2000年4月の修行日記
00/4/30
開発二割、テスト八割、という言葉があるように、テスト作業が思ったよりも長引く。アルゴリズムを次々と考え直す必要に迫られる。最初から処理のほとんど全てを考慮した上で、設計、コーディングすべきだったのか。しかしまずは大まかなフレームワークを描けとも言われるし。難しいところ。
00/4/29
洗濯だけ手早く済ませて出社。今日はまあまあはかどった。状況は厳しいが、少なくとも絶望的な状態ではない……と自分を励ます。アプリ開発課題を完璧な姿で完成させることは多分不可能。動作する画面からテスト仕様書を作り、テスト作業に入る。
00/4/28
今日はようやく本格的に作業開始。だいぶ遅れているが意識的に焦らず本質を追求する。
00/4/27
朝出社してみると、同じチームのYからサーバが直っているとのこと。彼が深夜三時半にWindows NT Set Upの「Windowsの修復」コマンドを何回も繰り返して立て直してくれたらしい。おまけにオラクルまで入れてくれたとのこと。チームを重視する彼の温かい心遣いと粘り強さに感服する。しかし……
皆の前で立ち上げてみるとログオン画面でハングアップしてしまう。ワトソン博士が15くらい立ち上がる。やっぱり壊れているようだ。
しょうがない、他のチームのDBサーバの仲間に入れてもらう。自分のノートPCからは重いOracle Enterprise Editionを削除し、主にNet8からなるClient Editionを入れよう……が、インストールが途中で止まってしまう。インストール画面のアニメーションは動いているのにパーセンテージ・ゲージやコピー中のファイルを示すキャプションがうんともすんとも言わないのだ。
いくらなんでもこれはひどすぎる。担当者に言ってノートPC自体を変えてもらう。専門家の言によれば、WinNTをシャットダウンする前にオラクルの各種サービスを停止しないことが、DBが壊れる原因かもしれないとのこと。しかしそうはいっても、コンパック製パソコンを使っている人々は同様のやり方で何のトラブルもないし、東芝製パソコン、なかでもとりわけ私のPCだけに障害が出るというのはおかしい。それにインストール中に止まるという現象も説明つかない。
で、一応マシンを変えてもらったが、新しく渡されたPCもまた東芝の同機種。明らかに悪い予感を抱きつつ、恐る恐るインストールを開始する。NTサービスパック3まであててある状態なので、NTインストールの手間は省けた。Office2000、VB等をインストールして、オラクルクライアントのインストールにも無事成功。DBサーバにつないでエクセルからアクセスを通じて表をコピーする……うんうん、順調。
ところがようやく開発作業に戻って小1時間ほど経った頃、いきなり画面が真っ青になってフィジカル・メモリ・ダンプのメッセージが出る。当然まったく動かなくなる。Ctrl+Alt+Delも効かなかった。新人仲間で同機種を使っていてこの症状が出たMは、そのあとNTがCDからも全く立ち上がらなくなり結局PCを取替えてもらったことを思い出す。私も青ざめて電源を切り、再び別フロアにいる専門家のところへ行く。ところでこの人、人間よりも機械を信用するタイプの典型で、こちらが窮状を説明しても、「そんなことはないんだけど」と答えることが多い。