2001年1月の修行日記
2001/1/31
新DBの要件一覧をまとめ始めました。私は貸付入金のところを担当です。
2001/1/30
寒さのせいで足指組織の変質が進行する。
私は畳の上で死ぬことをあきらめた。私の仕事は、休日出勤して、みんなに頭を下げて、かつみんなからの不満を一身に受けることだ。これが私の仕事の本質的なところなのだ。死して屍拾う者なし。
2001/1/29
仕事増えた……いや、正確に言うと、いろいろとあらためて認識された。業務チームの資料読んで貸付入金と手形周りのDB要件をまとめる方は、まだいいんですけどね。だけどプロジェクト環境管理は疲れるなあ。協力会社PCに関して固定IPをやめてDHCPにするってさ。また1台1台設定して回るのか。バックアップのマニュアルも作らなきゃいけないし。おまけにプロジェクトサーバー(ドメインコントローラー)が私の席に来るらしいではないか。今後東京側の環境管理は何から何まで私1人でやるってことですか?
同期の中でもできる人は毎日午後6:30くらいに帰って、それでいて評価も業績賞与も高い。私はいままでとにかく仕事に向かない人生を歩んできたから当然とは分かっていても、なんだかやりきれないよ。
周りの人々が皆いい人ばかりなので、その分自分が惨めだ。彼ら(と彼女たち)は私と違って自分の仕事が増えることを恐れない。それは強いからだろう……と思うが、違うかな?
2001/1/28
たっぷり眠って、午後は会社へ。議事録書く。
あっという間に午後9時。眠っていたら趣味に割く時間がない。私はよほど眠るのがすきなんだね。
2001/1/27
今日はストレス解消のため、自堕落な一日を送る。雪の中秋葉原に行き、話題の同人アクションゲーム『魔物ハンター舞』、および『Air』のアレンジ曲集を買いました。
久々にゲームするとやはり面白いですな。ただ頑張りすぎて首と肩そして頭がひどい痛みに襲われました。どうも中指で強く連打すると、腕から肩、そして首を通って頭まで、筋肉と神経を消耗してしまうようです。
頭痛が特にひどいので今日はまだ10:00ですが寝ます。
……それにしても体力落ちてるなあ……
2001/1/26
今日は姫路。そう、顧客の情報システム部門と打ち合わせです。
レガシーシステムのリプレースには顧客側SEの協力が肝要、というわけで、われわれDBチームのカウンターパートを決めてもらいました。彼らは3人ともこの会社に長く勤めているわけではなく、原稿システムに対する精通度もまあそこそこといった感じなのですが、なにしろ第三者的な視点に立つことができ、問題意識が高く協力的であります。すばらしいですね。
追加、回収を繰り返した末、スパゲッティ状態になり、データの整合性すらところどころで崩れている、運用・メンテに大変な労力をかけてなんとかだましだまし使っている。そんなモンスターシステムをどうにかしてきれいさっぱりリプレースしたい。大変だけどデータの移行もやりますよ、っていうそういう気概がシステム課になくっちゃね、絶対成功しないよ、このプロジェクトは。
向こうに新たに入ったPCの1台がうまく立ち上がらない。ま、ほかにいろいろあるので後回し、優先順位をつけて、ゆっくり1つ1つトラブルシュートしていくしかないですね、それが長生きのコツだと悟りました。
2001/1/25
また失敗しました。今度はWindowsNT/2000のグループポリシーです。
まず背景の説明についてなんですが、うちのプロジェクトではかなりの数の協力会社の人(ま、端的に言って外注ですね)を使っておりまして、彼らにPCを貸与しているのです。で、なんともいやらしいことに、会社としては、いざというときいつでも彼らに貸し出しているPCの中身を見れるようにしておきたいわけです。そういうわけで、私は環境管理担当として、上のほうから、「ローカルのAdministratorユーザーのパスワードを変更して、ユーザーが利用できないようにしておきなさい」と仰せつかっているわけです。
さて、私はこの要求を実装するため、次のような手順で協力会社の人たちにPCを配ったのです。
