1月28日OA



 
TAKEMURA&ISHIMARU&AKIO(Snail Ramp)

EZMには初登場。オリコンチャート1位のアーティストがEZMにやってきた。最近パソコンを買ったタケムラは夜な夜なホームページを巡回したりイシマルとチャットをしたりしている。メールが身近な連絡ツールとして普及している中、岸本は携帯電話のショートメールさえもやったことがない。そればかりか半年前まではポケベルを持っていたことにメンバー3人驚愕。アキオはつい最近携帯電話を持ったが、それは周囲に「持ってくれないと困る」と言われたため。持たなくていいのなら持ちたくない(アキオ)。

寝食を友にしていたら同じ女の子と知り合うことが多いと思いきや、それはまったくないらしい。だからメンバーが付き合っていた彼女もタイプがバラバラ。岸本「なんやブサイクなオンナと思っていたとか?」→アキオ「おのおの思っていたんじゃない」と切り返す。タケムラのタイプの女性は顔重視ではなく普通の女の子。ベリーショートとか金髪とかいきすぎたのはバツ。厚底ブーツ系もOK。アキオはボウズだろうが金髪でも関係なくフェロモンが出ていればいい。イシマルは巨乳重視。

先行マキシ「B・M・W」はBad Movie Warsという意味のない造語。別にBMWに乗っているわけでもないし乗りたいわけでもない。タケムラ「むかしBMWを盗んだ」と窃盗歴を自白。打ち上げで遅くなって電車がなくなって「車でも盗むか」という話になり、キーがついていたBMWをちょっと拝借。悪の限りを尽くしたスネイルランプの3人だけにもっとすごいことをしているはず。

スネイルランプは1994年結成。1999年はメジャーでレーベルを作ってそこからリリースという形態を取った。岸本「別に変わった感じはないですね。見た感じも。」にタケムラ激怒。「自然体でいい感じ」とフォローを入れるも誉めているのか貶しているのか。

アキオは掘れば深いところまでいってしまいそうなキャラ。テンション低めのしゃべり声でも絶妙のタイミングでツッコミを入れる。マニアックな趣味を持っていそうだが、昔のコメディアンのブロマイドを集めるぐらい。トニー谷とかドリフターズとか。

スネイルランプは気ぃ使い。メジャー流通になってメディアへの露出が多くなった。元気なときは舌好調だが、乗り気でないときは「うん」「はい」「いいえ」だけでインタビューを受けるときもある。雑誌では嘘ばっかり言っているが読んでいる人の中にはそれを本気にする人もいるらしい。

そんな嘘つき3人組のスネイルランプで結成当初から残っているのはタケムラのみ。前のギターは専門学校生でドラムは大学生だった。タケムラ自身は学校を卒業してブラブラしていた時期。イシマルとアキオが加入したときは2人とも仕事を持っていた。しかしツアーが始まるので仕事を辞めた。イシマルはサラ金に100万ぐらい借金があったがバンドに専念。
ライブは2月5日(Sat)Zepp Osaka。チケットはソールドアウト。ライブでは体力を使うがやっていて楽しい(タケムラ)。ハコの大きさに関係なく、やれるとところがあればそこでやるだけ。
スネイルランプからオリジナルナイロンバッグ&オリジナルガムテープ&トントン相撲をセットにして3名にプレゼント。あて先はハガキは〒530-8285 FM大阪 EZM。E-mailはezm@fmosaka.co.jpへ。「誕生日は何月?」係まで。




1月21日OA



 
西寺豪太&小松茂&奥田健介

2000年を迎えるときは大変だったノーナリーブス。小松はなぜかパンツ一丁で2000年を迎えた。それを聞いた岸本、全裸で2000年を迎えたことを自慢。西寺はドサクサにまぎれてプジョーの自転車を盗まれてしまった。2000年は波瀾の幕開け

1999年12月10日にはAl「Friday Night」をリリースしている。EZMは金曜の深夜に放送しているが、こういう時間にこそ聞いて欲しい一枚(西寺)。週末の金曜日、友達の家でパーティーをして盛り上がり、家に帰ってくるとひとりぼっちになっている空虚さ。この2つの対比を出したかったらしい。前作「ANIMATION」は「作る」といってから1年以上経ってからリリースした。小松「軽いオオカミ少年でした」。「FRIDAY NIGHT」は直球勝負のアルバムだが「ANIMATION」は名年経っても聞けるアルバム。西寺「愛で心を殴ります」。

