「未来との断絶」 1/7

 いきなり耳に飛び込んできてびっくりだったのは、あの「僕とロボターがお風呂に入ってるうちに」って台詞。
 シオンったら、ロボターと風呂に入ってるのか、そうなのか。そしたら、ロボターは生活防水じゃなくて、完全防水なんだ。いや、問題はそんなところにはないような・・・。
 タックが家出して探さなきゃ、って場面なのに、なんだからぶらぶモード全開の竜也とユウリ。花言葉は「希望」なんてのを聞いたあとで、約30分後に「希望」って習字を山ほど見ることになろうとは。きっと、偶然なんだろうけど、ヒーローモノの最終回近くになると、そういう言葉を出してきたくなるもんなんでしょうか?
 圧縮冷凍を拒んで金儲けしようとする囚人。あんな指で、キーボードを押せるとは思えないんだけど。
 シオンは、やっぱりうまいです。タック相手にあの熱演。
 ぼくはここに来て、もらってばかりだったから。なーんて、泣かせる。もう、ホントにこんなに可愛いけど恰好いいのって、すごいと思うよ。
 壁が降りてこないようにドモンも竜也も頑張ったし、アヤセやユウリだって必死にみんなを避難させつつゼニットと戦ったりしたのに、全部全部、あのシオンの演技にもっていかれて(だいたい、みんなは早くに装着しちゃってたしな)しまいました。
 タックはリュウヤ隊長に逆らって自殺? ロボットに自殺が出来るの? よく読むSF小説に出てくるアンドロイドやロボットには、たいていの場合、自殺ではなく殺人は絶対出来ないってプログラムがついてるけど。
 でも、あれだけ擬人化して考えてデータよりタックが必要とまで言ったのに、データのバックアップだけで生き返ってしまうというところが、拍子抜け。いや、そのほかにどうしようもないんだろうけど。でも、あの落ちだと、なーんだ、やっぱりいくらでも修理すれば済むだけの機械なんじゃん、って印象が否めないのがちょっと残念。それがタックを復活させるためのふかしでもいいから、もう一度タイムレンジャーの危機に際して、自己修復機能かなんかで復活してもらいたかったですね。時間足りないか。タックを再生させて、みんなに頭をこづかれているシオンは、超絶に可愛かったvv
 ラストシーンはほのぼのしてて、良かった。七草粥。私も、七草の種類なんか知らないけど、そこいらの草を入れるという発想がすごい。それをまた、聴いても食べられるドモンもさらにすごい。なんで、あんなに頭いいのに、時々思い切り抜けているのか、シオン。そこがまた可愛いけど。
 

  

    来週は、「ドンの最期」

  あんまりにもネタバレなタイトルに唖然。死んじゃうんだねぇ、ドルネロ。んで、あの予告のユウリはなんだったんだろう?

 

「終末!TR」時への反逆未来との断絶「ドンの最期」

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