まずAdministratorのパスワードを変えて、ユーザーから利用できないようにします。ユーザーにはドメインユーザーアカウントを通じてPCを利用してもらうわけです。しかしただこれだけですと、ユーザーは自分のPCにソフトウェアをインストールすることができなくなるわけですな。そこで、ドメインユーザーアカウントを、ローカルのAdministratorsグループに加えます。
少しでもこの業界に足を突っ込んでいる方ならば、「?なに馬鹿なことやってんの、ぜんぜんセキュリティになってないじゃん」、と分かることでしょう。
というのも、ユーザーは自分のドメインユーザーアカウントに与えられたAdministrators権限を行使することによって、ローカルAdministratorのパスワードを自由に書き換えることができるからです。
恥ずかしいことに私はいままで、Administratorsグループのメンバーは、他のメンバーのパスワードを変えることはできない、と思い込んでいたのです。
こんなていたらくで、よくMCP受けたものだと笑っちゃいますよ。惨敗したのも当然です。
来週から協力会社の人たちの席をまわって、ユーザー設定を変えさせてもらわねばなりません。面倒な作業ですが、それ以上に恥ずかしいものです。「よくこんなやつが管理者やってるよ」と思われているでしょう。まあ、うちの会社は人材不足で、私のような人間にこういうことやらせるしかないんですよ。
2001/1/24
疲れが少しとれたおかげで、今日ようやく頭を使う仕事に取り掛かれた。やっぱり私は人一倍眠らないと頭が働かないや。プロジェクトの皆にはこんな虫がいいこと言えないけどね。
この頃アクセスが増えてありがとうございます。m(__)m
やる気はあるのでもっと仕事が楽であればMIDIや小説に力入るのですが。
うちのプロジェクトで比較的能力がある人は、なぜ辞めないのだろう。そりゃちょっとくらい状況が悪いからといってすぐ辞めるような人が優秀であるはずはないのだが、この状況はもう異常も異常、人間の手には負えないだろ。救えるのはもはや神しかいない。とすると、さっさと辞めちゃったほうが、自分のためだしメンバーのためだし、世の中のためでもある。
みんなこんなに忍耐強いと世の中に悪いプロジェクトがはびこる。悪いプロジェクトからみんなさっさと辞めちゃえば、そんなインチキな会社は自然に淘汰される。顧客は傷を受けるが、早い段階なので傷は浅くてすむ。こうなるとだんだん優れたプロジェクト運営能力を備えた会社が増え、システム開発者も顧客もみんなハッピーになると思うんだけどね。
「状況はきびしいけど頑張ろう」というポジティブさが、結果として周りの人々を疲弊させてしまう。
もっとも私の場合、今会社がこけたら行き場がなくなるんだけどね。スキルがないから。
しかし私のスキルの話だけど、こんなに業務に追われていたら勉強するひまもないよね。
こうやって労働基準法完全無視のもと、がんばっているけど評価も賃金も低くて、挙句の果てに努力の成果を全部ドキュメント化させられて、優れた人に引継ぎをして、捨てられるんだ……と思うと、やりきれないなあ。
こういう道筋、どこかで聞いたことあるな、と考えると、なんのことはない。団塊の世代、いまやリストラに脅かされている中高年サラリーマンの辿った道筋なのだ。ただドッグイヤー環境なので、ジ・エンドにたどり着くまでの期間が短いのだ。
2001/1/23
先週から精神力と体力ばかり試されて、頭を使う仕事、いかにも設計者っぽい仕事をしてない。
そりゃまずいだろ、わはは……もう笑うしかないね。
よく思い出せないけど、設計者としての誇り、責任感をもって仕事に挑んでいた短い期間があった。ハードだけど充実していて、面白かった日々……
でもいまここまで落ちた責任も俺自身にあるわけで、もっとしっかりせねばならないのに。それはわかっているのだけれど、いったいどうすればいいのか途方にくれている。
2001/1/22
あわわ、、意図したわけでもないのにとんでもないことをやらかしてしまいました……!