1曲目に入っている「Friday Night(Soul On)」は「元気出して行こー!!」(西寺)という曲。この曲について西寺が解説するが話の途中で3回ほど「この曲は元気出して行こー!という曲で…」としつこく繰り返す。西寺豪太ナチュラルハイ状態に突入。歌詞を見ていると「君の瞳にキスをして バックシートを倒してSoul on 滑り込ませてKeep on」となっている。いろんな妄想が働くまでもなくアノことしか連想できないストレートな歌詞。まさに直球勝負。西寺「J-POP界のミッチーですから」。ミッチーはミッチーでも元祖ミッチー。つまり政界のミッチーこと渡辺美智雄のこと。岸本、西寺を「J-POP界の人間国宝」に指定。西寺「やったー!人間国宝!」→小松「おい人間国宝、タバコ買ってこい」→奥田「人間国宝ちょっとジャンプしてみろ、チャリーンチャリーン♪」と絶妙のタイミングでかぶせあい。

すでに次のシングルも作り終えていて、これまでのリリースの遅さからは考えられない異例のスピード。今回のアルバムまでは曲先行で歌詞は後、という作り方をしている。自分の中で「使いたい言葉リスト」があって、その中から言葉をチョイスして歌詞を書いている。でも6曲目に入っている「Sexy Body」は後で考えるとめちゃくちゃハズカシイ曲になっている。
オゲレツで愉快なノーナリーブスだが、意外とメンバーはロマンチストかも。奥田は夜、星空を見上げながら泣いていることもある。でも星空を見ながら自分で勝手に星と星を線でつないでオリジナルの星座を作ってしまう奇人ぶり。ある意味ロマンチストかも。

4曲目「Stop Me」は「止まらないぜ」ではなく「止めてくれ」という曲。ここから西寺の世界史講座。かつてノルマンディー上陸作戦というのがあったが、その作戦の中で上陸する日が外部に漏れないように決行日を「D-Day」と呼んでいた。歌詞に出てくる「D-Day」はこのことを指している。このノルマンディー上陸作戦を失恋に置き換えたのがこの曲。要するに「爆撃してボクを止めて」という歌。

そんな歴史好きの西寺が好きなのは源頼朝と鎌倉時代。西寺曰く、源頼朝は日本で初めてリアリズムを徹底させた男。自分で耕した土地を自分で守るというところから武士ができて鎌倉幕府ができた。歴史の話をすればするほどノーナリーブスの話はなくなっていく。もはやノーナリーブスのプロモーションなのか源頼朝のプロモーションなのかわからない。

そんな西寺率いるノーナリーブスは単なる嘘と核心をついた言葉が混ざり合っている。虚言癖の3人からでる言葉から本質をついた発言はどれなのか!? ある意味ノーナリーブスはすごいバンド。自分でやったことは自分で守る頼朝スピリッツに基づいて、聞いている人はどれがホントの情報か判断すべき。




1月14日OA



 
近藤智洋&高橋浩司&岡崎善郎(PEALOUT)

以前ゲストに来た時は近藤が一人で来ていたが、今回はメンバー全員がゲストで登場。岸本はピールアウトのライブ終了後にちょくちょく楽屋に挨拶に行っていたのでほかのメンバーも知っている。しかし高橋&岡崎は薄暗い中で見る岸本と明るいところで見る岸本の顔が美味妙に違うことを指摘。
今年は2000年。高橋「2000年なんて来ないと思っていた」と言うようにピールアウトのメンバー・岸本ら30歳前後の世代は「ノストラダムスの大予言」や小説「日本沈没」が直撃した世代。「2001年宇宙の旅」なんて遥か未来のことを描いた映画だと思っていたのに、2001年はもう目の前。

11月20日にはマキシSg「爆裂世界〜世界に追い越されても〜」をリリースしている。これが各方面で波紋を呼んでいる問題作。これまでのピールアウトの概念を打ち破る曲。「爆裂世界」と書いて「バーストワールド」読ませる。四字熟語なんで書初めのお題に最適。ダイナミックな書体で書いて欲しい。
この曲では近藤がピアノを弾いている。近藤は高校ぐらいまでピアノを弾いていて一時期離れたがバンド活動するようになってから再び弾き始めた。PVでは遠めに見たらレニー・クラビッツのような弾き方。またこの曲はシングル初の日本語詞。ルースターズのトリビュート盤「RESPECTABLE ROOSTERS〜a tribute to the roosters」でも日本語詞は披露しているが、近藤は恥ずかしくて大きな声を出すことができなかったらしい。元から日本語詞でやっているバンドにしたら変な感じがするかもしれないが、ピールアウトはずっと英語詞でやってきただけに違和感があった。(近藤)
2曲目にはREMの「IT’S THE END OF THE WORLD AS WE KNOW IT(AND I FEEL FINE)」をカバーしているが歌詞は日本語に置き換えている。郷ひろみの「GOLDFINGER'99」に影響を受けてマネをした。西城秀樹も二番煎じをしているので野口五郎に代わってピールアウトが御三家入り。

