矢作水系H川



2006日(土)
天気:晴れ

Tackle:Rod:bigforest Ceryle Lugubris 6'06" #3
      Reel:Hardy Angel #2/3 DT-3F

HIT FLY:ELK HAIR DUN #16、#17

With:T田氏、S田くん


GW中だけど、5日か6日に近場へ行きましょか?とT田氏と以前話しており
5日は天気は良かったものの、私は家の用事、T田氏も所用があったようでパス
6日の釣行決行とあいなりました。
忙しかったS田くんもこの日ならOKなようで、ようやく渓流デビュー

近場ということで朝は比較的のんびり・・・7時にT田氏に拾ってもらい
S田くんをピックアップし、猿投グリーンロードへ
今日の目的地は、良い状況が聞かれていた矢作川水系のH川へ
途中コンビニにて、朝昼食を買い9時ころ現地到着
観光案内所にて日釣り券(800円)を購入

国道より下流域で釣れているとの情報を得ていたがまずは、上流へ
途中にある管理釣り場を越してさらに上流へ向かってみる。
そこからはアマゴよりはイワナがいそうな渓相に変わってきた。

車が停められそうなところを見つけ、そそくさと準備する3人
釣り上がり初挑戦のS田くんは、T田氏が面倒をみるということで車を止めたところから入渓
私はひとり道をちょっと下って入渓点を探す。
しばらく歩くと食堂がありその横に小さな沢があったので、その沢伝いに入渓。

今日のパイロットフライは、初めて試すELK HAIRを用いた ダンパターンの16番
今日は釣り上がりの時間(約1時間)からテンポを考えながらフライを落としていく。
数投目小さな落ち込みから少し流れたところでフライが
スポっと消えた。
とっさにロッドを軽く立てて合わせを入れる。
くくくっとロッドから生命感が伝わってくる。
慎重に寄せてネットイン


サイズは、16cmくらいでしたが、綺麗な・・・今期初のイワナでした

写真を取りやすそうな場所に移動し写真を取ってからリリース

フライをティッシュでよく乾かし、ドライシェイクスプレーをシュッと掛け次の準備
そして再び釣り上がり・・・
しばらく行くと砂地にくっきり足跡が・・・あちゃ〜誰か入ったあとのようです。
まぁGWだからしょうがないか〜そんな中でもイワナが出てくれてるからな〜
と、すでに1匹釣っているのでかなりお気軽モードで釣り上がっていく(^^;


ちょっとしたプールがあり、小さめな虫が水面を飛び交っている

慎重に対岸の流れに乗るようにフライをキャスト・・・
3投目・・・対岸ぎりぎりの流れにフライが乗ってしばらくして

ぱしゃ!!

出た!


引き寄せてくるとさっきよりさらに可愛いイワナでした(^^;

まだいるかな〜と思ってこの後何回かフライをキャストするも反応なしなので
再び釣り上がることに・・・しかし、この後は魚の反応が見られず
タイムリミットの1時間が迫ってきたこともあり脱渓、車へ向かう。

この後、管理釣り場よりも下流へ移動して再び入渓
今度は、私とS田くんが組み、T田氏は私たちよりさらに下流へ入渓
しかし、ここでも足跡がくっきりで、魚の反応がまったくなし
早々に追いついてきたT田氏は、誰か入った後だからもう上がろうと言う。
私はもうちょっと上がってみたかったので、ちょっと我侭を言わせてもらい
もうちょっとひとり釣り上がることに・・・
2人と別れてすぐの場所で、岩の上で仁王立になり
どうやって上がっていこうかな〜と考えてると垂らしてあったフライラインが
いきなり上流に向かって走りだした!???????????
とっさにラインを手繰ると魚が掛かってる。
慌てふためきながらも、取り込みを行う。
しかし、合わせを入れたわけでもないため、なるべく慎重にラインを手繰ったつもりだったが
途中でふっとテンションがなくなりました。
取り込めてもタナボタの1匹だったもののバレるとなんか非常にくやしい(^^;
その後は反応なしのまま2人と合流
どうやら、2人は渓をあがろうとしたら、弱っているブラウンを見つけたよう
管理釣り場から逃げ出してきたんだろうな〜

再び車で、今度は国道よりも下流域へ
入渓できそうなところを探しながら移動。
なんとか1箇所入れそう(降りれそう)なところを発見
道から川の流れを見下ろしていると・・・・

