99年1月3日
そう、5時にセットした目覚ましが鳴った。「ちりりりりーーん。」「がちゃ。」 誰かが止めた。「ごっ、ごめん」 誰かが朝から謝っている。M川さんだ。しかも呼吸が異様に荒い。すかも辛そうだ。本人曰く、「昨日のかき(そう、晩飯は生がき、殻つきかきの蒸したもの、かきフライとかきづくしだったのだ)が当たった」らしい。 俺とN井氏は、病院に行くことをすすめ、M川母は朝5時に起こされ、病院へと向かった。
残された俺、N井氏はもう目が覚めてしまい寝られない。しかも、スキーしに行くにも足がない。で、レンタカーを借りることにした。しかし、片っ端電話してもつながらない。そりゃそうだろう。まだ、3が日なのだから。みんなお雑煮でも食べているのであろう。
で、9時すぎにやっとつながり始め、あらゆるレンタカー会社を調べ、Nレンタカーでパルサー(1500cc,キャリアつき(つけさせた。もち、ただで),スタッドレス)を予約した。48時間で15000円であった。
私とN井は、近くの塩釜駅から電車で仙台に行くことになった。そう、正月はレンタカーも仙台駅前しかやってなかったのだ。
塩釜駅にて
で、レンタカーを借り、ペンション潤についたのは昼頃、それで近いところのスキー場を探した。で、雪の多そうな鬼首スキー場に行くことにした。
案の定、鬼首には雪がたんまりあった。1本目のゴンドラでいっしょだったにいちゃんは、「ぜんぜん雪ついてない。もう地面が見えてるよ。」といっていたので、覚悟して行ったが、そんなことはない! もうブーツも隠れてしまうほどの雪!!
後でわかったことだが、あのにーちゃんは初心者で、林間コースのようなところを言っていたようである(確かにそっちは雪なかった)。
鬼首 鍋倉山頂にて
もう、山頂からのスカイラインロードは最高でした。ふぶいて顔が痛いけれども、4回ぐらい滑ったかなあ。
あと、このゲレンデでいいのが、いたるところに「無料休憩所」があるということだ。しかもこれ見よがしに「無料」とうたってある。金なしの俺らにはうってつけだ(そうそう、駐車場もタダ)。俺らの休憩所は鳴子町立休憩所でした。町ぐるみでスキー場盛り上げてんだねぇ。
無料休憩所にて
さーて、ナイターも滑ったし、そろそろ帰るかと駐車場に帰ってみれば
となっていた。
半日でここまで積もるとは… うれしい!!
このあと、「すぱ鬼首の湯」に行って、風呂に入りました。ここはリフト券で割り引き、大人420円でした。内湯と露天があり、雪降るなか露天風呂に入りました。いやー、雪を眺めて風呂にはいんのもいいもんだねえ。風流だなぁ...... と思っていたら、N井氏が、お○りを雪に埋めて遊んでるー!!
このあと、彼は低温やけどに苦しんでいた…