2001年2月の修行日記


2001/2/28
 今日は業績プレゼン。「彼は深くなければただの不気味なやつ」「わが社は放牧を旨としているので構わない。ただ柵は越えないように」「あまり深く掘りすぎて地球の裏側に出てしまわないように」とさんざんの言われよう。どれも誉め言葉らしいが。
 経理インターフェースに取り掛かる。仕訳パターンの整理が難しそう……

2001/2/27
 DB要件一覧目次VBAほぼ完成。しかし使いものになるかなあ……
 とはいえ久々にプログラムを書いたものだ。

2001/2/26
 モデルのブラッシュアップ。ER/Studioのモデルのほかに、Excelでエンティティ一覧とコード表を作っているので、修正・追加に手間がかかる。
 あと要件一覧の目次をExcelVBAで作成したいのだけれど……異なるシート中のセルへのハイパーリンクをどうやって張ればいいの? Hyperlinksコレクションオブジェクトの使い方がよく分からん。
 明日早起きしてVBA本立ち読みしに行くか。

2001/2/25
 仕事が遅れているので会社に出る予定だったのだが、サボって一日中家で本を読んでいた。昨日フルートの時にも感じたのだが、肺呼吸容量がどうも少なくなっていて疲れ気味。
 でも昨日今日とひさしぶりに良質な本を読んだため頭は冴えてきた。
 以前考えていたことに比べれば、いま悩んでいることなど小さいことだ。
 かつてはなんとも思わなかったであろう人物を、仕事ができるという理由で非常に尊敬し、自分もそのようになりたいと願っている。低劣なMCP対策本を苦労して時間をかけて読み進めている。そしてかつてなく自分を蔑み卑下している。今の私は完全に価値観をねじ曲げられ、奴隷化されているなあ、と思う。

2001/2/24
 リチャード・ローティ『連帯と自由の哲学』、赤間世紀『自然言語・意味論・論理』、アレクサンドル・デュマ『モンテ・クリスト伯』……一年前の私に戻る。学術書を開いたのはほんとに久しぶり。読書の快楽を存分に味わう。今までずいぶんと無理していたのだ、と悟る。
 フルートの先生から聞いた話だと、モーニング娘は和声短音階の増二度音程を効果的に用いて中近東的雰囲気を出しているとのこと。

2001/2/23
 おととしの9月ごろ、「俺って何をやりたいのかな」と考えた。学問を続けたくて学者を目指していた。だが経済的に難しかった。収入が今の半分でもあれば喜んでそうしただろうが……3年、いや5年頑張ってもポストがえられる見込みはなかった。死ぬ気で苦学すればなんとかなるのかもしれないが、そこまで大博打を打てるほど学問を愛好していたわけではなかったのだ。

2001/2/22
 現行DB中の重要な項目を見落としていた……現行DBから業務チームの要件定義をサポートするのが私の役目なのに……鬱だ。
 漫然と努力しているだけではダメだとよく感じる。だが状況がそれを強いている。飛び込みでいろいろな要求や問い合わせ、事件が来るので一日の時間がズタズタに断片化させられるありさまだ。割り込み要求をいつも受け付けなければならない。
 本当は休日にも会社なんか来たくないのだ。休日出勤しているような人は出世しない。
 他方、多くの割り込み要求を見事にさばく人もいる。
 それがいわゆる「仕事ができる」ということのエッセンスなのだろう。
 学生のころから私は、いつも取り組む事柄を絞ってきた。こうと決めたことに集中し、他のことはなるべく切り捨てるようにして、達成度を高めようとした。この戦法はそれなりに成功を収めてきた。
 ところが今の状況は、アクションアイテムを減らすことを許さない。学生のころは気づかなかったが、やるべきことを絞れないのが人生の本来のあり方らしいのだ。
 だからといって、世間の「仕事ができる」人は全てのアクションアイテムを実行しているわけではない。ポイントの高いものをいくつか実行し、後は結局やらずじまいなのだ。やろうという意志をもちつつ意図的にやらないこと。このアクロバットをどれだけやってのけられるかが鍵なのだ。
 『できる社員はやりすごす』という本があったな、今度読んでみるか。

2001/2/21
 デザインパターン研修を受ける。二日間の日程なのだが、残念なことに明日は客先。せっかくの機会なのに。

2001/2/20
 どうもうちの会社、ほんとは技術力低いのでは? 頭悪いのでは?