プロジェクトのファイルサーバーを一日分若返らせていたということが発覚しました。要するに先週金曜日分の更新内容が吹き飛んで、木曜日の状態にレベルドレインされてしまったのです。
午前中は被害状況の把握でおおわらわでした。幸い甚大な被害は出ませんでした。多くの方々がローカルにバックアップをもっていたということと、若返りのレベルが1日ということが救いでした。
原因は昨日のリストア実験です。失敗したと思ってたらばっちり成功していて、元の場所に古い内容が「復元」されていたわけです。しかも悪いことが重なり、金曜日のバックアップはスケジュールミスでとられていませんでした。
処分ですが、とりあえず反省文を書いて、今後のバックアップ・リストアポリシーをまとめることになりました。
とはいえ一番苦しみにさいなまれるのは、プロジェクトメンバーの皆に損害を与えてしまったことを思うときです。飛行機を墜落させたパイロットの苦しみ(もし生きていれば、ですが……)が少し分かりました。
まったく今回の一件には、ほとほと自分に愛想がつきた。4月より今日に至るまで、私は遊んでばかりいてイージーに生きてきたわけではない。常に自分に欠けているものを分析し、それを埋め合わせようと考え、努力してきたつもり。しかしあるところをほんの少し改善するために莫大なコストを払い、しかも副作用で別のところがぬけてしまうのでは、まったくやりきれない。同期の新人たちの中でも、大いに活躍している人たちはいるわけで、彼らと比較して自分はほんとうに惨めだ。
このままだとまずい、何とかしなくては……と毎回辛い状況の中必死に考え、問題に正面から取り組み、行動した挙句の果てがこれでは……笑いがこみ上げてくるのを抑えられない。自嘲なんかではなく、声を出して盛大に笑いたくなる。
粉々に砕けた自尊心を見下ろし、いまようやく自分が枷から解放されたかのような爽快感を覚える。翌朝ぼろ雑巾のようになって目覚めるのは分かっているが、いまひとときはこのジャンキーな快楽に身をゆだねたい。
2001/1/21
安サラリーマンとして細々と生きてゆくことが、こんなに難しいこととは!
三原より電話。先週の日記を読んで、私が発狂してなにかしでかしたのではと思ってかけてきたらしい。今週は自分を抑えたよ、期待にこたえられなくてすまぬ。まあ、来週は分からないけどね。
2001/1/20
MCPの勉強は莫大な時間を要する。かいつまんで大まかにポイントさえ抑えておこう、という態度で前回はひどい目にあいましたからな。
同期の者が次々とMCPを取得してゆくのを見ていると、私は頭が悪いということを前提として人生を組み立てなおさなくてはならない、ということをひしひしと感じる。
小さな幸せでも 前向きになれる人
いつかホントの幸せ キャッチできる人だよね…
心を映したような 不安定な空を見て
何ができるかなって きっかけ探していた
ピンとこない 毎日だけど
未来に向かって 助走をつけているとき
歌・作詞:丹下桜 作曲:ながつきまろん 編曲:水島康貴『CATCH UP DREAM』
2001/1/19
"ERstudio"というDB設計ツールを買ってもらうことになりました。1ライセンスあたり30万円、DBチーム三人分で90万円という高価なおもちゃです。
Excelへのエクスポートだけでなく、インポートもサポートしているところが魅力です。(もっともこの機能は"ERworksheet"という別ツールで提供されているのですが、日揮ソフトウェアのサイトから無償でダウンロードできます。
操作性の面でもERwinよりいい感じです。ただ属性にコメントをつけることができないのがちょっと不満。いままでERwinでは属性コメント欄にコードの取りうる値を書いていたのですが……
業績賞与出る。私は143,000円。評価は4段階中上から3番目。低いですね。なんとかクビを免れたというところですか。
