タイトルの大仰さのわりに、なにが「運命」だったやら。蝶野のツイてない運命を語りたかったわけですか? それもなんか、ちょっと違うだろうな。なんだろ? 雄介の回復力がさらにパワーアップしたことで、こんごの展開を暗示して見せたというところでしょうか? でも、あんまりあっさりと明るく治ってしまうものだから、雄介。なんか、いまいち悲壮感とかないですね。ないほうが、いいんですけど。
予告から期待をしていた問題の場面。倒れてる雄介を抱き起こす一条さんvvカットにならなくてホントに良かったです。「五代! しっかりしろ!」とか、叫んでましたが、これが「雄介!」だったらもっと幸せだったんだけどなぁ。
そして、科警研の榎田さんに新しい弾丸を要請する一条さん。
「少しでもあいつをフォローしたいんです」と、必死なようす。もう、誰はばかることなく、ラブラブです。
ところで、全治五ヶ月というのは、あまり聞いたことがないんですが・・・。三ヶ月でも瀕死の重傷、というイメージがあるんで、五ヶ月ともなったら、生きてるのが奇跡ってところでしょうか? なのに、カーテンに隠れてるお茶目な雄介。とっても、お元気そうです。今日もいい表情してました。
どういうわけでか、いつもは個室に運ばれるのに今回は大部屋なのだと思っていたら、タイミング良く運ばれてくる蝶野。そして、すごくわざとらしくケースから出して運ばれてきた蝶野の絵。わざわざ出す必要がどこにあったの?
もちろん、雄介に見せるためだろうけどさ。ちょっとなぁ。大事な絵なんだから、汚れたらどうするのよ、と余計な心配をしてしまうのだった。だけどその絵を見て「和むなぁ」とか言ってた雄介の微笑んでる表情は、とっても素敵でしたvv
いつもいらないと思ってるポレポレのシーン。ジャンの連れてきた実加ちゃんが五代さんに会いたいって話を聞いて、また怒ってる奈々。
「もしかしてあなたも五代さんにラブラブ?」「まさか」
という会話には笑ってしまった。「まさか」の即答は、いくらなんでも失礼なんじゃないの? と思ったけど、それ以前に「あなたも」という台詞。「わたしもなんだけど、あなたも?」という意味での「も」なんだろうけど。普通は、こういう場合って、自分と相手とまだほかの第三者もいたりする状況を想像するでしょう。でも、確か奈々はこのまえ桜子さんに会って、単なる友人らしいと認識してた気がするのね。
そうすると「あなたも」の「も」は、やっぱり警視庁のハンサムさんのことを思い出して言ってるの? まぁ、とうとう真実に気がついたわけね。なんて、勝手に思ったんでした。しかし、ホントに真実に気がついてたら、どう逆立ちしても割り込む隙はないと身のほどをわきまえても良さそうなもんだけどね。
椿先生と蝶野のシーン。4号に八つ当たり的な暴言をはく蝶野に、激昂する椿先生。どれだけリスクを抱えて戦っているのか知っていれば、当然の反応ではあるのでしょうが、それを知らないんだと解っていながら、ここまで気合いれて怒鳴られると、ちょっと引く。気張りすぎは、恥ずかしいよん。
何やったってうまくいけば誰だってあんな風に明るくなれるさ。という蝶野の台詞は、雄介見てたらしょうがないのかも知れないけど、あまりにも短絡的。ただ幸せなだけで、なんの痛みも挫折も哀しい思いも知らないひとの笑顔には、あんなにひとを惹きつける魅力は備わらないよね。ドリーマー入りすぎですか?
回復していきなり「一条さんのところに行きます!」と病室を飛び出した雄介は、TRCSの無線で連絡をとって、どこにいるのか聞かれ「ここです」と言いながら覆面パトカーの脇に走り出てくる。いやぁ、いい場面だなぁ。
予想外に早く現場復帰してきた雄介を見る一条さんの嬉しそうな目が、たまりません。やはり、目で語ってくれてます。昨日「霊石」の台本をちらっと見せてもらう機会がありまして、ついつい邪推したくなりましたね。この場面でも「サムズアップする雄介に、一条、溢れる嬉しさを隠しきれずに、微笑んで」とか、ト書きついてそうだな、なんてね。
そうして予告通り、金色の赤いクウガでは、敵を倒したものの大爆発。東京のどっかで、あれだけ爆発したら被害は甚大だろうに・・・予告ではなんともなかったらしい。器用な爆発のしかただったのだな。
来週は『応戦』
「俺たちにも紹介してくださいよ、4号・・・」って、桜井さん。はは、一条さんに紹介を求めるわけだね。さて、一条さんは雄介をなんと紹介するんでしょうか?←なにを期待してるんだかな。はは。