南アルプスの渓・・・



200629日(土)
天気:晴れ・・・一時雨

Tackle:Rod:bigforest Ceryle Lugubris 6'06" #3
      Reel:Hardy Angel #2/3 DT-3F

HIT FLY:Black Hampy Parachute #12
       Peacock Ant Parachute #14
       CDC Dun #15

With:稲さん


29日(土)
夜中待合場所の「どんぐりの湯」までアルトを飛ばす・・・
が、やたら多いタンクローリーに道を阻まれて思うように進めない。
待ち合わせ時間を大きく遅れてようやく到着
稲さんのワゴンRに荷物を積み替えて、即出発

今日は、稲さんと以前より行こう行こうと言っていた5月のオフ会の
ときにちょっとだけ竿を出した 南アルプスの渓へ・・・

途中のコンビニで日釣り券と朝昼飯を買いながら8時頃
目的の天竜川の支流の支流のその又支流に到着。

そこで、現地の毛針師と少し話をし、情報を仕入れる。
なんでも、昨日は、一番下から釣りになったとのこと
そして嫌な情報として、今日は人がいっぱい入ってるよ・・・とのこと
なんでもこの水系の川は今日はことごとく濁りが入っちゃってて
みんなここに集合してるみたい・・・う〜ん・・・
とりあえず堰堤上まで車で行ける道を教えてもらい移動

堰堤上の登山客用駐車場にて準備をし、目の前の流れから釣り開始。
天気は予想に反して晴れ・・・まずまずの天気です。


砂地のところには、怪しい足跡がいっぱい・・・

が、魚の反応が・・・ない・・・
ない・・・全然ない・・・
やはり昨日とはすでに状況が違って来てしまってるんだなぁ・・・


最初のうちはこんな感じのフラットな流が続きます・・・

結局魚の反応がないままに次の堰堤下まで、来てしまった。
しかし 前回同様ここからようやく魚の反応が見られるようになった。
そんな中なんとか1匹釣り上げる。
ニッコウとヤマトの混じった?若干白班の混じるイワナでした。
(写真とろうと思ってセッティングしてる最中にネットから飛び出していっちゃいました〜)


で、登山道にあがり1つめの堰堤を越えここからは未知の領域へ(^^;

前回会った餌師がここからが釣り場になるところだよ・・・と言ったとおり
今まで釣ってきた区間に比べて、魚の反応が多くなってきた。



堰堤上は、こんな感じで良い渓相が広がってました

反応はあるのだが、なんとなくそれほどサイズの大きくないような・・・
また、結構渋い出方でなかなか乗らない。

さてさて、稲さんの釣行記にも書いてあったとおり、私と稲さんの釣りスタイルが
かなり、異なっているようで・・・稲さんはズンズンと釣り上がっていく。
私は、粘って行く・・・ましてや反応があったところはしつこくなる(^^;
で、 気が付くと稲さんは、かなり先のほうへ(^^;
慌てて(別に慌てることはないんだが・・・)追いかける。

追いついた稲さんの横で稲さんの飛ばした落ち込みにブラックハンピーを落とす。
パシャ!!と反応・・・空振り(^^;
もう1回・・・

パシャ!!

今度は一呼吸置いて・・・合わせを入れる。

乗った!!

魚の重みを竿先に十分感じながら、慎重にネットイン


今度は、6寸程の純ヤマトイワナ(っぽいイワナ)でした。


その先で稲さんイワナHit!!

その後、途中で雨がぱらついたり、川原で休憩したりしながら
どんどんと登っていったのだが、だんだん魚の反応は薄くなっていった。

で、さらに2つ堰堤を越えた上をやった時点(15時頃)で、終了することに・・・
渓ヨコの登山道を通って下る。
これが、やたら辛かった・・・「早く車見えてこないかな〜」そんなことを
2人しゃべりながらひたすら歩いた・・・途中から落ちていた枝を杖代わりに
して・・・1時間半ほど歩いたところでようやく車のところまで戻ってきました。


ヘロヘロになりながら杖突きながらなんとか車止めゲートに到着

もう、歩けね〜〜〜〜!!

そこで、後から戻ってきたフライマンと話をしたら
「良かったよ〜!!」との予想外の返事が・・・
よくよく聞いてみるとうちらが釣り上がった堰堤のその先の堰堤からが
良かったとのことで・・・う〜ん・・・

パラダイスはいつもその先にある・・・らしい

時間は、16時過ぎ・・・イブニングのできる場所を探しながら車で山を下る。
今まで釣りをした支流の一つ下の支流(表現へん?)へ
川原まで車で降りれる場所へ(楽しました(^^;)
目の前にプールがあったので、そこでイブニングをやることにして
まだ明るいので、ちょっと釣り上がり・・・
水はちょっと濁りが入っている。

しばらく釣り上がっていくと水が比較的綺麗な分流が・・・そちら側へ渡り
フライを落として行くと岩の下から小さな魚が浮上してきた。
が、フライを目前にして・・・プイっと・・・

ち、ちびのくせにフライ見切りやがる・・・(^^;

しかも2度と出てこなかった・・・(泣)

その先にカーブがあり、


対岸で流れが岩に辺りちょっとした淵になっていて いい感じ・・・

流れに乗せる感じで#11のCaddisを流す。
と、下からフライに反応して浮上してきた魚が・・・しかしまた見切る。
流れで水面下がぼやけて魚種はよくわからないが、そんなに小さいサイズではない感じ・・・
慎重にもう一度フライを流す。
と、再び魚が浮上してきてUターン・・・おお〜

2度もフライに反応してきたぞ・・・イワナかな〜?
食い気はあるようだし・・・粘るか?
この時点で、稲さんは彼方へ(^^;
落ち着いてフライチェンジ・・・こゆときの自分の定番
CDC Dunへチェンジ。サイズは#15。
全体的に暗い色のフライなので、CDCにフライメイクアップをぽちぽちとマブす。

慎重に慎重に・・・さっきと同じラインにフライを流す・・・
が、流れが結構強いのか、フライが流れにもまれて早めに沈んでしまう。

出ない・・・

再びキャストを繰り返すこと2、3回目・・・同様にフライが流れに揉まれて沈んで
しまったように見えた・・・とき、流れでひっぱられるのと違う感触がゴツゴツ・・・と
ロッドとラインから感じた。
???と思った瞬間合わせを入れると、ぐぐっ・・・と生命反応が、一挙に伝わってきた。
掛かった!
流れの下から、渓の中央まで魚を引き出して、下流に走ろうとするのをかわして
ゆっくりと寄せる。


無事ネットに納まったのは、7寸のアマゴでした。


うれしいのでもう1枚・・・
(嬉しさのあまり、稲さんところまで見せに行っちゃいました(^^;)


稲さん・・・座り込んでライズに戯れる・・・(^^;

その後、イブニングポイントに戻るもライズが起こらずロッドオフとなりました・・・

いや〜歩き疲れた釣りでした・・・
稲さん運転ありがとうございました〜!
ほんと今度は楽な釣りがしたいものですね・・・
それかもうひとつ上の堰堤、目指します???

本日の釣果
イワナ:2
アマゴ:1

<2006年8月2日UP>


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