1999年は70本を超えるライブをこなしたのに代表されるように忙しい一年だった。大阪の客はダイレクトに反応してくれるのでやっていて楽しい。大阪のファンの中にはかってに「鋼鉄ロック」と書かれたピールアウトTシャツを作ってメンバーにもプレゼントするなどやりたい放題。去年の夏のライブでは近藤がモニターの上に乗って暴れていたら後方に落下。ひとりバックドロップ状態で右手を強打。ほかにもカラテチョップでキーボードの鍵盤を叩き割ったり大暴れ。

現在はレコーディング中で春頃にはアルバムをリリースする予定。「BEAT」をテーマにしてリズムを体で感じる曲を入れていく予定。レコーディング中だがメンバーの手応えは十分。この後に予定されているライブはかなりキレたものになるかも。1月22日(Sat)は心斎橋クラブクアトロ。今までピールアウトのライブを見たことがない人はド肝を抜かれるかも。
2000年の抱負を一言。近藤「今年すべてにおいてバーストしていく」、高橋「ピールアウトという名前をつけれるアルバムを作りたい」、岡崎「2000年という年に流されないようにする」。
ピールアウトからステッカーとマグライトをセットにして3名にプレゼント。宛先はハガキは〒830-8285 FM大阪 EZM 。E-mailはezm@fmosaka.co.jp。どちらも「ふたりっきりならもっとやさしい人なのに…(はぁと)」係まで。




1月7日OA



 
マサヨ&キムリン(ロリータ18号)

1999年1回目の放送の時のゲストもロリータ18号だったが、2000年もやっぱりロリータ18号から。去年に引き続きお屠蘇で酔いどれ気分でのインタビューに。
1999年はロリータにとって結成10周年というメモリアルイヤーだった。マサヨは忙しすぎて去年何をやったのかも覚えていないと鼻水を飛ばしながら力説。正月も食べカスを子ぼかしながら鼻ちょうちんを膨らましながらお屠蘇でへべれけ。

去年の暮れにはAl「Toy Doll」をTOY DOLLSのオルガプロデュースでリリース。レコーディングのためにイギリスに渡ったが、メンバーはてっきりロンドンでレコーディングするものだと思って飛行機の中では「あの店行こうこの店行こう」と盛り上がっていたのに、空港から車に乗って時差ぼけで寝ている間にハルというクソ田舎に連れて行かれた。ロンドンから車で5時間という偏狭の地。アルバムの歌詞カードの最後のページの大草原はスタジオの裏。このスタジオでTOY DOLLSが何回かレコーディングしたことがあるので選ばれたらしい。

マサヨは学生時代からTOY DOLLSのファン。朝起きてTOY DOLLSのビデオを見てテンションをあげて雄叫びを上げながら学校へ行っていたハタからみれば危ない奴。オルガに会ったときの印象は「つまみ枝豆」(マサヨ&キムリン)。ともさかりえみたいに顔がいがんでいないつまみ枝豆。
アルバムにはレコーディング日記もついている。これを読むといかにハルというところは何もない所かがよくわかる。リズム録りの間時間が空いていたマサヨは日本から持っていった本を読み漁っていた。スタジオの庭に放し飼いにされている犬に吠えられているか本を読んでいるか。

99年はほかにはカバーアルバム「ヤリタミン」を作ったりツアーに回ったりビデオを出したり。毎月18日はロリータの日と銘打って各地でイベントライブを敢行。大阪ではKENZI&THE TRIPSとやったり名古屋ではニューロティカ・福岡ではハイロウズともやった。正月はもちをのどに詰まらせたり食べカスをこぼしたりして一服ついた後、またもやツアーに出る。
さらに去年はマサヨが猫を飼い始めた。アメリカンショートヘアで名前は「マンキチ」とアホ全開。マンキチなのにオスとはこれいかに。マンキチを飼い始めてから飲みに出る回数が減り家で飲むことが多くなった。一方キムリンは珍しく入院することもなく点滴を打ちながら1999年を乗り切った。

次のツアーはとにかく数で勝負。2月12日(Sat)三重マクサ、2月13日(Sun)京都磔磔、2月14日(Mon)三宮スタークラブ、2月16日(Wed)岡山ペパーランド。3月からはアメリカツアーもスタート。去年も出演した「S×SW」に今年も参加予定。その後10都市をほどをサーキットする。これが終わると日本へ再上陸し、4月29日(Sat)には大阪ベイサイドジェニーで。2月から4月にかけて50本ものライブをこなす。マサヨ「ライブダイエット、ツアーダイエット」。 ロリータ18号から携帯ネックストラップを3名にプレゼント。あて先はハガキは〒530-8285 FM大阪 EZM。E-mailはezm@fmosaka.co.jpへ。「実はキムリンが一番変態だった」係まで。




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