11月27日OA



 
宮本浩次(エレファントカシマシ)

宮本、いきなり東京〜大阪間を新幹線で3時間で移動できることを語り出す。そこから冬の話にジャンプ。夜中の星空とか朝の空気のぴりっとした感じとかがあるので冬は好き、と宮本。
Al「愛と夢」のレコーディング中に39度6分の熱を出した。宮本は5歳の頃に同じように高熱を出した時は体が宙に浮いたような感じがした。と、ここまでの話をまとめると「宮本浩次は現在元気だ」ということ。

宮本は喜怒哀楽の感情を表に出すタイプ。Sg「ヒトコイシクテ、アイヲモトメテ」は歌があって曲があって歌詞があってメロディがある三位一体のところで「愛」とかいう言葉が言い出しやすい。「愛」とかは普段言えない。歌という表現のひとつだと言える(宮本)。
12月9日にはAl「愛と夢」をリリース。エレカシ1年3ヶ月ぶりのアルバムになる。これまでのカレカシの印象と違うという声もあるが、制作段階ではこれまで通りの通常のやりかたと変わらない。と、ここで宮本が岸本の質問のせちがなさにキレる。もうちょっと落ち着けと説教。そのまま自分で曲紹介をして曲を流してしまう。

ライブでの宮本のMCの弾けぶりには定評あり。ライブの話になるのかと思いきや、話は再び東京〜大阪間を3時間で行けることに感動したことに話が戻る。宮本はよっぽどこの空気が嫌なのか(笑)、話をかってにまとめだす。「コンサートで会おう」と捨てセリフを残し終了。いつも以上に短い時間。何があったんだ宮本浩次!?




11月20日OA



 
倉持陽一&福地伸幸&宮内秀実(エレファントラブ)

ようやく星野アキラの正体が明らかになる? エレファントラブの3人がゲスト。
福地はなぜか星野アキラに改名してしまったが、その理由は「政党みたいなもの」(福地)とのこと。星野アキラによると福地は死んだことになっている。倉持もエレラブではYO-Kingを名乗り、宮内はヒリックと名乗っている。もうわけがわからない。

「でもこの世界が好き〜I like it〜」は「I like it」のカバー。死にたい気分だがこの世界が好きといいう感じ。「僕らはみんな生きている」的なものに近いかも。エレラブの3人はこの世界が好き。好きじゃないと死んでいる(福地)。倉持はこのところ食べるのが好きになってきた。そういえば給食も好きだった。月末にもらう来月の献立表を見ながら「この日はカレーじゃん」とか心待ちにしていた。福地も文集を見ると「福地くんは給食が大好きです」と書かれているのでどうやら給食好きだったらしい。単に貧乏だっただけか?
岸本は嫌いな食べ物を残すと怒られるのが嫌で粘土に包んで隠そうとしたことも。子供の時に食べれなくても大人になれば食べられるようになるものもある。だから子供のうちに強制して食わせなくてもいいのでは?と福地。鯨の味噌煮なんかがでたら、掃除の時間になっても食べているやつが2〜3人はいた。そういう奴らを先生の手下みたいになって「早く食えよ〜」とか言うやつが絶対いた。バかな先生とバカな子供が作られていく。

福地は学校が嫌いだった。朝礼で並んでいると生理的に受けつけないので倒れてしまう。30分以上もじっと立っているのができない。学校が嫌いだったから大人になって楽しいと感じるのだろう。大人は自由に好きな事ができる。悪いこともできる。犯罪を犯しても捕まるだけ。

エレラブのイメージカラーは白。腹黒くても白。腹出ていても白。でも白い腹が出ているのは嫌。それこそブタ。今作のジャケットはいろんな取り方ができる。「大きな愛」か? 宮内「男と女という感じで見てもらえれば」。岸本は自分好みの男性を探すよりかはチビッコの頃から自分好みの男の子に育てていくことに憧れていた。倉持がこの前あった女性はTRICERATOPSの和田唱が大好きな20代後半の女性だが、気がつくとあんな息子がいたらいいだろうなという感じで和田のことを見ていた。その女性自身そんな見方をしていることに驚いていたらしい。
20歳ぐらいの時は誰でも年上の女性に憧れていた。「どんなことをされるのだろう」という思いがあったはず。倉持はいまだに女教師願望がある。気分はいつまでも学生。宮内は強い女願望がある。神取忍まではいかなくてもダイエットしたブル中野はちょっと好き。その他はシュテフィ・グラフなど。三屋裕子ではダメ。世界に通用する人でないとダメ。福地も基本的に強い女の人が好き。みんながひくような仕切り屋タイプも好き。

