作業療法は、就労援助の有効なツールである2
本当に有効? 何を、どうすれば、よいのだろう?
〜作業を通して、見えてくるモノがある〜
図1.画像準備中(障害者、OT、障害解析、職業、歴)
図2.画像準備中(受傷→医学リハ→職業リハ→就業)
●2日目の講義の内容
1.前回の復習から
・3事例について(身体面+認知面−、身体面+認知面+、身体面−認知面+)
・OT(あるいは一般病院)と職能指導員(あるいは職リハ専門機関)の関係について
↓
・発症後の経過と関係機関の役割
・職場復帰までの各機関の課題
2.脳外傷者の障害特性と就労支援戦略
・脳外傷の病態 〜びまん性軸索損傷〜
・脳外傷の障害特性を知る 〜認知と行動の障害〜
・脳外傷者の職場適応 〜これが職場で受け入れられない〜
・脳外傷者の就労支援 〜援助目標は、「安定」と「自律」〜
3.援助技術その1「職業評価の実際」
・心理検査の一つである「一般職業適性検査」から…名刺比較検査(書記的知覚)
・ワークサンプル法により「マイクロタワー」から…伝言の受け取り(記憶と情報処理)
4.援助技術その2「職業訓練の実際」
5.援助技術その3「職務分析」
6.援助技術その4「雇用援護制度のいろいろ」「職リハ専門機関への繋ぎ」
7.今後の学びの道案内
・講師へのアクセス
・職リハ専門職へのアクセス(職業カウンセラー、リハセンター、授産施設作業指導員)
・脳外傷へのアクセス
1998年11月16日(月)
11:00〜12:30(90分)&13:20〜14:50(90分)