続いていたのですが、コマセがなくなり終了。メジナのKO勝ちに終りました。

 仕掛けが見破られた原因として以下のことが考えられます。
(1)メジナはハリスが見えていた。  
(2)針が見えていた。
(3)仕掛けが付いたオキアミの動きの不自然さが判った。
  果たして真実は?

 そのうち「釣りの科学」にメジナの就餌行動をアップする予定です。
 今回釣れなかったのに悔しい気持ちがしないのは何故でしょう?

付け餌:オキアミ、くわせダンゴ
コマセ:グレパン、オキアミ、魚粉パウダー

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


9.26   三浦半島、長井 6:00〜15:00

      大潮 5:50満潮 晴れ、凪、濁り 

 約1ヶ月ぶりの釣行です。関東黒鯛行脚の釣り会で10名が参加しました。三浦半島の長井での筏釣りで私は筏釣り3回目の挑戦です。
 釣り始めて1時間、前日の飲み会と寝不足のため船酔い。約2時間休憩後、釣りを再開。今日はダンゴの水分調節がうまく行き、さらにボラも多かったため(長井にしてはボラは少ないということだが、過去2回の私の釣行からみると多い)ダンゴは着底後、すぐに割れる状況で釣りが出来た。でも前アタリの後に本アタリというようなクロダイの典型的なアタリは見られなかった(はず?)。関東黒鯛行脚の会長によるとこの日は食いが浅く、ダンゴが割れた直後のチョンで合わせないと餌を離してしまうため乗らないとのことであった。筏で黒鯛を釣ったことがない私はとてもそのような状況に対応できず、またまたボウズ。付け餌はオキアミ、ネリックス(アミ)、コーン、サナギをローテーションで使って行ったが、オキアミではすぐに餌がなくなり、コーン、サナギでは餌取りにもかじられない状況でした。外道はボラ、アイゴ、キス、ゴンズイ、イワシでした。

 私以外の関東黒鯛行脚の会員8名でカイズ4枚でした。でも会長は6枚ゲット。次元が全然違います。海の底が見えているみたいで凄過ぎます。前世はクロダイだったとの噂が出ています。会長の足を引っ張らないよう、私は秘密の修行に行くつもりです。 

 付け餌:オキアミ、ネリックス、サナギ、コーン
 コマセ:筏大チヌ、チヌパワー、オカラダンゴ、魚粉パウダー、サナギミンチ