現在はSgの制作中。これからレコーディングに入るところ。活動は活発なような感じもするが、昔も活発だった。ただみんなの目に触れなかっただけでは?と福地の自虐的なギャグ。
エレラブから岡本真夜もびっくりくりくりくりっくりっな天使の羽のデザインもかわいいオリジナルTシャツのプレゼント(3名)。宛先は〒530-8285 FM大阪 EZM「星野アキラはもう飽きたので早く改名してください」係まで。12月18日到着分まで有効。




11月13日OA




岸田繁&佐藤征史&森信行(くるり)

10月21日にメジャーデビューを果たしたくるりの3人が再びゲストで登場。
boatのライブでも顔を合わせているくるりと岸本。前回は「ファンデリア」リリースの時にEZMに来たが、この半年の間にライブはいっぱいやっている。前期試験中に5連発もあった。「命よりも大事」(岸田)なテスト中にライブがあったがなんとか卒業圏内に単位を持ってくることができた。岸田はむちゃくちゃ学校と仲が悪い。ライブがあるから追試を受けさしてもらおうと頼みに行ったらあっさり断られた。佐藤「それは無理やろ」→岸田「俺でもアカン言う」。卒論は書かないつもり。
大学生モードとミュージシャンモードで揺れているのかと思いきや、岸田はここ数日カメラマンモード。今日も会う時に首からカメラをぶら下げていた。Bigmanのエスカレーターをカメラを構えながら降りてきた。岸田「小僧って感じですか?(笑)」。人はたまにしか撮らないが花とか猫とかを撮っている。安らぎや休みを求めているのか。密かにカメラマンとしてのデビューを狙っている。岸本「キシダックスとか?(笑)」→岸田「シゲリックスとかね(笑)」。

デビューSg「東京」は「もしもし」に入っていたが改めて録り直した。去年のフジロックに行って、1日目の大雨でメンバー2人が風邪をひき、2日目中止で精神的ショックを受け、おまけに金もない。その後レコーディングが控えていたが食事はハンバーガーか牛丼というそんな淋しい時に書いた曲。
東京は怖い。最近はだいぶ慣れてきたが岸田は言葉を変えるつもりはまったくなし。関西でしか通用しない言葉、例えば「どんつき」(行き止まり)とかを意識的に使わないようにすることはあるかも。「かしわ」(鶏)は関東で通じるのか? かしわは通じなくても柏戸(横綱)は通じる?
くるりが東京で寝泊まりしているのは東十条。ほとんど埼玉県。スタジオは目黒なので泊まっているところからはひょっとしたら長岡天神から尼崎ぐらいまではあるかも(岸田)。実際にはそんなに遠くありません。
アーティスト友達もそこそこできたがみんな先輩ばかり。遊ぶといっても飲んで騒ぐだけ。サニーデイ・サービスはゴリゴリに飲む。わざと酔いが回るものを飲む。森「うれしがってね」。
「東京」はくるりとして一番わかりやすいし記念すべき曲でもあるのでメジャーデビュー曲に。くるりの言葉の側面がよく出ている。ありのままの風景心情を描くみたいな。「東京」はくるりとしては清純派。岸田と森が好きな曲としてあげたのが「尼崎の魚」。東京の人は尼崎を知らないのでは? 釜ヶ崎と間違っている?

岸田は見た目や発言からもひねくれているのがわかるが他の2人は素直な印象がある(岸本)。岸田「このふたりのことね、あまりよく知りません」と不協和音発言。互いにあまり知らないのがいい。さらに岸田「あまり知りとない(笑)」とダメ押し。

「尼崎の魚」は尼崎の汚い川で釣りをしていたおっさんとしゃべっていたら悲しくなって書いた曲。岸田は情に流されるタイプと自己分析。一番騙されやすいのは森。ちょっと嘘をついたらすぐに信じる。森は人がいいせいか無防備なため宗教関係に追っかけられるタイプ。英会話の訪問勧誘を受けてなぜか自分の部屋で正座しながら話を聞いたこともある。

東京移住計画は進行中。卒業できなくても2月か3月には移る予定。佐藤と森は部屋を探してきたが岸田はテストのため京都に戻ったので探すことはできず。岸田、英語の再履修で「腕にちゃーんと書いて」と問題発言。普通は英語の再履修といえば簡単なはずなのに死刑制度について英作文を書く問題だったので、腕に英文を3行ぐらい書き込んだ。

