たまごグジュグジュご飯でええやんなぁ
じろう姉のつぶやきより・・・(99.9.26up)
<注釈>
その家、その家では普通とおもわれていることが
世間一般では当たり前じゃないことは多い。
この「たまごグジュグジュご飯」というのもそのひとつだ。
我が家では父親と母親が作る料理というものがそれぞれあって
これは父親が作るご飯で、太郎考案のものだ。(たぶん)
行平鍋に卵を2〜3個割り入れ、醤油と塩と味の素で味付けしたものを
火にかけ、スプーンでかき混ぜつづけると、入り卵のようなものが出来上がる。
半熟を少し超えたくらいで火からおろし、そこにおもむろにご飯をくわえ、
醤油と味の素で味付けしてかき混ぜる。
お漬け物があれば細かくして加える・・・っといった料理(?!)だ。
これを作り終わると、太郎は「たまごグジュグジュご飯できたぞー」
っと私達に声をかけたものだ。
別に料理自体には問題は無い。(鍋で作るチャーハンみたいなものだし)
私は好きだったから、独り暮らしの時よくつくったものだ。
なにが問題って、そうこのネーミングが悪いのだ。
学校でこの話をした時みんな口を揃えて「なにそれー変な名前」っと
いわれるまで私はそのネーミングが変だということをそれまで
気が付かずに、「たまごグジュグジュご飯」という名前で呼んでいた。
でも長く呼んでいたからいまさらやめることもできない・・・
この現象は私だけではなく、家族全員に起こっているからこういう台詞が
出てくるのだ。
先日義兄のために夕飯を作る姉(34)がぼそっと
「もーめんどくさい!!たまごグジュグジュご飯でええやんなぁ」
おそるべし「たまごグジュグジュご飯」!!
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