Miss Ekaterina V. Ershova |
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(愛称)カーチャは、とても良く気の付くお姉さん! そして、とても明るい旅行好きな働く女性です。 |
カーチャのホームステイ日記…長くてごめんなさい。m(_ _)m
カーチャはダリアビア航空309便で新潟空港に到着。上越新幹線で東京へ。
東京駅 あさひ332号で到着
一緒に交流のゲストを待つチェルシアさんと、小さな花束を持ってドキドキ。
新幹線から降り立ったカーチャは、赤毛で色白のすてきな女性だった。
私より5歳年上で頼れる感じ!が第一印象。
カーチャは両手にそれは重いカバンを下げていました。
カトコトのロシア語で話し掛ける私に、「とても分かりやすいです。」と言ってくれました。
カーチャはチェルシアさん宅にステイ中のリョーダと一緒に新宿へ買い物へ。
カーチャはかねてより憧れの、日本の塗りのお盆と和紙の日本人形を探しに。
お盆はあったけれど、とても高くてやめたと言って帰って来ました。
日本でもあちこちにできてきた、100円均一ショップへ。
ここは、とっても喜んでくれました。
家族や会社の友人へおみやげをどっさり買いました。
金箔入りのあぶら取紙、3色ボールペン、ミッキーの形の時計や指輪型の時計。
アルカリ電池etc.こういうお店で5,000円以上も使うのを初めて見ました。
東京ディズニーランドへ!
ここ数年、私の家族は30日にディズニーランドへ行っていたので、カーチャを誘って行きました。
友達から借りて来たというビデオを持って、パレードを撮影しようとするも、
人が多くてうまく撮影できず。
おまけにバッテリー切れで断念。
スプラッシュマウンテン。イヤがるカーチャと一緒に乗り、2回目も誘ったけれど、「NO。」
でも写真ができあがり購入すると、「もう一回乗れば良かったわ。」という、嬉しい言葉。
夫の実家へ!
年越しそばとともに、カーチャのつくってくれた、
ロールキャベツのクリーム煮のようなものをいただいた。まさに和洋折衷だね。
突然のニュースで、<ロシアのエリツィン大統領が退任>
「エリツィンは好きじゃないけど、今、辞めるのはいけない。
国民が安心できるように、新年の挨拶をすべきよ!」
ロシアの事を殆ど知らない私は、このカーチャの言葉を聞いてもなんとも思いませんでした。
初めての日本のお正月。お雑煮を食べ、初詣に行きました。
「日本の家はなぜこんなに寒いの?」そうだよね〜。極寒のロシアでは、暖房はかかせないよね。
日本では、部屋は暖かいけれど廊下は寒い!私もそう思うよ。
明日帰るというのに、帰りの新幹線の切符がない!
「どうやら、使用済みとまちがえて捨ててしまった。」と言う。
あわてて、みどりの窓口で購入。
指定席は当日仲間のみんなが座った後で残った席に座り、差額を払う事に。
私は、“物価の高い日本で、余分なお金を使ってしまって”と心配したけれど、
カーチャはあまり動じてない様子。
お別れ。もう、お互い涙・涙。私にとって姉のような存在だった。
今度は、家族でハバロフスクに行き、カーチャの家にステイする事を約束したけれど
いつになったら、実現するのかなぁ〜とさらに寂しさがつのる。
東京駅 10時12分発あさひ313号で、新潟へ。
私の初めて出会ったロシア人のカーチャは、明るくて料理が上手で元気で、とてもよく気のつく人。
今の日本人が忘れてしまったような、思いやり溢れる人でした。