普段は家族全員、自分のことだけを考えてバラバラの高梨一家。 今年も恒例の夏休みのキャンプにでかける。 新しいキャンピングカーに乗っての高速道路を走行中、その事故は起きた。 それは、たった一人の生存者以外、家族全員の命を奪い去った。
その悲惨な現場から高梨家の長女で短大2年の「高梨ほしみ」だけは奇跡的 その後、ほしみは病院に入院。ほしみを心配して家族もついてきている。 家族達はまるでキャンプ場についたかのように、はしゃぎまわる。 「看護婦さんのいうことが聞こえないじゃない!」ほしみがたしなめる。 「ほしみちゃん?だれとはなしてるの?」と看護婦。 え?ということは看護婦には「ほしみの家族」は見えていない・・・。 そうなのだ、高梨ほしみは家族の幽霊(背後霊)を連れてきたのだ?!
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