予告の剣道のシーンにすっかり踊らされ、イベント行きたくなかった。けど、途中まで見て、まだ剣道のシーンにならないうちに出かける時間になって、辛かった。
しかもイベント会場では、既に見てきたとおっしゃるかたが、煩悩暴走しまくりになるようなアレやコレを教えてくださるものだから、早く家に帰りたくて狂いそうだった。
「遠慮しないで攻めてこい」と一条さん。
「攻め続けてください」と雄介。
なんだかよく解らないんだけど、攻められたがりなお二人。
そんな意味じゃないって解っていても、のけぞってしまうシーンで、ビデオ何度も巻き戻し再生しちゃった。私にはよく解らなかったんだけど、剣道すごくうまかったから、ひきで映ってるときは本人たちじゃないよ、という意見あり。そうなのか? 二人なら剣道うまくて当然、とか思うのは、やっぱりドリーム入ってるせいか?
そしてみのりちゃんは「お兄ちゃん、もう戦う兵器になっちゃった?」じゃなくて「戦うの平気になっちゃった?」とか深刻な顔で聞いたりする。でも、シリアスなはずのシーンなのに、私が考えてたことは「雄介、この歳でブランコが似合う可愛さってすごいぞ!!」だったりする。兄妹でブランコにのって話をしてても、違和感まったくなし。
雄介は、逆になんでおまえは先生やってるんだ? とか訊いて誰かの笑顔のためだろ? なんて言う。そうすると、あっさり納得してしまうみのりちゃん。クウガと幼稚園の先生を同列に語ってしまっていいのか? だいたい、雄介の守りたい笑顔ってば、今はたった一人のじゃないのか? なのに、あんなに笑顔全開で納得して無駄に笑顔を振り撒きまくりのみのりちゃん。ちょっと哀れ。そして、恐るべき単純さ。血は争えない、の見本のような兄妹。いや、はは。雄介も好きなのよ。ホントよ。
そして紫のクウガはとっても強い。剣道の成果っていったいどこにあったの? やっぱりあのシーンはファンサービス? でも、一条さんと剣道したおかげで「攻撃は最大の防御なり」って悟ったとでも? それにしても、あんなにゆっくり敵に近づいてたくさん被弾するよりも、走っていって一気に倒せば痛くなかったんじゃ? と、友人に言ったら「あのクウガは強いけどその分すごく重いんじゃない? だから、機敏な動きが出来ないんだよ」うーむ。そうだったら、解るんだけど、そうなのかしら?
未確認生命体第21号イカ種怪人。昔のように「イカ男」とか言ってくれたほうが、なんぼか解りやすいんだけどな。