せめて「そんなことはないはずなんだけど」ぐらいにしてほしい。こちらはうそをついているわけではないのだから。立会いのもと電源を入れると、NTは正常に起動する。ファイルも一見壊れてなさそうだ。BIOS設定がレジュームモードになっているとのことでフルパワーモードに直してもらう。だけど問題はそんなところにあるわけじゃないと思うんだけど……といいたい気持ちをぐっと抑える。Mの場合とは違ってとにかく再起動はできたのだから……。不信感一杯でマシンを持ち帰り、作業を再開。
しかしやっぱりVB+Oracle作業中にフィジカル・メモリ・ダンプが発生。やはりだめだった。みかねた新人研修担当者K(こちらは温かい心の持ち主だ)が自分のPCを代わりに使うようにと言ってくれる。ありがたくそうすることにして、各種インストール、セットアップをしたところで本日は終電時刻。
00/4/26
逆境もここにきて極まる。満身創痍で息も絶え絶えに。
オラクルのインスタンスを作り直して復旧させるも、夕方再び壊れる。研修担当者の勧めでDBサーバを用意するが、これまたNTのインストール時にブルーノートが出て死亡。クライアントもサーバも全部壊れてしまった……。締め切りは来週の月曜日なのに、どんどん進行が遅れてゆく。焦燥。
雨が上がれば、虹が立つ
嵐過ぎれば、鳥が舞う
それが人生の、約束だから、
今は涙の味を知れ
捨てるなよ、戦いを、男なら、
最後に勝つ者に、なろうじゃないか
命がある、勇気がある、夢がある
そしてお前と俺がいる
風が強けりゃ、岩陰で、
息をひそめる、鷲になれ
爪を研ぎながら、唇噛んで
羽を休めて、いればいい
捨てるなよ、戦いを……(以下略)
石原裕次郎「勇者たち」より
00/4/25
とうとう寝不足のしわ寄せが来たか、ときどき心臓が痛む。
今日は深刻に悩む。旧型のノートパソコンに無理やり入れているためか、オラクルがまた使えなくなったのだが、悩みの種はその事件そのものではない。私はこういう辛いことがあると11時過ぎにはやる気を失い、疲れて帰りたくなるのだが、私と同様の悲惨な目にあった同僚はそうではなく、12時過ぎ、場合により人により、会社に泊まりこんで頑張ることも珍しくない。私にはそこまでできない、というかそこまでしたくない。ガッツが足りないのだろうか……
00/4/24
全社ミーティング。IPOを通じて資金が大幅に増えたためか、事業の多角化と他社への出資活動に乗り出すとのこと。友人に尋ねると、他のコンサル会社も最近ではそうしているらしい。かつての日本では銀行が経営コンサルティング業務をも担い、融資先企業に役員を派遣していたが、今度は逆にコンサルティング会社がお金を出し出資先企業に対して株主権限を行使するというわけか。ビジネスの世界では金と知恵との間に親和性がある。(他の世界では違うわけで、それはそれでとても重要なこと。これを忘れてはまずい。) ただし、金をもっている人から知恵を出す人へとイニシアティヴが移行したところに時代の風を感じる。
ベンチャーの将来性を見極めるのはとても難しい。彼らは目に見える資本(土地や機械設備)をほとんどもっていないからだ。今の日本の銀行には、目に見えない資本(知的財産、アイデア、ビジネスモデル)の価値を評価する力がない。(ではコンサルティング会社にはその力があるのだろうか?)