コメントが面白いです。「技術チームDBメンバーとして担当。キャッチアップが早い。会議における積極的な発言など今後に期待できる。但しクライアントとの折衝においては、多少回りを気にすることも重要。」 うーん、顧客とのミーティングでなにかまずいことやったかな? 「問題点を深く詳細に追求していく能力、理解力の速さ、主体的に問題を解決しようという姿勢など、新人のレベルでいえば、AAの評価だと思われる。」 これはうちのチームリーダーの評価。ちょっと過大評価と思われる。私ははっきりいって理解は遅いほう。「あー、ヒラでよかった」とか言っており、大きな問題は上にお任せの姿勢だ。
2001/1/18
「今日は好調だったけど疲れて腹が痛む」の巻
件のバックアップツールTapeWare、テクニカルサポート代表がバグを認め、修正版が出るまで代替策を採るように依頼してきた。
今日はノートPC10台をディプロイし、ドメイン参加、メール設定、各種ソフトウェアインストールを行う。前回死にそうになった反省から今回は周到な準備をめぐらし、ユーザーにほとんどの作業を任せる。10人中8人についてうまくいきました。残る二人については「ドメイン?何それ?」という程度の知識レベルなので手取り足取り助けましたが。とはいえマニュアルを用意しておいたため私もやりやすかったです。
2001/1/17
「ギターソロって往々にしてギターだけじゃなく他の楽器も鳴っているよね」の巻
12:10帰宅。遅い…
丹下桜、あの声音でビブラートはたまらないよな。
tune my love ねえ気づいて
tune your heart 誰か早く
tune my love わたしに言って"大丈夫もう君はひとりじゃない"
歌・作詞:丹下桜 作曲:ながつきまろん 編曲:田辺恵二『tune my love』
ふざけるな!俺は孤独がいいんだ、孤独が……
2001/1/16
今日は11:15帰宅。早めに帰らないと気が変になるよ、まったく。
相変わらずテープからリストアできない。TapeWareから戻ってきた返事は平板なもので役に立たない。もう一度メールを出してみる。テープドライブとデバイスドライバはおかしくない。診断ツールで確認した。あくまでもソフトウェア的な問題なのだ。
それにしてもバックアップツール一つ使いこなせないとは! ほんとに俺は無能な人間だと感じる。もう少しで万策尽きる。そのときは障害報告を作って、「私は馬鹿でこんな簡単な仕事も手に余ります」と告白するしかない。その結果クビになるかもしれない。思えば入社してからわずか10ヶ月しかもたなかった。入社1年目にして早くも会社を辞める若者は意外と多いらしいが、彼らの多くは自主的に辞めるのだ。私のように辞職に追い込まれるような人はどのくらいいるだろうか。ダメ人間もここに極まれり。
使い方は正しい、とほぼ確信できる。おそらくソフトウェアに問題がある。その意味では私に責任はない。だが正直なところ、自分が100%正しいとは断言できない。ここが恐ろしい点だ。ここをはっきりさせるためにも障害報告を作ることが重要だ。ごくまれにリストア実験が成功したこともあり、そのログも残っている。どうしてうまくいかないかを明確に言えるようになったとき、実は問題はほぼ解決しているのだ。だからこの状況はある意味で、SEとしての問題解決能力が問われる試練とも言える。とんでもない試練だけれど、そういえることは確かだ……
2001/1/15
気分がいいうちに早く会社から脱出する。(といっても10:15くらいだけど)
ところで久方ぶりに更新された"Venture Love"はいかがでしょうか。ようやく「スタートアップ」でこれからどうしようかと途方にくれております。(しかし来訪者がめっきり少なくなった昨今、この小説の続きを読んでくれる奇特な方はいるのでしょうか? 日記だけで持っているような気もする……)
癒しを求めて丹下桜のアルバムを聞く。かつては単なる精神的な癒しを否定し、問題はまず心の次元ではなく現実の次元で解決されるべき、というポリシーを抱いていた私だが……んー、いい気持ち。
2001/1/14