2001/2/19
 風邪が悪化、熱が出たため午前中会社を休み病院へ。

2001/2/18
 のどの風邪で咳に悩まされる。せっかくフルートの自主練に行こうと思っていたのだが、残念。
 プレゼン資料ドラフト版を一通り仕上げる。ちょっと時間がきつめかな?

2001/2/17
 昼頃起きてだらだらとデザインパターンの本を読み、フルートまでの時間をつぶす。
 さて、本日の『目から鱗のフルート奏法Tips』
 フルートは管楽器なので、フォルテで演奏するとピッチが高くなり、ピアノで演奏するとピッチが低くなります。これを防ぐにはどうしたらよいでしょう?
 フォルテの場合は、息を普段よりやや下方向に吹き込みます。するとピッチが高くなるのを抑えることができます。
 逆にピアノの場合は、息を普段よりやや上方向に逃がす感じで吹きます。するとピッチが低くなるのを抑えることができます。
 本当にフルートは奥が深いですね。

2001/2/16
 朝まで同期と飲んでた……
 みんないい仕事している。

2001/2/15
 資金/経理/人事チームと打ち合わせ。ボリュームの大きさにのけぞる。しかも他の領域との連携要件もかなり多い。
 帰りの新幹線の中で、乗り合わせた人から「余りものですけれど、どうぞ」とチョコレートを渡される。そういえばバレンタインデー翌日か。こんなことってあるのか、と感心することしきり。

2001/2/14
 夜、姫路へ。

2001/2/13
 大きな事件もなく、一日が終わる。
 私は頑張っているのかな……ふとそんな不謹慎(?)なことを考える。それは短期的にはもっと頑張れるけど、長期的なペースを保つとなるとこれが限界だろう。ただモチベーションはどうかな。責任感だけを頼っていては、疲れる。自分を削っているようなものだからだ。もっと面白くないと、頑張れない。

2001/2/12
 自己評価プレゼンの構成を考える。
 が、大まかに骨格を作ったところで頭痛が……今週もまた姫路なので大事を取って帰る(逃避かも?)
 Coriolisの"MCSE EXAM CRAM"(日本では「赤本」と呼ばれているもの)に取り組み始める。
 内容の良し悪しをすぐ評価することは控えます。試験で役立ってなんぼですからね、こういう受験参考書は。

2001/2/11
 朝遅く起き出して、ほぼ一日中勉強。『オブジェクト指向プログラミング入門』をついに読破。歯ごたえがあるが実にためになる良書。地に足のついたオブジェクト指向を身に付けることができる。だが書評はちょっと書けないな……"IT&Business"のコーナーは他のコーナーにもまして更新がなされておらず、困っているのだが。
 フルートの練習にも行き、今日は充実したいい一日だった。いつもこんな感じだといいのに。

2001/2/10
 夕方会社を抜け出し、フルート教室に通ってからまた会社に戻る、という土曜日を何度繰り返していることだろう。
 なんとかリストア手順書を書き上げたよ……

2001/2/9
 おとといの議事録の作成に丸一日かかるとは、絶対どうかしている。
 明日神経科・心療内科に行ってみるか?
 体重54Kg割ってる……
 仕事が多く溢れている……努力だけではどうにもならない。工夫を必要とする。しかし学生のころと違って、フルパワーがでない。あのころはある意味で今より要領が悪かったが、けれども自分ならではのバリューを発揮できたものだ。

2001/2/8
 相変わらずPCが1台故障中のため修理に出す。
 入金と仕訳に関してミーティング。

 東京へ向かう新幹線中でこれまで自分がやってきたことを振り返る。
 7月〜9月中旬:現行DBのファイル項目調査
 9月中旬〜10月:画面ラフイメージ作成
 11月〜1月中旬:エンティティ定義書=論理モデリング説明書の作成

 どれも精度悪い……
 情報のインプットにあまり貪欲ではなかったからだ。
 「とりあえずはなるべく汎用的なものをつくっておこう」という甘い考えで、業務チームの持ち帰る情報に頼りすぎ、自らクライアント側にアプローチをかけることが少なかった。
 これまではパズル解きの自己満足に偏るきらいがあった。

 とはいっても全てが無駄だったわけではなく……
 ファイル調査結果は今でも重宝している。ただきれいにまとめた形で顧客に提出していないため、顧客側からは「あのときあれだけ時間を割いたのは何だったのか」と評判が悪い。
 画面ラフイメージ……ほとんど役に立っていない。
 エンティティ定義書……それなりに考えて作られている。私なりのアイデアも盛り込まれている。まだ未検証だけど……