先輩社員の方々の年間業務報告プレゼンを見る機会に恵まれ、とくに入社一年目の面々の技術力の高さ、困難な仕事にあえて挑戦する姿勢に驚かされる。もとから知識とそれなりのマインドを持ち合わせていたということもあろうが、短期間で異常に大きく成長したというのも間違いない。なんというか、プレッシャーを感じますね。 ^^;
00/4/23
昨日の就寝時刻は午前0時と早かったため、今朝は6時に起床。早朝は気分的に余裕が持てるのだろうか、研修が終わったあかつきには個人プレゼンテーションが控えていることを思い出す。やっぱり皆と同じ内容ではまずいだろう。自分なりのバリューを発揮した、ないし獲得したことをアピールせねば。新人だけど、この世界では既にそういうことを求められるものだ。となると、皆と一緒に同じ課題をこなして、それだけで満足しているわけにはいかない。皆と同じ数直線上で競争するよりも、ユニークさを追求する方が生き残る可能性は高い。それに自分にとっても負担が少ないだろう。
四月に入ってからというもの、全然更新してないことに気づく。入社前はもっと余裕があるだろうと楽観していたのだが、現実は厳しい。だが他方で同僚たちを見ると、けっこうプライベートな時間も大切にしている人が多い。実力の差か。早くキャパシティを上げて、会社関連以外のことをする時間をとりたいものだ。
オラクルの全テーブルに「ROWID」なる擬似列が存在することを知る。これはDB内の物理的なレコード番号を示す値だとか。これを使うと検索が早いため、けっこう有用で頻繁に用いられるらしい。自分で使ってみても便利だと思う。しかし本来、物理的なデータ順序を意識しないで済むということが、リレーショナル型DBMSの謳い文句ではなかったか。テクノロジーは必ずしもその基本的コンセプトによって完全に貫かれているわけではないということを学んだ。
00/4/22
朝二度寝して起きたら8時半。あわてて燃えないゴミを出しに行く。やっぱり午前中は洗濯、掃除、買い物といった生活の雑事に追われる。午後は会社でストプロ(ストアド・プロシージャ)を修正する。
研修担当者が新人の労をねぎらってピザと寿司で夕食会を開いてくれる。費用は会社もちとのことで、ごちそうさまでした。
00/4/21
ストプロが動き始める。だがオラクルのデータがうまくスプレッド上の狙ったセルに表示されない。出題者が用意したストプロにバグがあるようだ。
00/4/20
アプリ開発課題の進み具合は他の人々に比べてかなり遅れているが、焦らずに自分の頭で考えて作業を進める。ストプロがうまく動かない。
00/4/19
過ちを繰り返し、今日は一日中環境の回復に悪戦苦闘する。上級者に頼りすぎるのはよくない。自分で考えて行動するほうが、かえってリスクを避ける選択肢になるのだ。
00/4/18
デジカメのユーティリティに、サウンドドライバ、それに秀丸エディタをインストールしたところ、、オラクルが飛びました。コンパネのサービスのところではちゃんと開始できるのだが、VBからアクセスできないし、SQL*Plusも動かない。しょうがない、再インストールするかと分厚い参考書(アスキー出版)を引きながらレジストリを操作していたところ、誤って\system\services\のところを全部消してしまった……! TT
非情だが、これはNTを再インストールするしかない。振り返ってみると、私の不注意が原因で、疲れていたとはいえこのごろ甘えがありました。反省。
風呂からあがったら疲れがどっとでる。身も心もまったくぼろぞうきんそのもの。
00/4/17
会社で新人歓迎会。夜は六本木で飲んでカラオケ。
00/4/16
今日は第二種情報処理技術者試験日。朝、グレープフルーツを食べて気合を入れる。会場は田町の読売東京理工専門学校。
試験のできはまあまあといったところか。手の出しようがない知識問題に結構悩まされる。あと午後はCASLの二問目が特に難しかった。結果はあとのお楽しみ。 ^^;
会社に出て少しプログラムを組む。そのあともいろいろありまして、例えば吟醸酒「六歌仙」がおいしかったです。充実した一日でした。
00/4/15
自宅で平尾隆行『わかりやすいSQL』(オーム社)を読む。こうしてじっくり勉強している間が楽しい。よくわからないままにとにかくコードを組むのは苦痛だ。
