「星に願いを」 4/30

 

 いきなり変なロボットを作って嬉しげに見せるシオン。「ヒマだな」と笑う竜也にすかさず「おまえも仕事ないんだろ」というツッコミを入れるアヤセ。でも、そう言うアヤセもヒマそうだった。

 で、やってきた依頼人は子供で、宇宙人を探してくれと訴える。異性人と呼べ、とドモンは言わないのだった。なんでよ? シオンのときはあんなに竜也を叱ったくせに。

 手品のフリした瞬間移動能力を子供に見せるアルゴ。宇宙人だって隠したいなら、やめときゃいいのになんでだ? それとも、かえって自分から言ってしまえば胡散臭いただの嘘つきだと思ってもらえるという読みでもあったのか? それにしてもアルゴのおじさん喋りかたとかかなり不気味で、どうして子供があんなに懐いたのかが謎。あの子供は知らないおじさんと仲良くしちゃいけません、とは教えられてないのか? つーか、子供番組でこれはアリかな? 知らないひとにも親切にしよう。というのはホントは正しいんだけど、それを今実践するとなかなか厄介で物騒な世の中じゃん。ついこのまえも、誘拐事件起きたばっかだしさー。もし怪我して行き倒れてるおじさんを見つけても自分で餌付けなんかしないでちゃんとおとなの人を呼んでくれ。だいたい、怪我酷そうだったのに、飴もらったくらいでなんとかなったんでしょうか?

 長ねぎなど買い物袋からはみ出させて帰ってくる竜也。なんか可愛い。でも、それを誰が料理するんだろうね? というのは先週のオムレツから引きずっている謎だった。ねぇ、posiさん。袋を受け取ってたのはドモンだったようだが・・・・・・???

 で、毅然とした態度のシオンが格好良かった。「人の弱みにつけこむ奴らには勇気をもって立つ向かわなきゃいけないんです!」ヒーローらしさ全開。いまいちヒーローものっぽくないと言われてしまったタイムレンジャーだったが、これでどうだ! という感じでステキです。

 そこへ現れる竜也たち4人。「淋しいなんて言われたらこっちが淋しいだろう」とドモン。「仲間を信じないで誰を信じるんだ?」と言ったアヤセの手は、しっかり竜也の肩にかかっていたのだった。やっぱり、ここはチェックでしょう。そんなとこばっか、しっかり押さえてるのだった。

 そしてアルゴおじさんはUFOに乗って去っていくのでした。また強請られて犯罪に荷担するわけにいかないからなのか、今までの罪を恥じてのことなのかは不明。でも、戦争の星から逃げてきた脱走兵だって言ってたのに、彼はどこに去っていったのだろう? というフォローはまったくなし。その辺がちょっと不満だったりする。

 おじさんがいなくなってしょんぼりする子供を慰めるシオンをさらに慰める竜也。最後は笑いをとって終わるのがタイムレンジャーのお約束だと思っていたのだが、今回はイレギュラー。4人ともちょっと切ない表情で終わってしまうのだった。

 

 そして来週は『バトルカジノ』どうやら竜也が主役のお話らしい。彼は空手で国体いったほどの腕で、すごい格好いいらしい。ので、そこんとこ期待しとこうと思う。たぶんね、竜也の格好いいシーンが満載だから。でも、どうせならアヤセの格好いいシーン満載なのが見たいなぁ。

 

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