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『地下室の手記』を読了。学歴は積んだが協調性に欠け、社会人になってからうだつのあがらない主人公が、学生時代の同期にバカにされた腹いせにしけこんだ売春宿で娼婦に偉そうに説教をするが、逆に彼女から憐れみと優しい言葉をかけられ感激のあまりむせび泣くも、結局やはり彼女を暴力的な支配の対象としか見なせない……というなんとも救いようのない話。陵辱モノのエロゲーになりそうなストーリーだ。
そういえば『罪と罰』はもっとエロゲーに仕立てやすそうだ。理屈っぽくて、へたれなのか大胆なのかよくわからない主人公が殺人を犯し、葛藤しているところに風変わりな女の子と出会う……この骨格からしてエロゲー向きではないか。マルチエンディングも容易に想像できる。(1)殺人を自白し抑留されるが後年ソーニャと結ばれるトゥルーエンド、(2)警察に逮捕されるバッドエンド、(3)妹ドゥーニャと結ばれる禁断のハッピーエンド、(4)スヴィドリガイロフにドゥーニャが襲われるバッドエンド。それからタイヤキやイチゴサンデーに相当する食べ物としてザクースカがある。ここまでお膳立ては揃っているわけで、これはもうエロゲー化しないわけにはいかないだろう!
『悪霊』はエロゲーになりそうなところもあるが、スタヴローギンは幼女に手を出してしまうのでヤバい。ハードルが高すぎる。『カラマーゾフの兄弟』は…うーん、難しいな。Airの2倍くらい長くなってしまうのではないか。
こんなことにつらつら思いをめぐらしていたところ、『天使のいない12月』というゲームはどうやらドストエフスキー作品を下敷きにしているらしい。(EsLoadさんのブログ記事で知りました。) 暇が出来たらやってみようかな。
「会社を辞めるのはいつでもできる、だからもうちょっと頑張ってみるか」、仕事が辛いとき、そう自分に言い聞かせていたものだったが、いざとなると会社を辞めるのは難しい。かなり大げさだが星の重力圏から飛び出すようなエネルギーを求められる。それでも既にエンジンは点火し、ロケットは飛び立ったのだ。ためらわず脱出速度まで一気に加速するしかない。
| 第20話 ナミダのお別れ!?莉奈のポンポコ物語 | |
| キャラクター | ★★★★☆ |
| マーチャンダイジング | ★★★☆☆ |
| テーマ | ★★★★☆ |
「それぞれの世界」が今回のテーマ。光の世界と闇の世界、動物の世界と人間の世界、将来なぎさが歩む世界とほのかが歩む世界……これらはレイヤ(層)が違う論点なのだがごちゃごちゃっと物語の中に詰め込まれていて、悪く言うとテーマがきちんと整理されていない、ということになる。
しかし、レイヤがどうであろうと共通して言えることがあって、それは異なる世界の住人は互いに出会わない限りそれぞれ平穏に暮らしてゆくことができる、ということだ。出会ってしまうとある場合は憎しみと抗争が、またある場合は友情と喜びが生まれる。だが後者の場合もいずれ別れが訪れることになる。
異質な者どうしが出会い、互いの世界が接触することを恐れるウィシュンは、それでもその出会いが「真実」であると言う。「真実」とは過酷なものなのだ。
……こうしてまとめてみると、今回はなかなか筋が通っているなと再評価してしまうが、莉奈のキャラがいまいち立っていなかったのが残念。「ポン太ノ介」が匿われている小屋になぜかなぎさたち3人が早く到着し、莉奈が後から来るという流れには違和感を拭いきれない。
なお、ほのかが相変わらず莉奈から「雪城さん」と呼ばれていたことは特に問題ないと思う。
「OTOの会 フルートアンサンブルの夕べ」に行く。ほとんどの曲目が変拍子や破擦音を多用し、調性が不安定な現代音楽である。ブレス、フィンガリングの技には圧倒されたが、個人的にはあまり現代音楽が合わないのか、と考え込んでしまった。ドビュッシーの『牧神の午後への前奏曲』やストラヴィンスキーの『火の鳥』を思い描いていただきたい。あんな感じである。出だしから終結までずっと構えて聴いている必要があり、リラックスできない。疲れているのだろうか。
「プリキュアをひそかに応援したい日記 Max Heart」のみちたろさんからMusical Batonが渡されて来た。このバトンのことは随所で目にしてきたが、まさか自分のところに回ってくるとは、まったく嬉しい不意打ちである。
1. Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
3.5GB程度。まさかこんなに入っているとは。手持ちのCDをかたっぱしからエンコードしていた時期の名残か。
2. Song playing right now (今聞いている曲)
「歌(song)」ではないが、グレン・グールド演奏のJ.S.バッハ『平均律クラヴィーア曲集 前奏曲とフーガ第1巻』。特に気取っているわけではなく、仕事からあがって帰宅したときによくかける曲集。ロジックとセンス、緻密な構成と大胆な遊びが高い次元で融合しており、この効果は天才グールドの演奏に負うところも大きい。
3. The last CD I bought (最後に買ったCD)
『プリキュア・サウンド・セラピー オリジナル・サントラ2』。直前の質問の回答とのギャップはいったい…? と自分でも赤面してしまうが事実は事実。
4. Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
(1)Jethro Tull, "Locomotive Breath."
