更新のブランク

半年振りのHPの更新です。

 HPを立ち上げて3年、釣りを通じて色々な人と出会い、いくつもの釣りクラブにも入会してきました。最初は楽しさが上回っていましたが、長くやっていると色々な問題が出てきました。
 趣味であり、息抜きであるはずの釣りが、「例会に参加しなければ・・・」等と義務感を感じるようになり、昨年末あたりからは釣りに行こうという気持ちにもなれませんでした。これらのことが影響してHPの更新も滞り、特に今年に入ってからは、自分のHPのBBSさえも全く見ていませんでした(書き込みをしてもらった方はレスしなくてすみません)。

  しかし春になって毎年恒例としている金谷通いを始めました。ここの常連さんはこの時期だけ金谷に来る人たちで、毎年会うのを楽しみにしています。今年も常連さん達と一緒に釣りをしたり、純粋に釣りの話をしたりして、さらに自分自身の釣果も良かったので、ずいぶんリフレッシュできました。そしてようやくHPの更新も再開です。

 でも半年もほったらかしにすると、更新も簡単にはいきません。それなりに書いていた釣行記や「水族館」用デジカメ写真の編集は時間が掛かりました。さらに前々から気になっていた書式の統一も大変でした(まだ未完)。尚、重荷に感じているBBSは廃止し、profileも釣り以外のことは削除しました。

 今後は釣りを気楽に楽しんで行きたいと思っています。また実験も嫌いじゃないので「釣りの科学」の更新もマイペースでぼちぼちやっていきます。

 

           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タモの改造

 ここ数年は数千円の安物のタモを使っていました。買う時になるべく軽いものを探したのですが、何故か安い方が重量が軽かったので、ちょっと心配だったものの値段につられて購入しました。使ってみるとグニャグニャした感じで使いやすいとは言えなかったものの、買い替えるのはもったいないし使 っていました。タマ網の部分は王様印のワンタッチで付けられるもの(写真)にしていたのですが(これは優れもの!)、ここ半年、取り付けネジが固着して取れなくなっていました。カラス貝の採取が必要な時期になったので、外すためにパイプレンチで無理にまわ したのですが、ワンタッチタモの ジョイント部分のネジが折れ、さらに折れたネジを取ろうとしたところタモの柄のネジ(メス)取り付け部も割れてしまいました。新しくタモは購入したのですが、残ったタモをカラス貝取り 対応に改造してみました。カラス貝を取る時はタモの柄の腰が必要です。
 

 タマ網を取り付けるネジの部分を釣具屋で探したのですが、売っていたのはタマ網のネジの口径を変えるアダプター(写真 左)のみ。仕方なく購入し、タモの柄の先に埋め込むことにしました。接着剤での固定となるため、すっぽ抜け防止に2個購入。

 アダプターはタモの柄(計5段)の2段目のパイプの根本には太くてぎりぎり入らず、3段目の先端にはスポスポという状態でした。そこで2段目の根本のパイプ内に入るまでモーターで回転させながら、アダプター表面をヤスリで削りました(写真左、元々は黒い塗装だった)。

 タモの柄の2段目のパイプは3段目の先端からちょっと出るように根本に近いところ約20cmをのこぎりで切断。パイプの切り口ににビニールテープを巻 いて切るときれいに切れました。切った後、切り口をヤスリで整えます。
 

 アダプター(2個)を繋げ、2段目のパイプの中に入れ、エポキシタイプの接着剤で固定して完成。費用はジョイント360円×2+接着剤240円で合計960円でした。

 

 

 

 元々5.4mのタモが約3mと短くなりましたが、実質的には3段目のパイプからの使用となったため、径が太くなり、カラス貝取りが楽になりそうです。海面までの距離がない場所ではタモとして活躍しそうです。 でも接着部分の耐久性がちょっと不安です。良型を掬おうとしたら、接着部分が外れてタマ網が魚とともに海底に・・・。考えたくもない。

実際にカラス貝を取ってみましたが快調でした。

           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴミ問題 No.2

 「リリースした魚のその後」で情報をもらったHさんから、自分が行っているゴミの処理方法についてHPで紹介して欲しいとの依頼を受けました。車が汚れないようにプラスチックの衣装ケースを使う方法です。Hさんは「自分の出したゴミは、自分で持って帰りましょう」と訴えていても効果が少ないのでは? ゴミの持ち帰り方を提案できれば少しずつ変わっていくのでは?と考えておられます。

 

 皆さん、自分のゴミは持って帰るのが当たり前だと思いますよね。もちろん僕も自分のゴミは当然もって帰ります。他人が捨てたゴミまで持って帰ります。
 ではなぜゴミを散らかして帰る人がいるのでしょうか? いくつか理由はあると思うのですが、ゴミを散らかして帰る人は、自分の車を汚したくないと言う気持ちが働くのではないでしょうか?(もちろんそんな人は、釣りなんかやらなければ良いと思うのですが
) みんな大人なので釣り場を散らかしてはいけないとわかっていながらでも、自分の車が汚れるのが嫌だから、ゴミを置いてきてしまう。これが現実のような気がします。 
 クーラーボックスの中には飲み物や食べ物を入れ、帰りは釣った魚を入れてくるのでしょう。その食べようと思って持って帰る魚と一緒にゴミを入れてくるのは誰でも嫌ですよね。それなら帰りにゴミや汚れ物を入れてくるケースを持っていけばよいのではないでしょうか?

 僕は80×40×40
cm位の大き目の衣装ケースを車に積んでいます。釣り場で使ったバッカン、水汲みバケツ、コマセひしゃく、オキアミカッター、ウキ、タモ等汚れた物は全部この中に入れて帰ってきます。当然ゴミもこの中に入れてきます。一日遊んで疲れて帰ってきても、汚れ物のケースだけ下ろしておけば車の中が臭くなることもなく後片付けも楽だと思うのですが、いかがでしょう?

 僕は店のお客さんを釣りに連れて行くことがあるのですが、道具は貸さないことにしています。自分で買い揃えた人だけ、本当に釣りがやりたいんだと認めて連れて行きます。竿やリール、ウキ必要最低限の道具を買わせ、その他にホームセンターでプラスチックの衣装ケースを買うことを勧めています。空の衣装ケースを持って行かせるとちゃんとゴミを持って帰ってきてます。

 その釣り場をホームグラウンドだと思ってる人は、絶対に散らかさないと思います。立ち入り禁止になったり魚が寄らなくなるのが嫌だからです。魚の釣れるような場所を人工的に造ることは難しいでしょうから今釣れているような場所は、これからも大切にして行けたら良いと思っています。

私が良く行く釣り場もこんな事がありました。

 ここの常連のごく一部の人は平気で海にゴミを捨てていました。しかし最近一人の釣り仲間が大きなビニールのゴミ袋を持ってくるようになり、皆がゴミを入れられるようにしたところ、常連もここに捨てるようになりました。
 Hさんが言うように、ゴミを捨てなくても良い状況を作り出すことはマナー向上のために重要なポイントです。Hさんの方法を参考にしてください。