行方不明者捜索も仕事のうち。しかし、家事が出来ないのに家政婦みたいな仕事をやろうとしているユウリ。お約束のノリで失敗を繰り返す。のはいいけど、料理作ったら味見くらいしてからひとに食べさせてね。自分もまずいと思うようなものを食べさせるのはいかがなものかと思うよ。
で、結婚詐欺師は相手に合わせて自分を装う。竜也の好みは古風でしとやかな女性ですか? お坊ちゃんだますのは簡単そうだった。というか、タイムレッドがこんなに単純でいいのか? まぁ、そういうキャラに作ってるのかも知れないけど、それにしても先週に引き続き主役とは思えない格好悪さ。
そして、ドモンは派手な色気姉ちゃんが好きなの? それにしても「様」つけて呼ぶなんて、ださださ。
アヤセは妙に自信ありげで、そういう人だったかなぁ、と首を傾げる。でもまぁ、振られたことないってのは頷けるかな。いいけど、ちょっとあれじゃあ、鼻持ちならない気障なプレイボーイみたいな台詞だよね「女は操るもの」だなんてさ。ヒーローがこんなこと言っていいんでしょうか?
で、事務所帰って書道にお華。相手のかたに合わせるって言われてるのに、すっかり女に合わせてるつもりなのか、竜也は。それとも、竜也ってそういう趣味あったの?
褒められていい気になって鍛えてるドモンも見苦しいのでした。
そして今日も、シオンだけまともなのね。説教までしてましたね、三人に。最初から彼がお見合いにいってたらどうなってたんだか、見てみたかった気もします。「お姉さん、化粧が濃いですね。それに、香水くさい。病気のお母さんがいるのに、そんなに着飾って余裕ですね。カンパの必要もなくてよかったです」くらい言ってくれたんじゃないでしょうか。しかし、それだとすぐに一件落着だから、つまんないのか。
ユウリの頭に漫画みたいに「不細工」の書き文字が降りてくるシーン。子供向けだから、とことん笑える作りにしたかったのかも知れないけど、洋服が変わったらみんなの見分けがつかないくらいのターゲットの年齢層には、ルビがないとこの字は読めない。そして「なんて書いてあるの?」と訊かれた親が「ぶさいく、よ」と説明した場合「ぶさいくってなぁに?」と訊き返されるのは必至で、朝から不細工の意味を説明しなきゃならない親に同情してしまうのだった。そんなの説明したくないよな。子供が覚えて、友達に使ったりしても困るしさ。
くだらない効果がもうひとつ。髪を逆立ててる竜也と目が飛び出してるドモンと鼻血たれてるアヤセ。もう、色男が台無し。頼むよ。いくら笑いとりたくても、ここまでしなくてもいいじゃん。ああ、勿体無い。
一念発起して女を磨くユウリ。でも、結果的には化粧濃くして出てきただけかも。地が綺麗だから、どっちみち着飾ればそれなりに美女ですわ。しかし、投げキッスでハートが飛び出すってのも、見ていて気分が萎えた。もう、ぐったり。
しかし、しめるところはしめるよね。ラストシーン。恭子の変装をして依頼主に手紙を届けるユウリ。バレバレだったみたいだけど、ユウリのやさしい気持ちは伝わったよね。でも、こんなに苦労して、彼らまたタダ働きだったんじゃ?
相手がロンダーズならタダ働きも当然なのか。でもせめて、冷凍するまえにお金返してもらえば良かったね、竜也、ドモン。
予告見てもなんの話かまったく解らなかった。ただ、アヤセの浴衣姿が嬉しかっただけ。来週も楽しみ、楽しみvv