2001年5月の修行日記


2001/5/31
 5月も終わり。働かずに生きてゆければよいのだが……

2001/5/30
 プロジェクトの新体制、スケジュールが定まらず宙づりなので、早め(といっても10:00)に帰る。

2001/5/29
 顧客企業の財務諸表をダウンロードしてきて財務分析を行ってみる。つい熱中して仕事がおろそかになりがち。いかんいかん。いまさらこのフェーズに至って財務分析してもしょうがないのだけれど。

2001/5/28
 今日は仕事にほとんど手をつけず、会計研修に専念。ROEの要因分解とかして、ようやくこういうことをやるようになったかと感慨深いものがある。

2001/5/27
 不意の失業に備え、ほぼ一日中勉強。

2001/5/26
 家で昨日のミーティングの議事録を書く。出社していなくとも、仕事は仕事だね。休んでいる気にならない。
 夕方から勉強。

2001/5/25
 はじめて上司の補佐なしに会議を仕切る。疲れた……今週末は出社拒否だな。拒否。
 それにしてもまだいろいろ大きな要件で詰めるところは多い。
 とはいえ今回は、経理特有のいろいろな概念について、基本的な考え方や思想を習得できたのでよしとするか。

2001/5/24
 プロジェクト上層部のレビューをうける。どうも我々のチームは、いろいろなところに首を突っ込みすぎているらしい。もっともだけれども、こうせざるをえなかった、といいたくなる。他のチームからあがってくるデータ項目の取りまとめ役にとどまるわけにはいかなかったのだ。なにしろ要件がなかなか決まってこなかったのだから。

2001/5/23
 やっぱり人はふえないらしい。3人でどうやって設計しろというのか?
 自分の価値が……まだ低いままだな……

2001/5/22
 契約でお客さんに買い叩かれたらしい……人増えないのかな……ボーナスも出ないのかな……鬱だ……

2001/5/21
 会計研修。四半期決算の意義について興味深い話を聞く。かつてNASDAQが世界に先駆けて上場企業に四半期決算を義務付けはじめたとき、その理由は、NASDAQが対象とするような小さなベンチャー企業は、一年を越える将来の見通し、計画を立てることができないから、という消極的なものだったらしい。つまり、本来ならば向こう2、3年の事業計画・見通しを提出させることが投資家保護のためにもっとも適切なポリシーなのだが、経営が不安定なベンチャーにそれを要求するのは現実的に困難なので、次善の資料としてタイムリーな実績数値の提出を要求することにした、というわけ。
 現在のアメリカの企業会計原則では、大企業を含む全ての企業に四半期決算が義務付けられている。そのため上記のルーツは忘れられやすい。しかし本来、こまめに実績をまとめて記述するよりも、将来の計画や見通しを立てることのほうがはるかに難しいし、それゆえはるかに価値のあることなのだ。

 夜はプロジェクトメンバー2人のバースデーを祝うというわけで、新橋のクラブに飲みに行く。Jazz FunkやSoulのライブを聞きながら飲み食いできる雰囲気のよい場所。でもね……
 いつもながら感じることだけど、私はやはり皆になじめないなあ。
 ときどき見え隠れする押し付けがましさが嫌だ。やれイベントに参加しろ、もっと飲め、徹夜マージャンに行こう(今日は月曜日だぞ!)だの……いわゆる「自発性の強制」が恐ろしい。なにしろ相手は善意のかたまりなので、非常に断りづらい。断る自分があたかも極悪人であるかのような呵責すら覚える。「地獄への道は善意で舗装されている」という箴言は、まさしくこういうシチュエーションを指しているといえるだろう。
 そういう悪い意味での体育会系のノリだと、一生食いはぐれはしないだろうが、大成することもできないだろう……もっとも私のような人間が大成するか、と問われるとそれはそれでかなり疑問だが。
 でも私は自分なりのユニークなやり方で、「大成」したいと思っている。

2001/5/20
 早起きして風と水のエレメントと戯れる一日。具体的にはプールで泳ぎ、フルートの練習をしただけだが……
 この頃拍子感が少しずつ身についてきた。
 午後は3時近くまで部屋でまったりしていたが、リラクタントな気持ちをなんとか克服して会社へ。
 コードレスマウスのインストールに手間取る。これまでのUSBマウスとドライバ競合を起こしているためデバイスマネージャを使ってこれまでのドライバを削除。MCPの勉強がこんなところで役立つとは。
 結局あまりまとまった仕事ができずに帰宅。
 明日の会計研修の資料を読む。

2001/5/19
 午前中自宅で模擬試験をやったあと、午後大手町までMCPを受けに出かける。
 結果は合格。序盤は生きた心地がしなかったが……
 詳しくは"ChallengeMCSE"のコーナーをご覧ください。
 その他今日は、トレバー・ワイ、フルート教本の上巻が完了。いよいよ下巻に突入。達成感のある一日でした。

