ニセイカウシュッペ山

マイカーアプローチの最新情報(2000年7月)

先週、ニセイカウシュッペ山に行きました。

1999年夏から、古川林道が利用できるようになったそうです。まずこのコースを紹介します。

通称、中越コースについて:旭川から国道39号線を上川に向かい、ここから国道273号線(上川国道)に入り、中越という地名の、中越橋手前の林道(芽刈別林道)に入る。しばらくすると右手に古川砂金越林道とぶつかり、これに入るとまもなくゲートとがある。営林署で施錠のナンバーを教えてもらえるとの事。さらに進み、左手の林道を一本過ぎ、そのまま走ると左手に折れる林道が古川林道で、ゲートを過ぎて後は清川からのルートと合流し、登山口に到着するとの事です。  このコースの使用許可を得ようと、上川営林署にアクセスしました。ところが先週の大雨で林道が痛み修復中で、通行止めとの事でした。
そこで、清川コースの状況を尋ねますと、古川林道に至る他のコースを教えて貰うことが出来ました。

2つ目のコースについて:国道273号線を過ぎ、層雲峡に向かって1キロほど進むと、右手に大雪山菜加工場の看板を見ます。ここを左折、すぐにコンクリート工場を見ます。真っ直ぐ砂利の細い道に入ります。  しばらく行くと、ニセイカウシュッペ山登山口まで17キロの看板を見ます。ここから、水に削られた石ころだらけの急坂で、注意しないと車の腹を擦るところです。営林署の話ではFRの自動車では無理と言っていましたが、納得する場所でした。  笹の覆い被さる細い道は、途中、ヒグマの糞が山になっていました。蝦夷シカの親子が曲がり角から突然現れ、前方を逃走する姿は、まさに北海道そのままでした。  道なりに進むと、木の幹に小さな板に「ニセ登山口」と赤ペンキで矢印が有り、それに従い左折します。さらに右手に「ニセイカウシュッペ山登山口まで5.1キロ」の比較的大きな看板を見つけ右折すれば、途中清川からのコースと合流して、登山口の駐車場に到着します。途中水たまりが多く、後半は傾斜が増しますので、雨の後などはやはり四輪駆動車が無難といえそうでした。  清川コースの入り口は、踏み跡も消え入りそうで、楽な新コースが定着すると、廃道になる可能性も有りそうです。

この日、7月22日にここから登山した人4名。60歳女性と20代の女性の2人パーティー、41歳の男性単独、そして、ぼくの50歳でした。女性パーティーは約6時間、男性は3時間。ぼくは5時間で往復しました。
なお、上川営林署の電話番号は01658−2−1171です。親切にいろいろな情報を知らせてくれます。ゲートの鍵のナンバーも教えていただきましたが、当日は開いていました。何組か入山する連絡があったためかも知れません。300名山の山別に情報欄にお役立て下さい。             

 以上は、札幌在住のUさんからの情報です