中部 Off Line Meeting(その2)



200614日(日)
天気:晴れ

Tackle:Rod:bigforest Ceryle Lugubris 6'06" #3
      Reel:Hardy Angel #2/3 DT-3F

HIT FLY:ELK HAIR CADDIS #14
      ELK HAIR DUN #17


14日朝5時半に目が覚める。外の様子を伺うとどうやら
天気は回復した様子・・・
同じ頃何人か起き出して来た。
TM30さんは、目の前の川の上流を釣ってきてみるとのことで
さっそく出かけて行った。

目の前の渓は、昨日の雨で轟々です。

koideさんも、野鳥の撮影に・・・
で、ばびいは、シャワーを浴びてすっきりしてから
近くを散歩がてら散策


キャンプ場内にあった古い発電所新田次郎の「聖職の碑」に出てきた発電所だそうです)
湧き水「延命水 行者の泉」朝早くから結構ひっきりなしに水を汲みに来る人がいました

全員が起きGENさんの用意してくれる朝食を美味しく頂き
集合写真を撮って撤収となりました。

上段左から、たけさん、koideさん、フルタさん、稲さん、浅さん、TM30さん
下段左から、GENさん、ばびい、sugiyamaさん

車で隊列を組み昨日釣りをした隣の支流に向かう。


天気は完全回復・・・高原に爽やかなの青空が広がってます。

sugiyamaさんは、本流狙いということでここでお別れ。
途中給油のGENさんを待つ間川の様子を見る。
なぜか皆偏光グラスを持って車を降りる(^^;


さらにTM30さんは車からロッドを取り出し探りを入れてる(^^;

GENさんとの合流がウマクいかず、道の駅に移動し
全員が揃ったところで、今回のオフ会は解散となりました。

稲さん、浅さん、TM30さんとともに移動をしちょっと山へ
入ったところの渓へ
ここは、支流が始まるところで車止めになっていて
そこから先は登山道を兼ねた林道を徒歩になります。
稲さん、浅さん、TM30さんは、車を止めたところから
入渓するとのこと。
3名と別れて、1人林道を上がっていく


車止めの駐車スペースから撮影・・・
ちらっと見えてる大堰堤の上まで歩くことになります。

林道とはいえこのあたりは、まだコンクリの簡易舗装がしてあり
歩きやすい・・・ただ、大堰堤の上に出るため坂がきつい

途中の青い橋の上から下を眺める・・・浅さん発見・・・

堰堤上に出るまで約10分・・・すでに息が切れているばびい(^^;

堰堤からすぐの土手を滑り落ちるように入渓
葦のような草を掻き分けて前に進むと
だだっ広い川原が広がっていた・・・

渓相は堰堤下のほうが良かったような・・・
てゆ〜か、ポイントあるのか???
ていうような平坦な瀬がず〜っと続いているように見える。



まぁせっかくここまで来たんだから・・・と釣りを開始

ところどころ深みのありそうな場所を探してフライを落として行く。
ひたすらひたすら拾い釣り・・・



途中、登山届提出の小屋を過ぎ(なぜかそこに車が2台止まっていた)
どんどん上がっていくが、景色は変わらず・・・う〜ん・・・
ほんとに、ここで釣ってていいんだろうか?

するとしばらく行ったところで、ちょっとした段差の落ち込みがあり
そこへELK HAIR DUNを落とす・・・

ぱしゃ!

あまりにイキナリ出てビックリした・・・
慌ててラインをたぐる。
慌てると私は、魚を引き抜いてしまおうとする癖があるよう
このときも無理やり寄せようとして痛恨のバラシ・・・

あ〜〜〜〜〜〜〜くそ!

まぁ魚がいることは判ったし、俄然やるきの出るばびい
だが、いつものパターン・・・ここから再び同じような平らな瀬の渓相が続き
魚の反応はみられなくなる。

川原を歩くと丸い糞がやたら目立つようになる。
おそらく鹿の糞だろう・・・
それを見ていたら
そ〜いや、ここに来る途中の道に熊出没注意の看板がいくつか
立ってたな〜などと思い出し、急に身震いが・・・
だ、大丈夫かなぁ・・・ひ、引き返そうかなぁ・・・ぶるぶる・・・
そして・・・

 

 

んこしたい・・・

 

 

