青春の座標軸1994

1996年6月27日登録 home


 何かが生まれる予感がする,青春の座標軸。個の自立を問い続け,熱くなった後に,明日の糧をそれぞれが胸に残して去っていく。そんな青春の座標軸は,こうして生まれたのです。

青春の座標軸1994の目次


青春の座標軸・HISTORY(胎動)

H6. 4/??
写真展+ジョイントフォーク大会のアイデアがひらめく
(状 況)
タズ+ソネ会談にて、タズより写真展の構想を聞いたソネは、「これは面白そうだ」と飛びついた。「どうせやるならフォーク大会をやろう!」と意気込みを見せるソネ。
6/ 4(土)
<青春の座標軸>実行委員会発足
(場 所)
ガンガーにて
(出席者)
タズ、ソネ、ガンガーのマスター、KAKU、加藤あ
(状 況)
カレーを食べながら
(結 論)
1.名称決定:「ジョイント集会<青春の座標軸>」
2.裏テーマ
  「羽田庄次写真展」 VS 「反戦フォーク集会」
  「団塊の世代」 VS 「団塊の世代ジュニア」
3.定員 30名くらい
4.主催 青春の座標軸実行委員会 
5.ちらし
  @地図をのせる。A申込書ありで実行委員まで手渡し
  B連絡先は、SONE(自宅住所、tel)とする。
7/ 2(土) ちらし内容検討、歌の選曲
(場 所)
県立大学大曽根研の近くの資料室→ガンガーで盛り上がる。
(出席者)
タズ、ソネ、KAKU、加藤あ、+学生さん
(結 論)
1.キャッチコピー 
  団塊…「自立できない個」
    「差し違えたと思ったのは、ガラスに映った俺だった。」
  ジュニア…「未成熟社会」(安藤)、φ
    競争社会←→共生社会と明確な対抗軸は設定不可。
  ※そこで、それぞれの青春の座標軸、で合意。
2.定員 30名→先着50名とする。
3.実行委員それぞれが歌いたい歌をピックアップした。
 →「ちらし」「歌集」の作成は、執行部(KAKU、加藤あ)に一任。
7/15(金) ソネ:県大、ちらし配布開始
 
7/30(土) タズ:ガンガーにて、額をもらう。
8/ 1(月)17〜搬入+会場設営+最終打ち合わせ
(搬入)タズ+KAKUで、・ガンガーへ、写真を搬入する。
(会場設営)写真パネルを壁にかける。
8/3(水) 会場チェック(タズ+加藤あ)
 
8/3(水)〜8/7(日)写真展 & 8/6(土) ジョイント集会(14:00〜16:30)

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羽田庄次写真展 ジョイントフォーク大会 ちらし

羽田庄次 写真展

<青春の座標軸>

 昭和の爛熟,高度経済成長の時代を生きた「羽田庄次」。今回の写真展では,彼の青春時代の作品を中心に紹介いたします。高度経済成長,学生運動,公害。ファインダーを通して,変わりゆく時代を見つめ続けた彼の写真は,青春の軌跡であり、まさに「座標軸」です。
 時代を撮しながらも,彼の視線がとらえる「自己」は,飽食の時代といわれる現代の私たちに,忘れていた人間としての「感覚」を取り戻させてくれます。

 期  間:平成6年8月3日(水)〜7日(日)

      午前11時〜午後9時30分(入店は午後9時まで)

 場  所:インド料理と画廊の店「ガンガー」(地図省略)

 入場料:無料

ジョイント・フォーク大会

 「羽田庄次写真展」開催中に,ジョイント・フォーク大会をやります。音楽の好きな人,思いっきり歌いたい人,歌えないけど聞きたい人,とにかくみんな集まれ〜!
 岡林信康から尾崎豊まで何でも
アリの,超時代的フォーク大会だよもちろん楽器持ち込みもOK。楽器の出来る人は得意な楽器を持って集まって

 ☆日 時☆ 1994.8.6(Sat) 14:00PM START
 ☆場 所☆ インド料理 & LIVEのお店「ガンガー」
 ☆参加費☆ 500円(1ドリンク,歌集付き)
 ☆お願い☆ 

主催:『青春の座標軸』実行委員会


インド料理と画廊の店

ガンガー

 名古屋市瑞穂区瑞穂通り2−8
 第2近藤ビル2F
 TEL(052)842−0036

地下鉄桜通り線瑞穂区役所駅

4番出口北へ徒歩3分


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青春の座標軸「写真展」「ジョイントフォーク大会」しおり 前文

「青春の座標軸」写真展

 かつて街の中にもリアリティがあって自己表現の場があふれていた。1970年以降80年に入って,時代がとらえずらくなってきた。何かがすっかり変わった。90年代は隔絶した時代。
 これらの写真は71年から75年までの写真である。北海道開拓百年を過ぎた頃の写真である。断絶した時代に学生だった当方は,自分の生きている日常の地続きの中で,少なくとも日本の近代を考えたくて北海道に足を運んだ。函館,札幌,旭川,室蘭,釧路,別海,根室・・・。

 あれから20年。今でも断絶した時代をある意味でしょって生きている。

 ボードリヤールは「時代はあまりにも性急に多くが実現してしまい,歴史の時間の連続性そのものが失われてしまった」と言う。一方で,現代は差別,貧困を依然として取り残してしまい二重のオリを膿んだ。

 当方,「解放されない生」がいまだに未解決である。一つの時代の終わりを前に,新たな思考をもちたくてあえて時間軸と位相を点検することにした。

 その始まりである。

 1994年8月3日

羽田 庄次  


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