データベースの動的振る舞い図を書くために、参考書を求めて新宿、渋谷の書店を巡るが……なかなかよいのがみつからない。プロダクトに偏ったものばかりで、関係論理のあたりから説き起こす原論的なものが乏しいのだ。
もうなにもかもどうなってもいいや……と、かなり退廃的な気分。柏木四姉妹の下敷を買って少し癒されるあたり、かなり病んでいる。(まだ「痕」も一定の人気を保っているらしい。でも350円にしてはいい品質で気に入ってしまった。「隆山温泉 鶴来屋」のロゴと千鶴さんの絵が入ったマグカップも1000円であったのだが、これは単色の割に高価でちょっと買う気になれなかった。あと楓ちゃん抱き枕カバーには仰天。もちろん買わなかったが。)
……来週ぜったいやばい。追い込まれて血迷ったあげく何かとんでもないことをやらかしそうなのだ。あー、明日会社行きたくないな。
"Venture Love"更新しておきます。第四章はもう少し修正、増補するかもしれませんが、ほんとに明日発狂するかもしれないので今のうちにアップします。
2001/1/13
うーんやっぱりこの「TapeWare」というバックアップツールはどこかおかしい。
しかたなく米国サイトの掲示板に英語で質問を書く。英語使うのは苦手なのに……
フルートの教室ではMIDI話で盛り上がる。
2001/1/12
朝、病院へ。早めに行ったつもりなのに既に混んでおり、1時間待たされる。で、診断によれば腎臓は問題ないとのこと。ちょっと変わった体質らしい。ほっと一安心。
もちろんその後は仕事。行き詰まりの突破口を少しずつ見出す。しかし私の場合、それが少し遅すぎる。
2001/1/11
本日の"asahi.com"より、
恒例となっている明治生命保険の「赤ちゃんの名前調査」の結果が10日まとまった。2000年生まれの男の子は「翔」くん、女の子は「さくら」「優花」ちゃんが、いずれも調査開始以来初めてトップに輝いた。(中略)「さくら」ちゃんは初のベストテン入りで、いきなりのトップ。全体的に「海」「陸」「花」など自然を連想させる漢字が多く使われるなど「ネーチャー志向」が強まっているのが影響したとみられる。
ネーチャー志向? いやいやこれは「カードキャプターさくら」の影響でしょう。自分の娘には「友枝町」のような環境で「友枝小学校」のような学校に通い「木之本さくら」のような女の子に育って欲しい、という親心の発露ですな。あの世界には基本的に悪人はいないし、清潔感あるし、かつファッションセンス高い。「さくら」は素直で言葉遣いが正しいし、親を愛しているし、家事を手伝うし、かつかわいい。(爆)
ある意味あの漫画は大人世代の理想を体現している。それでいて子供にも人気がある。では世代間交流の媒体になりうるかというと、うーむ、いかがなものか。
子供は子供であの漫画の中に理想的大人、理想的社会を見出し、それに憧れるのではなかろうか。両親や兄弟、学校の先生など、周囲の人々は皆優しくてハンサムないし美人。町並みや校舎はきれいでかわいい。家は裕福で私服、制服はファッショナブル。インラインスケートで通学できる(笑)。こんな環境に生まれたかった、と思うのでは。
お互いに自分にとって都合のよい理想を相手に求めるがゆえに、「カードキャプターさくら」が老若男女に愛されている、悲しいことだけど、確かにそういうところあると思う。
あー、仕事行き詰まった。ほんとはこんなこと言っている場合じゃないのに。
でもそれにしてもヒラでよかった。管理職のプレッシャーはこんなものじゃない。結局私は地位や名誉、金銭よりもやすらぎを選好する人間なのだ。
2001/1/10
今日から出社です。TT
いやはや目の回るような忙しさ。いまだにバックアップツールが使いこなせない。
とはいえ帰宅してからちょこちょことVLを書く。アイデアがあるときは忙しくても書き進むものだ。それに楽しまなくては。そのために働いているわけだし。
2001/1/9
足が冷たい! 氷の上を歩いているペンギンはなぜ凍傷にならないのだろうか?