 うーん、疲れた。その後は『モンテ・クリスト伯』を読んで東京まで。

2001/2/7
 昨夜猛烈な悪寒に襲われると共に発狂し、次に高熱に襲われ心身ともに大ダメージを受けました。
 本来なら仕事を休むところですが、新幹線もホテルもとっているので(ここらへん発狂しているわりに妙に現実的だ)、泣く泣く6:30に起きて(というかほとんど寝てない)姫路へ。解熱効果のある頭痛薬を飲んで少し回復する。
 顧客情報システム課と要件打ち合わせ。背中が痛くてたまらない……
 早めにホテルにチェックインして寝る。ここは暖かくていいなあ。

2001/2/6
 朝出勤前に何気なくサイト巡りをしていると、なんとこの日記についてのコメントに遭遇した……
 本当は全文引用したいところだが、出典を明記したり許諾がからむと面倒なので要約すると次のようなことだ。
 「雑用係じゃない云々言っているが、雑用一つ満足にこなせない人が一人前気分になるのは早い。どれだけ与えられた仕事を要領良くこなすか。より早くより高い品質で指示を与えた人間の気付いていない所までフォローできるかが大切なのだ。」
 ←まったくその通りです。言い訳の余地ありません。
 それにしてもこういう形ではあれ、私のホームページが誰か他の人の反応を引き出せたということの意義は大きい。しょぼい私の人生を体現したようなホームページだが、とりあえず作っておいてよかった。
 明日は朝早くから客先の姫路へ。風邪気味なので早く寝よう。今ダウンするわけにもいくまい。

2001/2/5
 今日はちょっといいことがあった。^-^

2001/2/4
 この週末は土日とも会社で、ちょっと風邪気味だが、……私は究極的には自由なんだということを再認識した。なるようになるさ、ではなく、もっと戦略的に生きてゆけるはず。

2001/2/3
 朝起きたら10:20……寝過ごした。
 贅沢をして喫茶店でブランチ。しかしやはり喫茶店は金がかかるな。
 あとは夜遅くまで仕事。途中フルート教室に抜け出したが、これが最近の数少ない(唯一の?)憩いのとき。確かに自堕落にネット巡回とかすることもありますが、こういうのは後味が悪くて真の憩いとはいえない。
 アメリカ人は、「C→G」の完全5度音程が大好きだそうだ。スターウォーズも、ETも、スーパーマンもみな出だしは「C→G」。うーむ、音楽をやっていると、普通は見えない(聞こえない?)ことが見えてくるんだね。世界が豊かになるのか。

2001/2/2
 夜遅くまで仕事しているのに、難しくてなかなか進まない。貸付入金のビジネスロジックが何回複雑を極めているということもあるが、頭の回転が鈍っているというのもある。学生のころと比べて頭悪くなったのではないかと悩む。
 相変わらず協力会社向けPCセットアップ作業から逃れられない(だって彼らに許しているPowerUsers権限だとネットワーク設定やVirusScanがインストールできないからな)のだが、今日Outlookの設定を行っているときに偶然とんでもないメールを見つけた。プロジェクト環境に不満を持つ輩が私に仕返しを計画しているらしいのだ。
 まったく情けない奴らだよね。私を傷つけてなんになるっていうんだ? プロジェクトが火の車だっていうのによくそんな暇あるよ。いやなら辞めてくれって感じ。そういえば最近ネットワークトラブル解決依頼や備品整備依頼に、「業務に支障が出ている」うんぬんといった脅迫めいた台詞が目に付く。
 ふざけるな! こっちは業務どころか生活、人生にわたって支障が出ているんだ。
 それにしても私を敵に回そうなんていい度胸しているね。止めたほうがいいよと忠告しておこうかな。返り討ちになるだけだよって。
 頼むから過去の私を呼び覚まさないでくれ。もう私は戦いの日々を捨てたのだから。

2001/2/1
 今日は夕方まで環境管理のためにつぶれた。新しく3人協力会社の人が来て、セキュリティカードを作ったり、PCのセットアップを行ったり。しかも他の人のPCがおしゃかになってOS再インストール。あと社内LANもおかしかったので直してもらって……
 俺はれっきとしたDB設計者なの! しかもミッションクリティカルな貸付入金担当! 雑用係じゃないの!
 と声を大にして叫びたい。


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