先生が聞いたら眉をしかめそうなジャズ・フルートの曲。(そういえば「先生」はもう半年近く登場していない。) 妻が親友と不倫していることを知った運転手がヤケを起こして蒸気機関車を暴走させるという過激なストーリーを謳っているのだが、この自暴自棄の感情をフルートで表現してしまうのがジェスロ・タルのすごいところだ。フルートの音量は金管楽器の1/4に留まり、音色には丸みがあるのが特徴だ。ところがこの曲に登場するフルートは、リフを刻むエレキギターと並走し、パーカッションと丁々発止の掛け合いを演じる。荒々しくささくれだった音色が時に悲鳴のように跳ね上がる。普段はおっとりとした優しいお嬢様が不良グループに親友をいたぶられて逆上、なぜか恐るべき戦闘能力を発揮してバッタバッタとヤンキーをなぎ倒してゆく、そんなシーンを想像させる(?)不思議な魅力を備えているのだ。
(2)Hubert Laws, "You Make Me Feel Brand New."
ジャズ・フルートの名手、ヒューバート・ロウズの作品。気だるいイントロからケ・セラ・セラな雰囲気が漂うテーマに移ってゆくが、ときおりふっとメランコリックなフレーズが舞い込む。悲しい過去をふと思い出したのだろうか。それでもすぐ立ち直って明るく飄々としたメロディーを紡いでゆくところにしびれる。アクロバティックなフィンガリング・テクニックに頼らず、ロングトーンの美しさをあますところなく引き出している。
(3)作曲:佐藤直紀、歌:五條真由美『DANZEN!ふたりはプリキュア』
歌ももちろん素晴らしいのだが、一見非常識で実は計算しつくされた曲の構成を高く評価したい。たたみかけるような転調、アクセントの効いた和音進行、演歌のヨナヌキを利用した間奏など、既にいろいろ語ってしまったのでここでは控えめに3番手。
(4)KOTOKO『agony』
『神無月の巫女』のED。OPの『Re-sublimity』にハマる人が多かったが、私はEDの方にハマってしまった。スピード感が魅力で、歌詞にほとんど切れ目がない。のびのある声で歌い通すのは本当に難しいと思う。
(5)Globe『Can't Stop Fallin' in Love』
多義的解釈を許す謎の歌詞についてあれこれ考えを巡らすのが楽しい。「踊る君を見て恋がはじまって…」
5. Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名)
うーん、困った。なかなか頼めるようなサイト管理人が見当たらない……
東映アニメーションが動画工程をフィリピンの子会社に切り出しているのに対して、プロダクションIGは全工程を自社内でまかなっている。この例を取り上げても、モジュラー化や統合化という用語はマクロの産業動向を指すものとは限らないことが分かる。同じ産業に属しても、企業によってモジュラー化の戦略をとるか、統合化の戦略をとるかは異なってくるのだ。
話題は変わるが本レポートによるとテレビのアニメ番組放送量は年々増加傾向にあり、2003年は2,850本にのぼったとのこと。新作ラッシュが話題になった2004年はひょっとしたら3,000本を突破していたのではないか?
