「月下の騎士」 6/25 

 

 ビーチリゾートのために日焼け準備のリラ。この発想がすごいな、と妙なところに感心した。西暦3000年の世界のビーチってのは、どんなんだろうね。やっぱり日焼けしてないとみっともないような場所か? でも、みっともないのを気にするなら、あの不気味なドンと一緒ってのが一番恥ずかしいと私なら思うぞ。

 弁当が足りないと文句を言うドモン。バーベキューでお金使いすぎてって言い訳するシオン。もしかして、タイムレンジャーの食事やなにやらのやりくりってシオンの担当なのか? まぁ、料理がまったく出来なさそうなユウリには無理なんだろうけど、シオンでもかなり不安。だって、なんか竜也に簡単に電話代貸そうとしてたし。いまいち金銭感覚ずれてそうだから。

 そして、「俺いらないから」とアヤセが弁当を譲ろうとするとすかさず止める竜也。心配してますな。もう、しっかり食べて、今日も元気でいてくれ、って気持ちがありありです。

「ドモン、最近太ったぞ」ああ、この言葉はちょっとドモンに同情したね。頼むから心のなかでだけ言ってくれ、って思う台詞の筆頭です。そうじゃなかったら、二人きりのときにこっそり教えてください。なんてね、それでも相手によってはショックだけどさ。そのあとで、嬉しそうに「太りましたね」と言って腕を取るシオンが無邪気で可愛い。

 で、道に出てから「お勤め」と言ったユウリの台詞を「太め?」と聴き返すドモン。すっかり拗ねまくって被害妄想です。アヤセがそれを「勤め」と教えてあげたのに、「太め、太め、太め」ととどめをさすシオン。ドモンをからかって楽しんでいるように見えた。無邪気そうでいて、実は色々計算づくなのかシオン。さすが、頭のいい異星人、ってことなのか?

 ドッペルゲンガー=自分とそっくりな人間。を見ると、死期が近い。なんてよく小説なんかには出てくるんですが、タイムレンジャーの5人は大丈夫か? 5人5様の出会いかたがあったわけなんだけど、やっぱりアヤセだけなんだか悲惨。道端で苦しんでる奴に声かけたらそれが自分だった、なんて〜。

 新しいメカとか、戦車とか出てきて、装着後のシーンが長いのは、だれだれ。嬉しくない。戦車の名前「らいめい」というのは「雷鳴」かな? ちょっと、別のひとの顔が浮かんだ。乗ってたひとのかたっぽが、結構格好良かった。もう、出てこないのかな? クウガなら容赦なく殺すシーンで、無事に脱出したなら次も出るかも、と期待できるんだけど、タイムレンジャーってどうでもいい奴でも殺さないからなぁ。

 ちらちらと意味があるのかないのか解らない映りかたをしていたリュウヤ隊長。あれって、いったいなに?

 竜也パパも、よく解らない。なにか企んでるんでしょうか? ごく普通にいい人だったら、つまらんなぁ、とか思ってしまうのだった。

 

    来週「新たなる絆」

 東映サイトの予告を見たところでは、ドモンがタイムレンジャーでいる意味を考えて悩む、みたいな話らしい。ちょっと重たい話なのかな。子供番組で、どこまで解ってもらえるやら、だけど装着前のシーンが長いと嬉しいな。

 

「影の予感」影の予感新たなる絆「新たなる絆」

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