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天羽
それでも、その甘さごと、あなたを守りたいと思った――
退路は絶たれた。後は、進むしかない。茨の道を、頂上まで登りきるか、崖に落ちるかの二者択一。引き返す道はもうどこにもない。
これからの戦闘は、常に苦渋の選択を迫られる。それはもうわかりきったこと。
それでも、そんな中で敢えて、甘さの残ることを云うロイが、そんなところが、たぶんこのひとの危うい部分なのだと、思う。でも、そんなロイだからこそ、こんなにも皆、迷うことなくついていくのだ。
アームストロング少将は、ロイの選択を、甘いと詰ったらしい。
でも、この戦いは、今までのものとは違う。
「余裕があったら手加減してやれ」
簡単な言葉。そうして、お前達の命が何より優先だ、危なければ余計なことは考えなくていい。と続けられるロイの言葉や眼差しは、珍しいほどに真摯な色だけを湛えていた。
けしかけられた兵士達は、同胞だ。被害は少ないに越したことはない。彼が、頂上に立つのならなおのこと、民を損なうことを望まないのはわかっていた。
そう思えば、らしい言葉。
そして、彼が何を云おうとも、リザの進む道に変わりはない。どんな敵が目の前に現れたとしても、この背中を守るだけ。そのために、迷いなくこの手はトリガーを弾くだろう。
彼がこの国のトップに立つ、その日まで。否、無論その後も。
ende
<たわごと>
コミックス22巻の感想ぽえむ(笑)
ロイアイとゆーか、リザ→ロイな感じでしょーか。
突発的にちょっとだけ書きたくなったのでとりあえずメモ。中途半端ですみません。
2009.4.23
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