メジャーデビューが決まってなくても就職しなかったという3人。岸田は仕事するとか働くのが嫌い。自分の好きなことをする分には大丈夫だが、レジ打ちなんかはコンマ1秒で拒否反応。デビューが決まってもキャンパスで騒がれることもなく「フランス語の再履の授業であてられて答えられず恥ずかしい思いをする毎日」(岸田)。あまり声もかけられない。変わったことといえばプロモーションで忙しくなったことぐらい。
東京ではラジオにほとんど出ていない。テレビは怖い。何回でても慣れない。ロボチックな動きになる。

今後の予定としては2月にシングル4月にはアルバムのリリース予定。最後に一言、岸田「カンニングする時は腕の内側の白い所に書くのが一番いいと思います」。佐藤「卒業式に出たいんですけどいつぐらいにあるのか知っている人教えてください」。森「カレーのめっちゃ辛いやつを腹へっている時に食べるのは止めた方がいいです」。

くるりから大好評「くるくる色鉛筆」のプレゼント(3名)。〒530-8285 FM大阪 EZM 「チビチビ出さんと一気にやってくれた方が発送助かんのに by大賀」係まで。「EZM 4 LIFE」を見てハガキを書いたとお書き添えください。(笑)




5月15日OA




岸田繁&佐藤征史&森信行(くるり)

立命館大学が生んだ世紀末的ポップバンド、くるりがスペシャルゲスト(?)として登場。
出番直前までボアダムスが延々30分以上もかかっていて出にくかったのではと思いきや、岸田はボアも好き。その昔、精華大学でのボアの学祭ライブに行ったことがあるらしい。

くるりの3人は現在4回生。岸本「男子大学生との夜ってな感じで舞い上がっている」。とても男臭い空気に包まれたブース。岸田「マッチョバンドですから」(どこが)。3人が3人ともビジュアルが個性的だが、メンバーは以前EZMで「もしもし」が紹介された時の岸本の暴言をちゃんとテープに録って聞いていた。岸本、「岸田くんはMr.オクレに似ている」発言を陳謝。どうやったらリスナーに伝わるかを考え、メガネをかけた細身のルックスだったのであの発言につながったと弁解。
「変なジャケット」(岸田)の1000枚限定CD「もしもし」がえらく話題になって、そして「ファンデリア」のリリース。EZMで「もしもし」をかけてから次の週に「買いました」というハガキが何通か来た。

「Old-fashioned」(ミニAl「ファンデリア」の3曲目)はけだるい感じの曲。岸田「これはねぇ、ただ歌っているだけなんです(笑)」。おもちゃ箱をひっくり返したような音にしたかったらしい。「ファンデリア」と「もしもし」とでは聞いた印象がまったく違う。これはメンバーが意図したこと。「ファンデリア」はレコーディングする前から入れる曲や曲順も決めていた。1曲1曲が個性的だが、「虹」のようなフォークテイストだけではないところを見せたかった。(佐藤)
いまだにフォークロックと思われているが自称マッチョバンド。(笑)
「もしもし」がコケていても岸田はアウトローに生きるつもりだったから就職活動をする気はさらさらなかった。

くるりは3人集まるとおっさん臭くなる? 岸田「(森を指して)子供がいる方がいらっしゃるんで」。岸本、「森さんは子供が2人ぐらいいそう」発言を陳謝。しかし森は適切な表現だと思ったらしい。
5月21日(Thu)には心斎橋クラブクアトロでレコ発ライブ。クアトロは3回目ぐらい。注目されてからのライブなので気合いは入る。岸田「とりあえず練習しましょ」。この放送の後は寝ずにインストアライブ(Virgin京都店)の予定。
最後の一言、岸田「京のインストアで会いましょう」。森「とりあえずファンデリアを聞いてください」。佐藤「21日のクアトロ来てください」。




11月6日OA




新井仁&島田正史&原秀樹(northern bright)