2001/5/18
 仕事はそこそこにきりあげ、同期の3人の誕生日を祝してBBQする。相変わらずみんないいやつだ。ひどい状況におかれながらも、自分の立場は笑いで済まして他人のことを気にかけるのだから。

2001/5/17
 朝、目覚めたら10:20でびっくり。

2001/5/16
 タスクが多すぎる……年内に情報系の移行なんて、そりゃ無理な話でしょ。

2001/5/15
 うちのプロジェクトに匹敵する大きさのもう一つのプロジェクトが解散になったらしい。お客さんから解約されたそうだ。一部のサブシステムは既に完成していたのだが、捨てるとのこと。
 プロジェクトメンバーは寝耳に水で放心状態になっている。泣いた人もいる。
 付加価値の低い者に対して市場社会は厳しい。
 それにしても何億という売上が急にふいになったわけで、会社全体が危機に陥ってしまった。

2001/5/14
 フロアのフリースペースでミーティング中、どこからともなく『鳥の詩』の携帯着メロが聞こえてくる。うちの会社にはオタクがほとんどいないと思っていたが、どっこいオタクはちゃんと生きているというわけか。

2001/5/13
 GWも明けたというのに、渋谷の往来はひどい混雑を呈している。ひしめきあうこれだけの人々全てに対して、幸福を与えられるほど世界は豊かではない。もちろんゼロサム状況ではないが、リソースもチャンスも、万人にゆきわたるには足りないのだ。

 集中して仕事するも議事録を書くのがやっと。仕事がたまっているなあ。

2001/5/12
 "1999ChristmasEve"クリア。フリーとは思えないくらい質の高いゲーム。
 近所にあるこじんまりとしたレストランがアジア系料理を出すのだが、これがうまい。ただちょっと値段は高め。やっぱり世の中高い金を払わないと満足は得られないのか。

2001/5/11
 顧客の経理部、情シス相手に自動仕訳検討会議。ある程度詳細なテーブルイメージを見せて進めたおかけで、いろいろ収穫はあった。が、こちらも無傷ではすまなかった。これからの設計の量と難易度を想像すると鬱になる。あとリファイナンスもあるし。どうも疲れているなあ。

2001/5/10
 移行について打ち合わせ。ADBS、RIQSv1、RIQSv2、VSAS、SEQ、カタログ名、外部ファイル名、マルチレイアウト、REDIFINE……ホスト系のファイルシステムはなぜこんなに複雑なんだろう。
 移行チームは、DBチームが何をやっているのかつかめず、不信感を抱いているようだ。確かにほとんど連絡を取ってこなかったからなあ。新ERDも見せていないし。ER/Studio Viewerを配布することにしよう。

2001/5/9
 この頃体調がよく、睡眠時間が少なくてよい。深夜ゆったりくつろいでも翌日それほど辛くないのだ。
 システム化範囲が縮小されるのはよいことだが、ふと考えたのは、お客さんの会社でその削られた業務領域のエキスパートは、いったい今後どうなってしまうのだろうか、ということだ。長い年月をかけて培ってきたスキルが、経営方針の転換によって急に無用のものとされてしまったのだ。「かわいそうだが、それがサラリーマンというものだ」、と上司は言うが……

2001/5/8
 某同僚は、今日は息子さんと幼稚園の遠足に出かけるため休暇とのこと。自分にもいつかそんな日が訪れるのか? いや、たぶん一生そんなことはないのでは……と想いをめぐらし、ためいきをつく。
 コード変換を考える。
 どうやらシステム範囲が大きく削られそう。ほっと一息。

2001/5/7
 夜更かしして"1999ChristmasEve"などやっている場合ではない。

2001/5/6
 初のオリジナルMIDIを作る。出来は芳しくないのにやけに疲れた……

2001/5/5
 いまさらながら『カイジ』を読み、ダラダラと過ごす日々から決別を図る。

2001/5/4
 世間はGW真っ最中らしいが、出社して仕事する。消費税分解をどこでかけるべきか、悩む。
 半年ぶりにMCPを受験しようと思い立ったが、パスワードを忘れていた……月曜日、FAXでプロメトリックに問い合わせるか。それにしても情けない。

2001/5/3
 少し小説を書く。
 "WinMCP"で勉強。
 『誰彼』の"Flashback the blood"が気に入った。他にも"Fantasmagoria"がいいですね。

2001/5/2
 同じプロジェクトだが、普段あまり話すことのないひとと会話をすると得られるものは多い。
 仕訳パターンのマスタ化について、「せいぜい両方の勘定科目の設定パターンくらいしかDB化できないだろう」と言ったところ、「それでいい。それだけでかなり便利になる。」とのこと。なるほどね……

2001/5/1
 楽しい勉強ではなく、仕事のための勉強をせねば。
 自動仕訳の処理の流れに沿ったデータベースのレコードイメージを描くが、難しい。



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