cyrus chestnut、「REVELATION」を聞く。よくわからないままに買ったけど、結構いいジャズ。
00/4/14
作ったコードから次々とバグが出てくる。最初の考えが甘いのか。全ての標準モジュール、フォームモジュールにあらかじめ目を通しておくべきだったのだ。
00/4/13
今朝社内を歩いていると、外部の顧客の方に呼び止められる。当社のKと9時に会う約束をしているのだが、総合受付のドアに鍵が閉まっていて困っているとのこと。ちなみにKはいわゆるパートナーとかディレクターとか言われる重役。とんだハプニングだ。こんなとき、「あー僕は新人なんで良く分からないんです、すみません」ではすまされない。少なくともこれだけでは。とりあえずこちらの不備を謝り、対外営業を取り扱う部署に連絡するが……まだKは出社してないとのこと。困った。とりあえずこちらの状況を伝達し、他の社員に来て助けてもらった。突発的なマナー研修というところでしょうか。
今日発表された課題では、オラクルのデータをVBから参照・改変するシステムを取り扱う。足りない部分のコードを書き足してゆくのだが……難しい。それに管理職的な仕事とか雑用的な仕事も重なって結局終電で帰るはめに。
00/4/12
やるべきタスクの待ち行列が少し減る。今のうちに勉強して力をつけないと。
00/4/11
今日は眠くて仕事がはかどらない……早くねよ。
00/4/10
今朝は元気なのでしっかり前を見て歩いていると(いつもは視線が斜め下になりがち)、通勤路に位置する裏通りの公園で桜の花に出会う。「人の行く/裏に道あり/花の山」とはこういうことか。忙しい日々を送りつつも一服の清涼を感じて心が和む。
しかしそのあとがひどかった。まず午後のVBの試験が私にとっては難しすぎた。夜10時まで頑張ったものの、結局一問目で精一杯で二問めには手付かず。しかも試験中は他のタスクを一切無視せざるを得なかったため、そのあといきなりやるべきことがどっと増えた。今日は保険証をもらったけど、いきなり使うことになるかも。午前3時近くまでかかってレポートを仕上げて、あとは明日、というか後にまわす。
00/4/9
今朝はゆっくり8:30に起床。洗濯をして買い物をする。午後から会社。じっくりVBのテキストを読むことは、一見回り道のように見えて実は実力を身につける最良の手段である。二分探索木とファイルI/Oのところを勉強できた。明日は普段より早いので早く寝なければならないのだが、午前一時の今もあまり眠くない。困ったものだ。
00/4/8
数多くの課題を抱え、土曜日にもかかわらず会社に出向く。しかし一日中作業を行なっていても進行のペースはすこぶる遅い……
本日の帰宅は夜十時。早い!調子に乗って有価証券報告書を読みつつ財務のレポートを書く。するといつのまにか午前三時近くになってしまう。
なぜだ! 『ヴェンチャー・ラヴ』の宮原でさえ、有価証券報告書を読むのは夜10時までだったのに!
00/4/7
早くももう金曜日。「妥協せずに最適のソリューションを追求する姿勢」というものは、必ずしもガッツや根性といった要素によってのみ支えられているわけではない。与えられた諸々の資源の限界を認識し、それらをいかに有効活用してゆくかをクールに考え抜くことも重要。システムを構築する際には、特に後者の側面が重要になる。なぜなら個々の技術要素(サーバ、ストレージ、ネットワーク機器…)の限界を知ることは、個々の人間の限界を知ることよりも比較的簡単だからである。
00/4/6
二つの試験の成績が出そろう。穴埋め式のITテストは新人グループ中第3位。またプログラミング実技のテストはAAAの評価をもらって我が目を疑う。私も真面目に努力すれば十分仕事がやってゆけそうではないか。
これは希望が見えてきたぞ、と思ったらなんとなくのどがイガイガしてきて、洗面所に行ってうがいをしたところ……
のどから血が出てきた。
しかしだからといって元気そうに振舞っている仲間たちに、「いやー、俺疲れてるのかな、さっきうがいしたら血を吐いちゃってさー」なんて言うわけにはいかない。そんなことをしたら皆のモラール(道徳ではなくて士気ね)に動揺が走りかねない。ハードな毎日を送っている点では皆同じなのだから。
