どうして私には見えないの？

ユーレイたちがお葬式から帰ってくる。参列に訪れた人をあれこれ詮索しあう。 「ギンペイ、あれは愛人だろ」

「ここであやめに会ってから･･･。たったひとりの生き残りのほしみの前で。」 ユーレイたちが自首をすすめるのを振り切るように鉄平が語る。

葬式を終えて来たあやめと菊川。ほしみはベッドの下の鉄平に出てくるように促すが･･･。

他の患者のベッドには刑事が待機していた！ほしみのベッドの下に銃を向けて「高梨！」 病室内の空気は一変して張り詰める。

鉄平がベッドから飛び出すが刑事は相変わらずベッドに向けて銃を構えている。 ［この人たちにはおじさんが見えてないのよ！」とツキエが叫ぶ。鉄平は、刑事に撃たれた後逃走中に溺死して、すでにユーレイになっていたのだった。ユーレイは家族にしか見ることができない･･･ このあと鉄平は窓から出ていく、刑事はわけもわからず病室を出て鉄平を捜しに行く。

鉄平が出ていったと説明するほしみに対して、あやめは困惑する。 「どうしてわたしには見えないの？私は鉄平さんの家族じゃないの？」

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