数の指導 補数、位取り2013.11/23
3まで、5までくらいかな

駐車場を探せ(5までの数の指導)
磁石でくっつくおもちゃの車を利用。
何台かつなげた車をスタート位置に置き、道路を走らせて正しい数の「数字・数図カードの駐車場」に入れます。


パンダとお皿と模型

果物模型を取りに行くときに使っている「お買い物かご」
人形とお皿(3までの数の指導)
数字を入れながら、「さん」という言葉と「3個の物」を結びつける指導。数字の「3」のカードを見せながら、1から3までの数字が書いてあるお皿を教師がテーブルに並べます。このとき、「いち、に、さん」と言いながら並べます。そして、「パンダ君を『さん』取って、お皿の前に並べてください』と言って、子どもに並べさせます。このときは、「1」のお皿の前から順に並べさせ、教師が「いち、に、さん」と声をかけて、「さん」を確認させます。次に、「パンダ君がミカンを食べたいって。ミカンを『さん』持ってきて下さい」と言って、子どもにミカンを「3」持ってこさせ「1」のお皿から順に一つずつ並べさせます。「3」まで入ったら完成。余分に持ってきたり、足りないときには「あまり」「たりない」などの言葉も入れて「3」になるようにさせます。みかん、りんご、など果物の模型を使用しています。
マッチング用の枠
夏休みにつくりました。
横長の台紙を横からスライドさせて入れ、子どもに同じ数や同じ数字のカードを選ばせて上にのせさせます。要するにマッチングさせるのですが、ひらがなで同じ文字を見つけて重ねさせたり、下の絵を見て単語カードをのせさせたりと使えそうです。
うちわ
うちわ2
うちわ3
うちわ4
うちわを使って 
うちわ(なるべく小さいのを使っています)の裏表に数字と四角いシールを貼り付けました。
フラッシュカード式にくるっとひっくり返して「これいくつ?」と聞いたり、
写真のように、「数字の数だけシールを貼ろう」というプリント学習などで、手がかりとして使っています。
ケース1 ケース2 フィルムケースの数の箱
フィルムケースをそれぞれの数ずつテープで束ねます。
数字を書いておき、ブロックなどを「いち、に、さん」と順番に入れていきます。数を確認する作業。
同じ数に束ねたケースをいくつも作っておき、「3の入れ物を集めよう」と言って集めさせ、「今度は、入れ物に3ずつブロックを入れよう」と。
フィルムケースを使って 3までの数(1)
どうということのない教材ですが・・・
フィルムケースと数え棒を使って数字の分だけ色棒をケースに入れる学習です。
フィルムケースにカラーのテープをまいておくと、赤い色のケースに赤い棒を入れるなどの、色で集める学習にも使えます。
3までの数(2)
鉛筆、カレー、スパゲッティ、リンゴなどの絵を使い、具体物の1,2,3の集まりのカードを作ります。同じ数のカードをを集めます。
 5までの数(紙皿)
紙皿にシールを貼って、同じ数のお皿を集めます。
シールはリンゴやミカン、●、■などを使いました。
2の箱3の箱12の箱とバナナ 数の箱
段ぼーる箱の中にしきりを入れました。
お買い物ごっこで「バナナを2つ買ってきて!」
バナナを取りに行った子どもは、この箱で1対1対応させながら、正解かを確認します。
せんたくばさみ
表面は手がかりあり〜数字の表面には数字の数だけ洗濯ばさみを挟む場所を書いておきます。数の理解の不十分な子はこちら側でチャレンジ。
裏面〜数字だけ。手がかりなしで洗濯ばさみを数字の数だけつけさせて、表面で正解を確認。
洗濯ばさみを使うのって結構むずかしいですよ。手先のよい訓練になります。



別に算数の教材として作ったわけではないけど
でも、算数だ

自動販売機 自動販売機
大きな段ボール箱を利用
お金を入れるところ
(裏に牛乳パックの底の部分を張り、お金はそこに回収されます。)

押しボタン部分
(フィルムケースのキャップに切り取ったスポンジを厚みをつけるために貼りました。すると、押す感覚がつかめます。さらに、文字の読めない子には、絵や色を工夫してはりつけ、色や絵で品物を選択できるようにしました)

品 物
(事前学習で、実際に校外へ出て、子ども達は自動販売機でジュースを購入しました。そのときの空き缶や、牛乳パック、子どもの興味あるトーマスのプラレールのレールなどが取り出し口から出てきます)

休み時間に遊びに来る、他学級の子ども達にも大人気でした。
通常級の5,6年生までも熱中してました!
顔
これは誰だ?

