中古市場からもまったく見かけなくなったSCSI-1でさえ、5MB/secの速度を持っている。これは理論値の最大値であって、常に5MB/secを保証しているわけではないが、実質速度は数MB/secあり、CD-Rレコーダと比べて数倍から数十倍の速度である。万が一、瞬間的にCD-Rレコーダの転送速度を下回ることがあっても、バッファがあるためバッファアンダーランが発生することは考えられない。さらに、それぞれの規格は最大転送速度を定義しているが、最低転送速度を定義しているわけではなく、高速なSCSIインターフェイスを選んでも意味はない。
次にCバス,ISAバスとPCIバスの速度の関係だが、Cバス 10MB/secに対してPCIバスは132MB/secと非常に高速であるが、ライティングを行うには上記の速度があれば十分であるため、Cバス,ISAバスであっても問題なくライティングを行う事は可能だ。
1MBや2MBものバッファを使い切るほど頻繁に転送速度が下がるSCSIボードがあれば、それは欠陥商品である。バッファアンダーランが起こるのは他に原因があり、バッファアンダーランを防ぐためには高速なPCIバスのSCSIは不要なのだ。
CD-Rライティングの知識2へ続く