どうやら身震いの原因は、恐怖心からだけではなかったようです。

当然、公衆便所なんてものは周りにはなく・・・

ええ、しましたとも                 野う○こ

大自然に抱かれて、川原に穴掘って・・・
半脱ぎのウェダーを抱えて背後の気配にオノノキながら
(こんな格好の時に熊には襲われたくないな・・・)

ふぅ〜すっきり(^^;
(お下品ネタでしつれいしました)

用を足し、持ってきたお茶で喉を潤し一息ついたらなぜか元気回復です。


お茶は、持ってきて正解でした・・・

先にちらちらと見えている堰堤までやって引き返そうと決めて、
再び釣りを再開します。


先に見える白い辺りに堰堤が見えます

堰堤の下あたりに来るとようやく流れに段差が出来てきて
ポイントがいくつか出てきました。


ようやく釣りになりそうな渓相になってきました

フライは、さっきとりかえたELK HAIR CADDISの#14で、
ポイント、ポイントにフライを落として行きますが、
雨の為増水しているのか、流れは、結構早くあっという間にフライが
引っ張られてしまいます。ピックアップしようとした時
下からイワナがふ〜っと浮いてきてフライを咥えようとするのが見えた・・・
あっと思った時に私の手はすでにロッドを煽ってフライを水面から剥がしていた。
バツが悪そうに戻っていくイワナ・・・
その後、2度と出てはくれませんでした・・・ぐっすん・・・

なんかイワナらしい、の〜んびりとした動き・・・

さらに今度は反転流になんとかフライを留めていると
下からす〜っとイワナが、浮かび上がって来てフライを咥えた・・・
さっきののんびりした動きを見ていたのでこちらもゆっくりとイワナが
フライを咥えて反転しようとしたのを見て合わせをいれる。

ロッドに魚の重みが加わる・・・よし!

と、思った瞬間急にテンションが抜け軽くなった・・・
あ〜乗ったと思ったのに・・・またまたバラシです(泣)

とうとう堰堤の真下までたどり着いてしまいました・・・

堰堤下は埋まっていて深みがほとんどありません。
しかも、実はいままで、こういった堰堤の直下で魚を採れたためしが
なかったりするばびい・・・
う〜ん・・・とりあえず、左岸側に流れがあつまってよさそうな感じの場所が
あるので、そこを最後に取っておくとして右岸側から順番に流れが出ている
部分にフライを落として行く・・・が、まったく反応なし・・・
とうとう残すところは、左岸の部分のみになってしまった・・・
丁寧に流れにフライを流す・・・
しばらく流れて、フッとフライが水中に引き込まれた。
それに反応しロッドを軽く立て合わせをいれる。

くくくっっと魚の重みがロッドを通して伝わってきた。

今回はうんと慎重に引き寄せてネットイン・・・
誰もいない川原で「やった〜!」とガッツポーズしてました(^^;

で、ようやく釣れてくれたイワナくんの記念撮影・・・


よく見ると、朱斑は、くっきりと綺麗に側線の上下に見られるが、 白斑がまったく見当たらない。
これってヤマト系(?)のイワナですか????

何枚か写真を撮って「また、いつか会いに来るからな〜」とリリース・・・

なんとか「ボ」は免れてロッドオフすることができました。


そこから林道に上がり、ひたすら歩く・・・

途中、餌師のおっちゃんと出会い話をする。
(このおっちゃん、スクーターを持ちこんでそれで移動してました)
すると、おっちゃんが言うにはばびいが脱渓した堰堤のさらに上からが、
本来の釣り場になる場所だそうでそこからならまず間違いなく魚の顔が
見られるんだそうです・・・
う〜ん・・・釣り始める前に言って欲しかった・・・(^^;
まぁ、またここへ来る理由が出来たということです。
今度来る時は、食料や飲み物を背負ってパックロッド持って来なきゃダメかな?

車のところまで引き返したらすでに16:30でした。
急ぎ帰りの準備をして道の駅に戻り
お土産用のパンを買い(クロワッサンをしっかりGet!)



伊那から中央道に乗り、家を目指しました。

今回、オフ会に参加させてもらい、ロッドを作って頂いたGENさんに初めて
会うことが出来、さらには新しい出会いがあったこと・・・とても嬉しかったです。
フライをハジメてから、急激に人との繋がりが広がっているのを改めて実感・・・
また、参加させて下さいね。

本日の釣果
イワナ:1

<2006年5月16日UP>


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