なんだありゃ????
上流から巨大な・・・尺を悠々と越えた魚影が下ってくる。
で、そのままさらに下っていった・・・
俄然力が入る3人・・・急いで用意して川原へ降りる。
私とT田氏は、その魚が見たくて、さらに下流へ歩き出した・・・
が、すぐに釣り上がってくる餌師と鉢合わせ、
残念ながらうちらが餌師の頭をハネた形になってしまいました。
T田氏がその餌師と話をし「釣ってもいいよ」と言われたそうですが、悪いので
餌師が先行するのを待ちつつさらに下流に下って釣りを開始。
当然餌師が、ついさっき通ったばかりの場所なので非常に厳しい・・・
魚の反応がなかなか見られない。
T田氏、ばびい、S田くんの順に釣り上がっていく。


先行・・・T田氏

小さなプールがあり、T田氏はそこをトバシて行ったので、私がフライを入れることに・・・
ま、餌師の通ったあとだから無理だろ〜なぁと思いながらELK HAIR DUNを流す。
と、フライがメインの流れの底にある大石の上を通過しようとしたとき岩陰から魚が、
フライに向かって上がってきて Uターン・・・

い、いる!!(あ〜ドキドキするぞ・・・)

フライを見に来たってことは、ミャクありだよなぁ
よ〜しじっくり狙ってみよう・・・と、まずは深呼吸をし
腰を降ろしてシステムの変更を行う。
今までの システムにティペット8×を追加しフライをCDC DUNへチェンジ
そして慎重に流れに乗るようにキャスト・・・
しかし、BWOカラーのCDCを使っているこのフライは、非常に見づらい・・・
じっと目を見開きフライの流れを追う・・・と、フライから30cm奥で

ぱしゃ!!

ありゃ?はぁ?おいおいそこぢゃないだろ〜!!
と、魚に向かって突っ込みを入れる。
が、しかし、これがトンでもない間違いであることを数秒後に思い知らされる。

フライを流し終わりラインを静かに寄せると・・・
今まで見ていたフライはそのまま流れて・・・いく???あれ?
ラインはその先から見づらいフライを引きずってきた。

が〜ん・・・フライだと思ってたのは、全然関係ない流下物で、フライはその先を流れてた
ということは、さっき出たライズは、自分のフライに対してだったわけ???

あ〜〜〜〜〜なんというたわけたことを・・・(泣)
その後その場は静まり返ってしまいました(大泣)

追いついてきたS田くんに事の顛末を話す。とうぜん(笑)
消沈した気持ちを落ち着かせるためS田くんに先行してもらい
のんびりとアンカーで釣り上がっていくことに・・・
当然餌師、T田氏、S田くんが釣り上がったあとなので、
無理だろ〜なぁなどと思いながらなるべくひねくれた場所を選んで
フライを落としていく。

かなり浅めの瀬の中にあった石の上をフライが通ったとき

ぱしゃ!

と石の影から出てきた!おお〜こんなところから!!
引き寄せて、ネットインすると午前中のイワナよりもさらにサイズダウンではあるが
状況が状況なので、よく出てくれたな〜ってな感じの13cmのイワナくんでした(嬉)


先行者バリバリの中出てくれた可愛いイワナくん「なんで、こんなとこにいるんだ〜?」きょとんとした表情(^^;

で、ちょっとしたプールが出てきたので、そこでイブニングを狙うことに決めて
再び移動、今度は支流へ向かう。


別荘地が建ち並ぶところから入渓するも反応なし

前を行くT田氏が、すぐまえに餌師を発見・・・ここもか〜即脱渓。

時間も5時半近くになったので、イブニングポイントへ移動
最初は上記プールの少し上になる堰堤上を覗いてみたのだが、ライズが始まる気配が
なく、暗くなる前に当初に決めたポイントへ入渓


堰堤上、魚影は見られたが、ライズが起こる気配無し・・・

ライズは、すでに始まっており目の前に1匹尺を越える影が・・・
一つ上のプールへ移動したので、それを狙いにT田氏が移動
ばびいとS田くんは、目の前のライズ狙い。

しばらくするとT田氏から
「とった〜!!ネット、ネット!!」
の声が、慌てて飛んでいくS田くん

ネットインしてみると・・・
ライズをしていた大きな魚影はなんと・・・ブラウンでした。


35cmオーバーのブラウン・・・
これも管釣りから落ちてきたのかなぁ???


残念ながらこの時ライズが止まってしまい、その後まっ暗になりフライが目視できなくなるまで
粘りましたが、このままロッドオフとなりました。

GWの非常にハイプレッシャーな中
今期初のイワナに出会えて、嬉しい釣行となりました(^^;

本日の釣果
イワナ:3

<2006年5月9日UP>


戻る