2002年5月の修行日記
2002/05/30
私用(?)で6月下旬から2週間の休暇をもらいたいと申し出た者に対して上司は厳しい。「辞めたいなら辞めろ」とはね。プロジェクトが破綻するとすれば、それは構造的に破綻すべくして破綻するのです。メンバーの一人が数週間休むか休まないかなど、大したことではありません。
2002/05/29
会社の近くに定食屋を兼ねた魚屋があります。店の造作は老朽化しており、料理人はごついおやじ、値段は高い、仕入れが下手で品切れがしばしば、と悪いところを挙げるにことかかないのですが、店は11:30ごろから客が入り始め、12:00には満席、待ち行列ができるほどの繁盛振りです。
客層を見るに、男性中年サラリーマンが多いのですが、意外と若い女性もそれなりに見受けられます。
この店の第一の売りは味のよさです。魚の質は大戸屋、いや藍屋と比べても上です。よい仕入れルートを確保しているのでしょうね。また明治通りに面しているという好立地の寄与度も高そうです。
…………今夜は明るくさわやかにいこうとしたのですが、早くも限界が来ました。聖書を少しだけ読んで泥のように眠ることにします。
2002/05/25
昨夜から今朝未明まで、気の合う同僚と、プロジェクトの絶望的な行く末について語り合っていました。
夕方から例によってフルートの練習なのですが、疲れていて息が続きません。
「フルートのキーはほとんど、押したときに開くようになっているわ。でもね、右の小指と左の小指のキーだけは違うの。アメリカ人の名前みたいだけど、これらを『常時閉鍵』と言うわ。」
「なるほど。」(←疲れていて笑う気力もない)
「……じゃ、じゃあもう一回っ、9小節目からっ」
ごめんなさい、先生。
そして帰り際、
「注文していたムラマツのSRは、いつ来る予定だったかしら?」
「2003年11月です。」
「そう、じゃあ半年前あたりから、私の楽器をもう一本もってくるから、それを使ってリングキーの練習をすればいいわ。そうすれば、SRが届いたその日から、音を出せるようになるわ。」
「その頃生きていればね……」
「えっ?」
「いえ、なんでもありません。」
2002/05/24
私の元上司なのですが、この頃どうもおかしくなってきました。
仕事が多すぎてパンクしている。これは相変わらずです。でも以前は、山積する課題の中から最も優先度の高いものを選び出し、それらに持てる力の全てを集中して解決してきたものです。いわば肉を切らせて骨を断つ、そういう気迫がありました。これに対していまは、どうも逃げ腰で、仕事をいやいややっていて、片付かなくても早く帰宅する。そして、自分の仕事が進んでいないのは、自分の責任ではなく自分に多量のタスクを負わせるのが悪い、という態度をとっています。
過酷なプロジェクト環境が人に醜い行動をとらせる。残酷な話です。
イスラエルの王ダビデは、主の怒りを鎮めるため、恥をかえりみず皆の前で裸で踊りました。(サムエル記下) 大人物は、自分の体裁など紙クズほどにも思わないものなのです。
2002/05/20
今日は全社行事、「個人プレゼン決勝戦」。ふつつかながら私も末席に加えていただきました。
なんというか、ひとつの区切りになったなと思います。ちょっとした業績を積み重ねたわけです。しかし『天』の最終巻でアカギが言っているように、こんなものはさっさと崩して平たくするに越したことはありません。小さな山を大事に守っていると、やがて鈍ってしまうのは必至でしょう。
2002/05/19
一人悩むのNG(ダメダメ)
みんないるからOK(オッケー)
悲しいこともあるけれど
後は野となれ山となれ♪
天使のしっぽ
すごく無責任だが、いい曲。
2002/05/17
何気なくお気に入りだった堀江由衣の「Love Destiny」が、実はテレビ版シスプリOPだったとは……! オタク的な好みは消えないのか。何か業の深さを感じる。ショック。
2002/05/14
たとえ破局を迎えるとしてもその瞬間、決して取り乱したり、「俺の責任じゃない!」と泣き叫んだりしないぞ、と心に誓う。冷静に考えて最善手を打ち続けるのだ……!
終末企画の「聖書を読む」ですが、創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記、ヨシュア記、士師期、ルツ記、サムエル記上まで来ました。多忙にもかかわらずいいペースです。
2002/05/11
昨年、顧客の情報システム課に許した権利のために、いま煮え湯を飲まされている。DBへの項目追加要求が多くて、開発作業に手戻りが発生しているのである。李鴻章時代の中国のようなものだ。外交交渉においてはいかに慎重にならねばならないか、高い代償を払って学んだのである。
別件。ここ1ヶ月入院していたフルートの先生が退院。(その間は代わりの先生が来てレッスンを受けていた) スタッカートのタンギングがうまく軽快にならないと言ったところ、「タンギングせずに、息だけでスタッカートを表現してごらんなさい」とアドバイスを受ける。なるほど、この練習は効果がある。タンギングの上達のために、あえてタンギングのない奏法で練習するとは、あっと驚く逆転の発想。いつもながら先生には感心させられる。
2002/05/06
世間ではGWにもかかわらず連日仕事をしていると、この奴隷状態が嫌でたまらなくなり、胸が苦しくなる。ところがいざ思い切って休暇をとると、今度は不安と孤独にさいなまれる。惨めな生活だが、それを嫌悪し、反発している私はまだ堕落していない。「まあこんな生活も悪くない」と変な居心地のよさに安住していては、一生このままだ。
歩いているときは無意識に拳を強く握り締め、手首が痛くなってはじめてそのことに気がつき、夜寝ているときは無意識に足を緊張させているらしく、3,4日に1度は足がつるが、それはそれでいいのだ。必死に考えることが大切だ。いつか必ず『ショーシャンクの空に』のように自由な生活を勝ち取るために……
2002/05/01
「イスラエルの神、主がこう言われる。『おのおの、剣を帯び、宿営を入り口から入り口まで行き巡って、おのおの自分の兄弟、友、隣人を殺せ』」……レビの子らは、モーセの命じたとおりに行った。その日、民のうちで倒れた者はおよそ三千人であった。モーセは言った。「おのおの自分の子や兄弟に逆らったから、今日、あなたたちは主の祭司職に任命された。あなたたちは今日、祝福を受ける。」
出エジプト記 32.27-39
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