長良川水系のとある渓上流

200621日(火・祝)
天気:曇り

Tackle:Rod:bigforest Ceryle Lugubris 6'06" #3
      Reel:Pfluger Progress 60 DT-3F

HIT FLY:グリズリーパラシュート
#16

With:ドイザラスさん


今日は、ドイザラスさんと、2人新しい渓の開拓(^^;
朝7時半にちょっと遅れでドイザラスさん宅へ、
そこで ドイザラスさんの車に乗り換えて いざ出発!
目指すは、長良川水系のとある川の上流部
川沿いにある漁協事務所で情報収集とともに券を購入しようと
するも・・・あれっ?カギが掛かって閉まってる?・・・お休み?
道の反対にあった売店で、聞くと
わざわざ漁協の組合長さんに連絡をとってくれた。
しかも組合長さんが事務所まで出てきてくれるという。
こんな親切が、なんか朝からとっても嬉しい・・・
数分後到着した組合長さんから券を購入しながら情報収集。
「各支流や上流部に昨年稚魚放流してるからね」と
いうことを聞き、当初の目的どおり上流部を目指す。
ちょっとばかし道に迷いながらも
組合長さんに聞いた場所・・・トンネルを抜けたあたりに到着し
車を置ける場所と入渓ポイントを探して、早速準備をする。


里川のノドカな風景が広がります。

車を置いた場所からドイザラスさんは釣り上がり。


入渓直後水温を測るドイザラスさん・・・水温低〜!

ばびいは、少し下に下ってから入渓とした。
さて、今日のばびいにはGENさんから届いたバンブーロッド
「bigforest Ceryle Lugubris 6'6" #3」の入魂という重大な使命が
課せられている・・・なんてね。あっでも釣れたらいいな〜(^^ ;

入渓点を見つけ土手を下る・・・と、すぐ下流にいい落ち込みがもうひとつ
枯れた草を掻き分けて、もうちょっと下へ向かい
なんとか落ち込みの上辺りに出れた。


ばびいの入渓ポイント・・・いい流れが、横切ってます

いつも1投目は、焦ってライントラブルを起こすばびいなので
今日は、落ち着いて、まずは渓の写真を撮り、水温を測り
えっ6.6度しかないぞ・・・
でも端からドライでいくつもり、ニンフを結ぼうなんて
まったく考えない^^;
パイロットフライは、グリズリーパラシュートの#16
テール付きのパラシュートは久々だな〜
さて、では落ち着いて本日の第1投目
「はじめのい〜っぽ!」
おっちゃんと流芯にフライがのった!
落ち着いて投げればできるぢゃん(^^;
なんて、思うまもなく

 ぱしゃっ!!!

ありゃ?
ととと、とっさにロッドを軽く煽って合わせる。
ロッドを通して魚の重みがクンっクンっと伝わってくる!
魚が何であってもこれでニューロッドの入魂だ〜
(あっいやウグイやハヤは嫌ですが・・・)
サイズは、小さそうだけど元気な魚で落ち込みの手前まで走られる・・・
落ち込み下に行ったらやっかいだな〜と
慎重にだけどちょっと強引に寄せる。
寄ってきた魚は、鰭の綺麗なアマゴでした。
サイズは17cm、稚魚放流しかしていないこの渓では、
標準サイズかな。


入魂の一匹は、綺麗なアマゴでした

おおおお〜いきなりロッドの入魂ができちゃったよ〜!!(嬉嬉!!)
1投目からこれなら今日は、ウハウハかぁ〜!?

と、
勇んで釣り上がるも・・・続かない(ああ・・・やっぱりばびいである)
てか、それ以降魚の反応がない。
どして???

慎重に叩いていくが、まったく反応のないまま気が付くと土手の上にドイザラスさんが・・・
どうやら、地元の人に聞いたら、もっと上流ぢゃないとアマゴはいないよ!って
言われたらしい。

そそくさと場所移動・・・もっと上流を目指す。
ちょうど小さな堰堤があったので、その下流をドイザラスさんが、上流をばびいが、釣り上がることに


ばびいは、堰堤すぐ上から入渓
・・・が、ここでウの猛攻にあう。
小さいのから、最初に釣ったアマゴよりも大きいサイズまで・・・
釣り上がっていってもウの入れ食い・・・
アマゴの姿はまったく見られない。
あ〜あここもダメかと
途中で渓の石に座りちょっと一息いれる。
ゆっくりと周りを見渡すと虫のハッチが見られる。
枝にも虫が・・・で、ちょっと撮影


ナミヒラタかな?結構いいサイズです。
#14でもいけるんとちゃう?

しばらく休憩した後釣りを再開するも
結局もうひとつ上の堰堤までの間にウの猛攻で終わってしまった。


この堰堤までやって終了・・・出たのはウだけでした・・・

戻ってみると最初の堰堤下でドイザラスさんが、頑張っていましたがやはり
ウばかりだったそうです。



時間もないので、再び最初に入った辺りに戻って入渓・・・
も、やはりまったく同じ状況でした。
ドイザラスさんを待つ間橋の上からちょうど下にあるプールを眺めるが
沈黙が続くのみ


ライズのラの字も起こらない・・・

戻ってきたドイザラスさんが、再び地元の人に聞いたところ嫌〜な話が・・・
どうやら、この辺の魚は解禁前の禁猟期にほとんど密漁で抜かれてしまうらしい。
(網かなんか?)
で、この時期には、ほとんど残っていないそうです。
はぁ〜・・・なんてこったい・・・魚がいないんぢゃあね〜
最初に出てくれた1匹は、ほんと〜に貴重な1匹だったんだなぁ
ローカル渓流の宿命かなぁ〜なんて思いたくないけど・・・


いい感じの風景の中に流れがあって・・・これでアマゴがいたら
最高なんだけどな〜

しばらくアマゴのいそうなポイントを探して彷徨いましたが
最後に上流の堰堤で、ウと戯れてロッドオフとなりました・・・

今日はバンブーのデビューでしたが、このロッド
軽くて非常に振りやすくできていて
まったく違和感なく使っていけそうな感じです。
今年は、ガンガン使っていきますよ〜
GENさん、本当にありがとうございました〜

で、アマゴを1匹釣りロッドにも入魂できて、嬉しい反面
ローカルな渓の現状が判ってちょっと複雑な気分・・・の釣行となりました。

本日の釣果
アマゴ:1
     ウ:いっぱい・・・

<2006年3月22日UP>


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