第10講 不定詞の3用法(復習)

 解答 チェックした後は日本語に訳してみるといい復習になるよ!


1.All you have to do is to post this letter.

  All you have to do is (to) do 〜  「〜しさえすればよい」

    不定詞部分がbe動詞の補語。(名詞的用法)


2.The frozen ground and the deep snow made it difficult
 for them to build houses
.             

  make A C    「AをCにする」
   本来Aは to build houses、 Cはdifficult (for them) なのだが、不定詞部分が
    すっきりしないので後ろにまわして、代わりに形式目的語 it を入れたもの。

   ※ここでの不定詞は、動詞の目的語として使われているので名詞的用法。
    


3.John F. kennedy was the first catholic to be elected
 President of the United States
.        

  the first A to do 〜  「〜した最初のA」

   ※ここでの不定詞は、直前の名詞を修飾しているので形容詞的用法。

   ※受動態の不定詞は、to の後ろに be + 過去分詞。


4.We have a lot of problems to deal with. 

  deal with A   「Aを処理する」

   上の文で、Aにあたるのは problems で、不定詞が直前の名詞を修飾している
    形容詞的用法。

   ※形容詞的用法の不定詞を日本語らしく訳すには
     1.「〜するA」 2.「〜すべきA」 3.「〜したいA」
    の3つの訳し方の中で文脈に合うものを使うとよい。


5.Would you like something to drink?

  something to do  「何か〜する物」

   ※Would you like 〜?  「〜はいかがですか」(人に何かを勧める表現)

   ※ここでの不定詞は、something を修飾しているので形容詞的用法。


6.A computer must be given instructions to work
 properly.
                      

  不定詞の副詞的用法(目的) 「〜するために」

   ※ properly    「きちんと、適切に/厳密に、正確に」


7.Everyone spoke very quietly in order not to wake the baby.

  in order not to do  「〜しないように」

   不定詞が動詞を修飾している副詞的用法(目的)。

   ※不定詞の否定形は、to の前に not をつける。


8.She looked around to find her suitcases gone.

  この文は、不定詞の副詞的用法(結果) なので、前から順に訳す。
    不定詞部分が
, and〜 の役目を果たしている。

   find A C   「AがCだとわかる」
      Aは her suitcases, Cは gone 「去った、いなくなった」(過去分詞形容詞)。

   ※look around   「あたりを見回す」

   ※直訳:「彼女はあたりを見回した、そして彼女のスーツケースがなくなっているのがわかった。」         


9.He worked hard only to fail in the enterprise.

  ★ ・・・only to do  「・・・したが(その結果)〜」

   これも不定詞の副詞的用法(結果) で、前から順に訳す。
    不定詞部分が
, but〜 の役目を果たしている。

   ※fail in A   「Aに失敗する」


 ※今週は不定詞の3用法を復習しましたが、メルマガ連載のレベルよりは
  高くなっています。ここに書いてあることが理解できない人はもう1度メルマガ
  で基礎を復習してください。
   



                    戻る