ときどき腹部を刺すような痛みが襲うので今日は早めに帰ることを決意。とはいっても結局帰宅は11:45くらいになってしまった。
心身ともにぼろぼろの状態でメールボックスを開けたところ親しい人から素敵な贈り物が届いている。ひさびさに感動して泣いたよ。俺は。
00/4/5
帰宅したらもうAM(笑)。午前は社長自らによるITコンサルティング論を聞く。やはり人をひきつける話し方をする。午後は早くもVBの試験。うーむ、動くことは動くが、あまり美しくないプログラムが出来上がった。これではまずい。もっと悩んで慣れる必要がある。
00/4/4
500アクセス突破御礼 m(_ _)m
いろいろなソフトをインストールするだけで夕方までかかる。オフィスとかVBとか。夜は各経営幹部によるプレゼンテーションを聞いて、実際のITコンサルティング業務がいかに困難かを痛感させられる。システムのアーキテクチャを7レイヤー上に書き表すことができる人はそうはいない。他方で多くのコンサルタントはアーキテクチャ設計をプロダクト選定と混同している。
00/4/3
入社式……社長、役員、社員の皆様より怖い話をいくつか聞かされる。うーむ、大変そう。
ホームページをイントラネット上に作れと言われたが、まさかこのサイトをそのままコピーするわけにもいくまい。
00/4/2
パソコン関係のトラブルを解決してくれないかと電話で依頼が。「どうしよう、私もう泣きそうなの……」というクライアントの声を聞き、緊急出動を決断する。クライアント宅に着いて早速調べてみたところ、スタンドアロンで動作しているパソコンがなぜかアクセス権をたてにとってファイルの更新を拒否している。おそらく何かのバグでアプリケーションがファイルを変な風にいじってしまったのだろう。ふむふむ。別に新規ファイルを立ち上げて、内容を全てそちらにコピー。問題の旧ファイルは見捨てる。何回かあちこちコピー&再起動を繰り返しているうちになんとか無傷のファイルが完成した。依頼人から感謝の言葉をもらう。実際私が行なった作業などは技術的に全然たいしたことないのだが、自分のスキルが他の人、というか親しい人のために役立つというのには独特の喜びがある。たとえそれがささやかなものであろうとも。
その人に誘われて東急Bunkamuraで上映されている「橋の上の娘(La fille sur le pont)」を見に行く。フランス映画っていうと、なんか退屈なイメージがあるけど全然そんな感じではなかった。しかしナイフ投げおよびその的役になることが、恐怖であると同時に快感になってしまうというのは、なんかやばいですな。
00/4/1
MIDI鑑賞でしばしリラックス。DC「シェンムー」の「シェンファ」を聞いてあらためてフルートの魅力を認識させられる。フルートはメカニカルで硬質と思われている節がある。もちろんそういう側面もあるのだが、実はとても柔らかでデリケートな側面ももちあわせているのだ。この曲のように東洋的(というかモンゴル的っていうの?)な曲にも簡単に導入できる。フルートは金管楽器ではなく、木管楽器なので尺八や笙、篳篥(ひちりき)に通じるところがあるのだ。吹き方ひとつで音色はもちろん音程まで変化してしまう。唇と舌、息の使い方が悪いと、たとえ運指が正しくともまともな音が出ない。鍵盤楽器の場合だと例えば猫がCの鍵盤を踏んでも一応Cの音が出るが、フルートだとそうはいかない。しかし逆に、調子が乗っているときだと、少々指使いを間違えても狙いに近い音が出たりするから不思議だ。BMWなどの性能が良い自動車を運転していると、高速での車線変更の際に、あたかもマシンがあらかじめ自分の意図を知っていたかのように感じるときがあるが、ちょうどそのようなものか。(ちなみに私はBMWを所有しているわけではない。)
午後は勉強してから夜は同期の皆と飲み会。かつては嫌いだったあの明るく騒がしい雰囲気をけっこう楽しんでいる自分がいる。いつのまにこうなったのか。 ^^ あのハイデガーが大衆批判の文脈で指摘したGerede(空話)か? それにしてはなんとなく、こう、心温まるというか。帰るときも空しい気分にならなかったし。
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