あ と が き


筑波山は晴れたり・・・


歴史を学ぶ意味

 近年、日本の歴史教育は受験のための学問になりつつあります。1941年に真珠湾に日本が攻撃し宣戦布告は知っていても、なぜ日本が宣戦布告しなければならなかったのかを考える教育はされていないのが現状だと思います。「戦争は悪い事です。」それだけ憶えさせその本質を教育していない。どこでどう日本が間違えを起こしたのか?日本が仕掛けた戦争だと教育されましたがそうさせたのは何か?仕掛けた戦争なら仕掛けられた方は原爆を投下しても正当化されるのか?原因を掘り下げどうすればよかったのかを考えるのが教育、歴史を学ぶ意味だと思います。当然戦争は良い事ではありませんが戦った戦闘員には何の罪もありません。戦闘員は国の方針に従い己の仕事を忠実にこなしただけで自国の愛国心にあふれていたに違いありません。明確な指導者(リーダー)不在で国の向うべき方向を誤り、純粋な戦闘員、また非戦闘員である国民を犠牲にし相手国の国民の尊い命を奪ってしまった大東亜戦争、国の平和を守るのは兵士ではなく国民でありそのリーダーの責任であると思います。歴史教育こそ平和教育の基本と私は考えています。

参考文献・引用文献

  • USSアリゾナ記念館(パンフレット)
  • アメリカ合衆国内務省 国立公園課
  • 真珠湾物語
  • アメリカ海軍予備軍/退役 ウイリアム・T・ライス著
  • 真珠湾攻撃
  • PHP文庫 淵田美津雄著
  • 淵田美津雄
  • PHP文庫 星 良一著
  • 証言真珠湾攻撃
  • 光人社文庫 
      


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