わかりにくいかもしれなせんが、下に子供の顔が隠れているのです。
その上に画用紙を貼り、目の部分、口の部分、顔全体と3カ所開くところを作ります。
数字の1を開くと目だけ開きます。数字の2を開くと口が開きます。数字の3を開くと顔全部が出てきます。
「では、1をあけてみよう」といって数字の1を探させて、子どもにあけてもらいます。


計算

10の合成分解 教材のタイル(10のタイル)を片側だけテープで留めます。
タイルが一つずつぱたんと折り返せるようにしてできあがり。
10の合成分解に役立ちます。
「10は7といくつ?」というときに、7だけぱたんと折り返すと、
残っているのが3とわかります。

計算

これは、くり上がりの足し算を指導するときにも利用しています。
「7+4」はあといくつで10になるかをこれで確認できます。
なお、この手の問題プリントとしては、
「ゆうまの引き出し(算数プリント)」からダウンロードして使わせてもらっています。待ちに待った国語編も出ましたねー!
たしざん(1)
「これは使える」の中で紹介している汽車のおもちゃをつかって、たしざんの導入の指導ができます。
車両同士が磁石でくっつくので、「ガッシャン!」と言いながら、合わせることでたしざんの意味を指導。「横浜方面から2両の電車がまいりました。海老名方面からも2両の電車がまいりました。
電車は、さがみ野駅で連結しまぁす。ガッシャン!さてさて、電車は何両編成になったでしょう・・・」
こんな調子で遊んでいます。 
 たしざん(2)

100円ショップで購入した車。スポンジ状で柔らかな感触がいいです。
課題はノートを半分に切って、そこに1問ずつ書いてあります。
たしざん(3)
プリンなどの容器と紙皿を利用。
赤と青のビニールテープを貼り、課題を見て赤い方に2個、青い方に1個タイルを入れます。
「たす」だから、真ん中の紙皿に両方のタイルを入れて、合計を数えます。
たしざん(4)
上のたしざん(3)の発展。
タイルの間に板で作った「+」を入れます。
「+」をはずして、合計を数えます。
たしざん(5
5までの数の段階の児童とたしざんの段階の児童の一斉指導

5までの数の段階の児童〜1.数字の数だけお皿に模型のリンゴをのせる
2.お皿のリンゴを数え、数字カードを貼る

たしざんの段階の児童〜2つのお皿のリンゴを合わせるといくつになる    かたしざんを行い、答えを黒板に書く
たしざん(6)
5までの数の段階の児童とたしざんの段階の児童の一斉指導
上のウサギ、サルと同じように行う
リンゴの代わりに電車のイラストを入れたカードを使用。(発泡スチロールの板で作成)5でひとかたまりになることも理解させる。タイルを使用する一歩前の段階として位置づけた。
たしざん(7)
たしざん(1)と同じ。わくを作ってみた。車は高速道路のサービスエリアで売っていたもの。
ノートの問題(2+3=)を見て、左右に数字カードを置く。その数だけ車の模型を置く。+の板をはずして、2と3の車を「ガッチャン」と合わせる。全部でいくつになったかをノートに記入する。
たしざん(8)
百円ショップで購入したホワイトボードに算数ブロックを置く四角の枠を書いておく。縦書きの式の場合ボードを縦にして使用。この後、繰り上がりの理解に活用できる。
たしざん(くりあがり)
段ボールの箱の真ん中にしきりを入れて、牛乳パックが5個ずつ入るようにします。
「8+4」型のたしざんの場合、写真のように「4」の方から牛乳パックを2個「8」の方へ移動させます。左側の箱に全部牛乳パックが入ったので「10」右側に「2」あるので答えは「12」
「7+6」型のたしざんの場合は箱を横にします。
下の段「5」と「5」を合わせて「10」。上の段の「2」と「1」で「3」答えは「13」
下の段の「10」はひとまとまりになるように「10」のカバーをつけます。
 

10の補数 
10のシールの上に切り抜いた数字カードのせれば、補数がわかります。
 

 位取り
「さんびゃくご」というと「3005」と書いてしまう子への対策で作りました。「さんびゃく」は「300」であるという子供の意識を大事にさせながら、正しい位取りができます。写真は「12300」「10000」の上に「2000」をのせ、その上にさらに「300」をのせます。一の位である右端にカードを合わせてのせていくという事さえ理解できれば正しい数が作れます。これは大成功で、授業時間が終わっても「もっとやろうよ」と要求されました。




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