沼津駅周辺総合整備事業について
沼津駅周辺総合整備事業は大きく分けると都市基盤整備上物整備にわかれます。都市基盤整備鉄道高架事業関連道路整備事業土地区画整理事業特定再開発事業の四事業にわけることができ、上物整備市街地再開発事業駅北拠点開発事業にわけることが出来ます。
鉄道高架事業

都市の発展と共に、鉄道に乗り換えて、土地利用が進んだ結果、市街地において、多くの道路と平面交差している鉄道は、踏切による交通渋滞や踏切事故の原因となり、都市活動の大きな障害となっているだけでなく、地域を分断し、均衝のとれた都市の発展を阻害しています。この事業は、このような地上にある鉄道を一定の区間連続して高架化することによって、多くの踏み切りを一挙に除去し、立体交差化を実現させる都市計画事業で、静岡県が事業主体となっています
この事業により、駅周辺において都市的な土地利用に転換可能な空閑地が生じ、これらの土地の活用により、南北駅前広場の拡張や、駅周辺市街地の再編、新たな都市機能の導入が可能となります。また、市民生活や経済活動に大きな障害となっている南北交通の円滑化が図られ、高架下空間の有効利用も図ることが出来るようになります。
関連道路整備事業

駅周辺のおける交通の円滑化、歩行者の安全確保、良好な環境・景観の形成などをめざし、幹線道路の拡張や新設、また高架下の空間を利用し、南北方向の歩行者通路などの整備を行っていきます。なお、土地区画整理区域内の幹線道路については、土地区画整理事業により整備を行っていきます。
土地区画整理事業

沼津市が、沼津駅南地区において、鉄道高架化事業により発生する空閑地を活用し、既存市街地と一体的に整備を行い、新しい都心核の形成を図ります。   (施工面積約12.5ha)
特定再開発事業

地域振興整備公団が、沼津駅北地区において、JR東海道本線・御殿場線の高架事業と併せて土地区画整理事業などを行うことにより、公共施設、移住環境の整備・改善及び都市機能の新たな核となる拠点施設の導入を図ります。
施工面積約27.4ha(静岡東部拠点第一地区土地区画整理事業 約12.1ha:H12.3事業認可)
             (静岡東部拠点第二地区土地区画整理事業 約15.3ha)
市街地再開発事業

商業活性化のための核的施設となる都市型商業施設を導入することにより、駅周辺商業地のにぎわいを創出すると共に、南口駅前広場を拡張整備することにより、市民がわかりやすく利用しやすい、バス・タクシーのターミナル機能の向上を図ります。 (施工面積約1.9ha)
駅北拠点開発事業

旧駅北国鉄清算事業団用地を活用し、県東部の中核都市として都市機能を整備することにより、魅力とにぎわいのある広域的都市拠点の形成を図ります。その先導的施設として、平成10年10月に、経済・文化の交流の場として「多目的展示イベント施設」が開館しました。
H 14.4現在沼津市沼津駅周辺整備事務局 開発課発行パンフレットより引用 
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