「northern bright e.p」を発表したばかりのnorthern brightの3人がゲスト。
新井はNG3あるいはRon Ron Clueですでにおなじみ。現在はロンロンのほかにサニーデイ・サービスにサポートメンバーとして全国各地を飛び回っている。曽我部恵一とは同じ大学の先輩後輩という間柄。その昔、NG3とサニーデイとで7インチの手彫りのレコード盤でスプリットを出したことがあるらしい。
曽我部は新井よりも学年が2つ下だったが、「彼はV2で僕がV1」(新井)のために年齢は1つ違い。(ようするに大学に入るのに浪人していたということ)
島田は芸歴が長い(笑)。SOUL MISSIONやFREEDOM SWEETをやりながらショコラやヒーコのサポートメンバーでもある。原はニール&イライザやカヒミ・カリィのサポートとしてドラムを叩いている。それぞれがサポートメンバーであちこちに出ているのでライブで見たことのある人もかなり多いはず。

NG3を解散した時に新しくバンドを始めたいと考えていた新井が島田に相談し、そこから原が呼ばれたのが結成のキッカケ。似たようなシーンでバンドをやっていたのでそれなりに引き合うものはあった。島田と原はアメリカンロックのサポートをしていた。実際に活動を始めてからおよそ2年になる。それぞれの活動の合間を縫って地道にデモテープを作ったりしていた。
ソニーのつながりで寄せ集められた3人ではないことを強調。(笑)

小技をきかせた曲をやるのかと思いきや直球勝負の曲にびっくり。新井にとっては初めての日本語詞。初めっからnorthern brightを作った時に日本語で歌うつもりだった。曲は新井が原曲を持って来て3人で形付ける。曲のストックは5曲ほど。(笑)
頭の中に曲が浮かんだら、「これはノーザン用」とか「あ、ロンロンだ」とか振り分けるらしい。

ライブは12月9日(Wed)に心斎橋クラブクアトロでゲストにelectric glass balloonを迎えて。グッズ先行型のバンド(笑)、northern brightからステッカー・ピンバッチ・nb人形のセットを2名様に。〒530-8285 FM大阪 EZM「接待着忘れたので取りに帰ってきます」係 まで。
最後にひとこと。新井「CD聞いてください。よろしくお願いします。」→島田「ライブに来てください。」→原「長い目で見てください。」次のリリースはいつになることやら…。




11月6日OA




BOSE & ANI & SHINCO(スチャダラパー)

スチャダラパーが3人勢揃いで登場。

BOSEはふだん帽子をかぶっているからわからないが、意外とおでこが広い。帽子はハゲ隠しのためか? BOSE「おでこの広い人は賢い人が多い」と自己フォロー。
デビューからあまり変わらないスチャダラパーだが、岸本が最近年をとったと感じるのは蚊にかまれたら2〜3日は腫れがひかなくなったこと。これに対しBOSE「それは違う病気でしょ。」と冷静なツッコミ。ただ単に肌に張りがなくなっているだけか。

「MORE FUN-KEY WORD」(Al「fun-key LP」の4曲目)ではROBO-CHU(脱線3)が参加。大阪が生んだ奇才。(ANI) ROBO-CHUは2年ほど前から東京に住んでいてなじみつつ浮いているらしい。
SDP的にいうと「FUN-KEY」は楽しい・鍵かつファンキーなもの。メジャーデビューしてから7枚目のアルバムになる。「fun-key LP」には厳選された曲が収録されているが、レコード会社移籍で意識して変えたものではないらしい。ANI「見所の 詰まったところは コンパクト。」

音的に影響を受けているのは天気と季節。(SHINCO) 近頃はよく仕事をしている。それでも許容量を超えない程度。レコーディング中はよく集まってあれこれやっていた。SDPは歌詞に時間がかかる。パッと書けたらそれこそ天才。詞の流れはその時の気分によることが多く、ダジャレも大きな要素。どれだけ自由に言葉やダジャレが出てくる状態に持っていくことができるか。

SDPは仕事と遊びの区別をほとんどつけない。遊んでいるつもりでも遊びながらもそれが仕事につながってしまうことも。区別をつけないことが問題でもある。
ライブは11月9日(Mon)に梅田HEAT BEATで。ここでやるのはたぶん初めて。HEAT BEATぐらいの広さの方がライブはやりやすい。厚生年金(中)だと広すぎてクアトロだと人口密度が高すぎる。ライブにはROBO-CHUや笹沼(クールスプーン)も参加。
最近はヒップホップをやる人も増えた。モーニング娘まで曲の途中に挟む形でラップをしている。BOSE「それ書いてんのつんくかな? ぶっとばすか?(笑)」と宣戦布告。まさにつんく丸出し。アイドルでもラップをするのはいかがなものか。SDPはある意味元祖。そういえば浜田省吾の新曲もヒップホッ調。PVのディレクションはタケイ・グッドマン。年末か年明けに発表できそう。




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