久々に『ヴェンチャー・ラヴ』の続きを書く。公表はまた後ほど。第四章を終わらせてから更新したいので。
2001/1/8
身を切るような寒さ。おかげで足の小指の組織が変質してしまった。霜焼け?凍傷?壊死?どの概念に該当するのだろう。
佐藤俊樹『不平等社会日本』を書店で立ち読み。SSMなどの統計資料から、日本が西欧並みの階級社会に近づいている事実を解き明かす。意外と機会の平等は実現されておらず、親の収入や学歴が子供のそれらに大きく影響を及ぼしているそうだ。
なんとか世の中に自分の苦境の責任を負わせられないかというネガティブな動機から本書を手に取ったのだが、まったく打ちのめされてしまった。私の両親は貧乏というわけではなく、高度な教育も受けさせてもらった。私は比較的チャンスを与えられてきた側の人間、この階級社会の中で追い風を受けている側の人間なのだ。にもかかわらず何らかの「生き難さ」に苦しんでいるとしたら、それはひとえに私のやり方が悪いからに他ならない。
2001/1/7
ようやくBachのBadinerieの打ち込みが終わる。仰々しくMIDIコーナーを新設することに。
今日はちよだの鮨が三割引の日なので買いに出ると、往来では粉雪が舞っている。どうりで寒いはずだ。
粉雪が空から 優しく降りてくる
手のひらで受け止めた 雪が切ない
どこかで見てますか あなたは立ち止まり
思い出していますか 空を見上げながら
嬉しそうに雪の上を 歩くあなたが
私には本当に いとおしく見えた
今でも覚えている あの日見た雪の白さ
初めて触れた唇の温もりも
忘れない I still love you.
作詞:須谷尚子 作曲:下川直哉 歌:AKKO "Powder Snow"
2001/1/6
少し風邪気味でのどが痛い。
コードを読み解くのに骨が折れる。プログラミングコード(Code)にせよ音楽のコード(Chord)にせよ、相当な訓練が必要だよ。
2001/1/5
健保の診療センターから勧告を受けていたので、腎臓を診てもらうべく慶応義塾大学病院へ行く。
採血量が多くて痛い痛い。頼むから注射針のブランド名に「ワンショット」というのはやめてくれ。
現在、MIDIとオブジェクト指向プログラミングとMCPの勉強を平行して進めているのだけれど、どれも進捗が悪い。
2000Serverのトレーニングキットがどうも分かりにくい。日本語版は読みやすいのかな……これをただ訳しただけではそうならないと思うけど。
OutlookWebAccessを通じて会社のメールボックスを見に行く。いろいろ面倒そうな問題が持ち上がっていて気が滅入る。
跳べないハードルを負けない気持ちでクリアしてきたけど
スタートラインに立つたびに怯えていた。
田村直美「ゆずれない願い」
2001/1/4
鬼平とMIDIとオブジェクトプログラミング。
とはいえ寝る間を惜しんで、というわけではない。私は怠け者なのだ。(開き直る)
2001/1/3
ホビーと勉強にいそしむ。
ひさびさに鬼平犯科帳。勇気付けられ、かつ心が休まる一品。
2001/1/2
COMPAQ Himalayaの入門書を読む。
夜に再び一人暮らしの我が家へと帰宅。
これまでの仕事を振り返ってみると、つまらないトラブルで膨大な時間を費やすことが多い。でもそれはこの稼業の宿命みたいなものかもしれない。もしソフトウェアの世界が完成の域に達すれば、そのときわれわれの仕事はなくなるのかも。
好奇心はあるけれど、それよりもトラブルを嫌う気持ちのほうが強い……と辛いよね、この商売は。
2001/1/1
実家でゆっくり過ごす。いつのまにか体重が54Kg台に突入していることを知り、驚く。そういえば再検査でも腎臓がやはりあやしいと言われたので精密検査をしてくれる病院を探さなくては。
両親は悠悠自適の生活。幸福な彼らの様子を見ると、私がいま失業するわけにもいかないと認識する。
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