会社で自分の存在が少しずつ薄まってゆく……が、新たな世界では未だに私の影像すら結ばれていない。いまが一番脆弱なときである。新しい世界に転移できなかったら、と思うと身震いする。しかし勇気を奮い起こして賭けるしかないのだ。
ここ数日の読書は『ビジネス・アーキテクチャ』と『地下室の手記』だったりする。奇妙な取り合わせだが、心の安定を保つためにこんな配合になっている。
COBOLを頭文字にして文章を作ってください、と問われて「超・オレ・ブサイクだけど・おまえが・ラブ。」と答えるのは驚くべき直観力の持ち主。いや、具体的にどんな事実を洞察しているのかと考えると詰まるのだが。ちなみに質問は創造(想像)性を試しているのに、記事の見出しだけ見ると、あたかも知識が問われているような誤解を受けやすい。この点はよろしくないかと。
会社の人がこのサイトを見ている可能性がないとはいいきれないので詳しくは書けないが、非常に厳しい状態である。ギアスの痛みに耐えるバグナードに匹敵する強靭な精神力が要求されている。
本日は筆者急病のため、「Weekly Precma Report」は休載いたします。申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
武田薬品から「定時株主総会召集ご通知」が届いた。平日昼間、しかも場所が大阪とあっては当然出席できないので同封のハガキで議決権を行使することにした。
通常のサマースーツを百貨店で新調すると平均9万円かかるが、「クールビズ」関連商品一式を揃えるには13万円が必要だ。したがって「クールビズ」運動には消費拡大効果が見込める、ということなのだが、どうして軽装になるのに費用は高くなるのだろう? 「クールビズ=サマースーツ−上着−ネクタイ」という認識は間違っているのだろうか?
| 第18話 キャンプだホイ!頼りになるのはお父さん!? | |
| キャラクター | ★★★★☆ |
| マーチャンダイジング | ★★★★☆ |
| テーマ | ★★★★☆ |
ひかりが着々と学校や職場で社会経験を積んでいるのに対して、洋館の少年は屋敷の外にすら出してもらえない。この境遇の差が後々の決戦の際に効いてくるのだろうか。
なぎさとほのかがゴミの不法投棄に憤ったり、上流への遡行を潔くあきらめたりするのを見てふたりとも大人っぽくなったなと妙に拍子抜けしてしまった。ひかりが休暇申請を遠慮するのはいつものことだが、皆「よい子」すぎるのではないか。昨年の旅行でふたりが無断で湖の中の島に渡ったとき、後で父岳から厳しく叱られただけに今回は素直になるのも無理はないのだが……
プリキュアの見所のひとつは、なぎさの悪ノリにほのかも便乗するところであるわけで、このごろそれが見られないのは残念だ。
なぎさがひかりに「一緒にテントで寝ようね」と誘ったところ、すかさずほのかが「三人一緒よ」と釘をさしたので久々に百合モード突入かと期待したが、実際の就寝時ではほのかはなぎさに背を向けていたのでがっかり。それでも母親すら知らないなぎさの起こし方をほのかが知っているというのは、ふたりが何度も寝起きを共にしていることをほのめかすよい演出だった。
父岳は「キャンプの達人」としてのスキルを遺憾なく発揮。ただ顔がBパートに入ったとたん変わってしまったのには驚いた。
新アイテムが登場したので一応マーチャンダイジングを星4つとした。
在庫管理の用語で「一般入出庫」とは受発注に関係ない在庫変動、つまり倉庫間移動や棚増・棚減を指す言葉らしい。要するに取引先と直接結びつかず企業内部の都合で行う在庫取引のことだ。この言い方は金融機関における「一般入出金」(顧客の預金・貸金に関わらない資金移動のこと)とよく似ている。流通業にせよ金融業にせよ、間接的・例外的な業務に「一般」の冠をつけているわけで、日本語ならではの変な表現といえるだろう。
みずほ信託に続いて東京三菱もコンテンツ産業に対する資金供給の新しいスキームを作り出した。コンテンツ制作会社が海外取引先へのライセンス供与にあたって知的財産権に貿易保険を設定し、銀行はその保険金を担保として制作会社に融資を行うというもの。知的財産権そのものに担保を設定する場合と比べて、SPCを設立する必要がなくコスト面で有利であるという。今後新たなスキームが打ち出されることも期待され、それらのメリット・デメリットを比較してみるのも面白そうだ。
非常に厳しい勝負の一日だった。まさか相手が3人がかりとは、思わぬ不意打ちで面食らってしまった。こちらが1人とやり取りしている間、あとの2人には考える時間が与えられているのだ。これは厳しい。
私はもっといろんな人と話して自分のスタイルを変えていかなければだめだ。
購買力平価で比較すると、昨年度で既に日本は世界第二位の経済大国の地位を中国に明け渡している。これからは規模ではなく、センスで勝負した方がいい。
新卒向けセミナーに出て就職活動中の学生を相手に話をする。会社のタテマエと自分のホンネとの間で隘路を探りながらしゃべるので意外と精神的に負荷がかかる。ともあれ将来のキャリアビジョンやITの戦略的意義など、大文字のテーマについて考え直すいい機会になった。