【 隠れ脳梗塞 】 チェックリスト

脳梗塞とは、脳の一部で血流が途絶えて、付近の脳細胞が死滅した状態のこと。
「隠れ脳梗塞」は、目立った症状の無い、微小な脳梗塞が現れている状態を意味しています。
検査をすると、四十代でも三人に一人六十代では八割以上の人に、これが見つかるのだそうです。

次の項目に三つ以上当てはまる人は、隠れ脳梗塞のおそれがあります。

[  ] なんの前ぶれもなく頭痛や肩こりに襲われることがある。
[  ] いつもめまいや耳鳴りがする。
[  ] 歩くときに足がもつれたり、つまずいたりする。
[  ] 階段の上り下りや、敷居をまたぐときに、片方の足をよくひっかける。
[  ] 以前に比べて手足が不器用になり、字がへたになってきた。
[  ] 以前に比べて計算がへたになってきた。
[  ] 手足のしびれや、ふるえがある。
[  ] 顔や唇がしびれることがある。
[  ] 一時的に意識が遠のくことがある。
[  ] 記憶がまったく無くなったり、物忘れをしたりすることがある。
[  ] 突然、ろれつが回らなくなることがある。
[  ] 早口で話をされると理解しにくい。
[  ] 水や食べ物を飲み込みにくくなった。
[  ] すぐにむせたり、痰がからんだりする。
[  ] 物が二重に見えたり、視野が欠けたりすることがある。
[  ] 声がかすれて、大声を出そうとすると息切れする。
[  ] 些細なことで急に泣きだしたり、大声で笑いだしたりする。
[  ] 突然、冷や汗が出たり、動悸がしたりすることがある。
[  ] 突然気分が落ち込んだり、うつ状態になったりすることがある。

出典:『自分で見つけて治す 隠れ脳梗塞』(眞田祥一著/マキノ出版)


上記の書籍には、簡単に出来る「隠れ脳梗塞 発見テスト」の説明もあります。

あなたの身近にいる、特に運動不足の中高年者に、脳梗塞の自己チェックを勧めましょう。


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