2000年6月の修行日記
2000/6/30
うまくできました。月曜日には配属が明らかになることでしょう。
2000/6/29
新人研修の最後を飾る個人プレゼンが始まる。私は2日目。
2000/6/28
プレゼン資料の骨格が定まる。
そうそう、ひさしぶりにHPのコンテンツを増やしました。走り書き程度ですが、われながらなかなか本質を突いていると自負しています。
2000/6/27
どうも昨日今日といまひとつ頑張りが足りない。気が抜けたのだろうか。のどがいがらっぽいが、さすがに今風邪を引くのはまずい。
2000/6/26
いよいよ研修最後の一週間が始まる。
前週までのシステム構築の反省会。やはりクライアント側とのコンセンサス不足が目立った。オープンポイントシートを活用して決めるべきところを次々と決めてゆくべきだったのだろう。しかし絶対的な時間不足も否めない。
2000/6/25
会社の同僚が所属するオーケストラの演奏会に行く。曲目は、W.A.モーツァルト「魔笛」(KV620)ハイライツ、およびJ.ブラームス「交響曲第3番 ヘ長調 作品90」。同僚はビオラを担当。生演奏はさすがに臨場感が違う。特にフルートはあれほど綺麗な音が出るのかと感心した。
帰ってから個人プレゼンのPowerPointファイル作成。われながら充実した休日の過ごし方でした。
2000/6/24
オブジェクト指向分析設計に関するBooch, Runbaughの共著を求めて新宿紀伊国屋へ。しかし翻訳も原著も見当たらない。この国は官民こぞってIT革命を推進しようとしているはずなのに、いったいどうしたことなのか?
林晴比古『改訂 新 C言語入門 シニア編』(ソフトバンク)を買う。
2000/6/23
早く帰ってJavaの復習。そろそろプレゼンテーションをつくらなくては。
2000/6/22
エディタでZ-80アセンブラソースを書き、アセンブルしてLSICに取り込む。それをRS-232cを通してボードマイコンのメモリーに落として、発行ダイオードを点灯させる。
今日は帰ってから本を読んでいるといきなり心臓の発作に襲われる。
2000/6/21
鋭気を養いアセンブラ事前学習。
2000/6/20
完徹でなんとか形になるものが出来上がった……が、ところどころに穴がある。達成感よりも敗北感の方が色濃い。10:30に帰宅。心身ともに疲弊しきっている。不平不満を言う暇も惜しくとにかくねむい。
2000/6/19
一旦7:30に家に帰ってきたけど、風呂に入りご飯を食べ、これから会社に戻る。徹夜で仕事しないと間に合わないのだ。せめて夕食ぐらいリッチに、ということで御寿司を食べる。
2000/6/18
ようやく村上春樹『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』了。
そのあと午前10:30から終電までずーっと仕事。もう限界。絶対明後日までに終わるはずがない。
論理的な議論ができない上司とつきあうことの困難。クライアントの業務についても、ドキュメントの論理構成についても、明らかにこちらが優れているのに、「おまえらなんでそんなに自信たっぷりなの?」「もっと素直になれよ。」「俺を信じろ」「経験がある人に従うのが当然だろ」云々。最悪のプロジェクトリーダーだな、まったく。
2000/6/17
業務フローと画面設計書を書く。恐れていた筋肉痛はほとんどない。
掃除と洗濯だけで午前中がつぶれるのはいったい……まあ洗濯機回しながら本を読んでいたりしたけど。
実家に電話。総選挙にあわせて帰らないかと言われる。両親と妹は近くイタリアに旅行するらしく、まったくうらやましいかぎり。
2000/6/16
久々に運動。明日は筋肉痛になるかもしれない。
2000/6/15
久々にプライベートなメールを書く。
2000/6/14
心持ち早く帰る。10:20ごろ最寄駅に着き、ノートと食パンを買うために立ち寄ったコンビニでついマンガの立読みに耽る。気がついたら30分ほど経っており慌てて買い物を済ませて帰宅。わずかな気の緩みがもとで大きな過ちに至るのではないかという強迫観念に駆られる。
2000/6/13
中間報告。
2000/6/12
早起きする。自然と目が覚めたのだが、目覚めてから10分くらいは鬱状態でベッドの中でしばし物思いにふける。今日という日に楽しい期待が持てない。幸い二度寝はせずに済んだが、平常心を取り戻して考えてみても、自分の時間がもっとほしい。オブジェクト指向や英語の勉強をしたり、本を読んだりする時間だ。自分の時間がないと仕事もなかなかできるようにならないし、つまらなくなる。
2000/6/11
今日も同様でまったくやばい。
2000/6/10
朝洗濯だけ済ませてあとは一日中会社で仕事。
2000/6/9
ユーザーレビュー。こちらが提案したシステムに対して激しい反発を受ける。用意した画面、帳票のイメージについても、いくつか大幅な誤りがあった。いままで作りこんだかなりの部分を作り直さねばならない。13日の中間発表にまで業務マニュアルを間に合わせるなんて絶対不可能だ。絶望的な気分になる。自分だけの課題ならば、「できませんでした」と言ってひとりで責任をとればすむことだが、チームで作業をしているのでそうもいかない。私が担当する仕事が達成されなければ、それだけでチーム全員の作業に致命的な打撃を与えるのだ。
帰宅途中、とぼとぼと裏路地を歩きながら、ふと、「通り魔か誰かが俺を刺してくれればいいのに……」という思いに駆られる。そうすればチームの皆の納得を得た上で休息することができるから。だが不幸(?)にして無事に家にたどり着いてしまった。
2000/6/8
朝出勤前に珍しく母から電話。24歳の息子を過労死で失った母親の投稿を朝日新聞の「声」欄に見つけて心配になったという。その息子は私と同様、裁量労働制の職場で働いていて、前触れとなる体調不良を訴えることもなくある朝ベッドの中で冷たくなっていたという。
データ中心アプローチ(DOA)やオブジェクト指向アプローチ(OO)といった分析設計方法論に関する講義。他の人はメソドロジーをあくまでシステム開発の効率化の手段として考えているが、私にとってはなんといってもそれぞれのメソドロジーが実世界を抽象化してゆくそのやり方そのものが非常に興味深い。要するにやはり知ることそのものが楽しいということ。
日経ソフトウェアのデータモデリング講座によれば、今までのOOではオブジェクトの切り出し方に関して明確な定義がなされておらず、結局伝統的な機能中心アプローチが密輸入されてオブジェクトの切り出しが行なわれてきた、とのことである。しかしうちの会社の講師によれば、それは誤りであるという。オブジェクトの切り出しは確かに難しいが、オブジェクトというものは数学的に厳密に定義されるし、その過程で機能中心アプローチに触れる必要は全然ない。OO提唱者であるランボーらの著書を読めばそれは分かる。
ときどき日本人は海外の先端学説を(たとえ分かりやすいにせよ)不正確な形で持ち込むことがある。そして海外の学説は誤解されたまま日本で普及するようになる。日本の学者は同じ日本人の学者による紹介を読んだだけで海外の学説を批判する。この構図は社会科学や哲学の分野でよく見られるが、工学の1分野でもまた然りということ。
2000/6/7
その業務が大幅にルーチン化されている部門(例えば経理部門)のユーザーは、既存の業務フローをそのままの形でシステム化することを求めることがある。しかしその要求にそのまま従うことは、往々にして最適解の追求とは相容れない。システム化がBPR(Business Process Reengineering)を伴うのでなければ、システム開発者もユーザーも共に煩瑣なビジネス・ルールに悩まされることが多いのだ。
しかしシステム開発者の側からユーザーに、こういう業務のあり方はどうですかと提案しても、たいていは断られる。ユーザーはシステムが完成したときの自分の業務のあり方を想像することができないし、システムによって自分の業務のやり方が縛られることを恐れるからである。
話は変わってグループワークについて。リーダーがリーダーシップを発揮せず、別の人がリーダーシップを発揮すると、プロジェクトの進行にしまりがなくなる。その人は名目上リーダーではないため、責任を負っていないからである。権限を行使する人と責任を負う人は同一人物でなくてはならないのだ。
私は今までおよそ共同作業というものにほとんどなじみがなかった。共同作業では自分が自分の仕事をこなせばそれでいいというものではない。他の人と仕事をシェアして効率的にプロジェクトを進行させるよう配慮する必要がある。ときには自分の仕事を中断しても、時間をかけてチームメンバーと意思疎通をはかること。互いに情報を交換し、役割分担をする。こうしたほうが一見回り道に見えて実はショートカットコースなのだ。
2000/6/6
迷走と焦燥。ユーザー側の現行業務と要件の把握が乏しい。ヒアリングが根本的に不足しているのが原因。上流工程ならではの典型的な困難に早くも直面といったところか。
2000/6/5
真面目に時間をかけて仕事をするだけでは、じわじわと進捗は遅れ、身体は弱ってゆく、というのがこの稼業の恐ろしいところ。やはり同じ時間だけ働いても仕事ができる人とできない人とでは全然違う。しかし他方で、もともとの頭の切れさえ良ければ地道な努力は必要ないかというとそうでもない。厳しいね。
2000/6/4
会社からアクセスしたところ、900ヒットを踏んでしまった……なにか空しい。
ところでうちの会社には二種持っている人が多い。二種ぐらいではバリューにならないというわけか。
2000/6/3
祝!第二種情報処理技術者試験合格!(言語はアセンブラCASLを選択)
しかし……浮かれ気分でつい飲みに行ってしまった。ドキュメント書きで一時も無駄にはできない期間なのに。
2000/6/2
論理回路。半加算器、全加算器などに関する講義。画面を作るよりずっと面白い。やはり私は知ることそのものに面白さを感じる人間だ。しかし仕事は勉強ではない以上、そこに私の弱さもある。
2000/6/1
思ったより画面数が多いことを知り愕然とする。
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