3度目の正直・・・宮川水系支流のそのまた支流



2006日(土)
天気:曇り時々晴れ・・・一時雨

Tackle:Rod:bigforest Ceryle Lugubris 6'06" #3
      Reel:pfluger PROGRESS 60 DT-3F

HIT FLY:Poodle #12
       Ant Parachute #16
       Peacock Parachute #14
       Vertical Beetle #12

With:オクサン(Not Fishing)


9日(土)
朝4時起き・・・4時半出発・・・のつもりで目覚ましをセットしたはず
なのに、気が付くと6時過ぎ・・・ありっ???

オクサンは、すでに起きてなにやらゴソゴソと準備をしてる。
昨晩、朝早いなら着いていかないって言ってたっけ。
寝坊して出発が遅くなったってことは、行くってことかな??

で、結局7時過ぎに出発。
オクサンと2人おニュ〜のKeiで、 ドライブがてらの釣行となりました。
今日の目的地は、宮川水系のとある支流のそのまた支流。
今年度すでに2回来ているのだが、まともに釣りが出来ていない。
一度目は、大雨に大増水にてアウト(泣)
二度目は、渓にたどり着く前に車(アルトワークス)がご臨終(大泣)
このときは、まぁちょっとだけ竿は振りましたが・・・
で、今回3度目の挑戦なのですが、実はこの渓次の日(10日)で
禁漁を迎えてしまいます。
ということで、ある意味今シーズン最初で最後となりました。

かなり前置きが長くなってしまったので・・・
アルトが止まったところをオクサンに説明しがてら、いつも券を売ってもらう
家へ・・・今日券を購入した人はいないとのことだが・・・
いざ渓についてみると車が止めれるところには、ことごとく車が・・・
あちゃ〜そりゃ最後の週末だからしょうがないわな。
唯一別荘地が、切れた辺りの駐車スペースには車がない。
まぁここから渓相は、護岸されていて開けているので
人気がないのか・・・魚もいなさそう???

他に入るところがないのと、ここなら開けているので車にいるオクサンからも
自分が確認しやすいだろうこと。あとはあまり人が入ってなさそうかなという
安易な理由で、入渓点を決め

準備をしてオクサンに見送られ土手を下る。

今日のパイロットフライは久々に巻いてみたPoodleの12番
目の前の落ち込みから釣り開始。
流れにフライを落とすと

パシャっ

と、反応がある。結構ある。・・・が、ノラない(^^;
サイズは、あまりないが反応があるのは気持ちが良い。
2,3日前の雨で少々魚の活性が上がっているかも。

土手の上から見ていたオクサンも水が澄んでいるので
フライを追っかけてくる魚が見えている様子。
ここなら、オクサンにも釣りをさせてあげれたな〜
(今はさすがに無理ですが・・・)

何度となく「あ〜あぁ・・・」と叫んだ後、
ようやくアタリに合わせられた。


寄せてみると可愛いながら今期初のヤマメ・・・

これで、盆明け「ボ」街道まっしぐらに終止符が打たれ「ホッ」としました。


その後、オクサンは車に戻っていったので、釣上がり開始
いそうな筋にフライを落として行くと、そこここで反応アリ・・・が、やっぱり
ノラない(泣)

橋の下の見えてる魚に翻弄され、足元にいたヘビ(アオダイショウだった)に
ちょっかい出したり・・・ 土手の上から見ていたオヤジと話をしたり
(郡上でテンカラ一筋40年だそうな)・・・完全のんびりムード
時間もすでに14時近くだったので、いったん上がりオクサンと合流し
昼飯を食べに行く。行き先はいつもの食堂
ばびいは、「牛ホルモン定食」、オクサンは、「親子丼」を頼む。
いつもなら、このあたりは、かなり涼しく過ごしやすいはずなのだが
今日は、なんだか蒸し暑い・・・食堂も冷房なんぞは入っていないので
あまり長居ができず、食事を済ませて早々にお店をでる。

で、さきほどのところへ戻りばびいは再び釣開始。


ここからは、川にブロックが入り段差が出来ている。


オクサンは、護岸され階段状になっているところに座りこちらを観察中(^^;

釣り上がって行ってすぐのところブロックの落ち込みの左側のゆるい流れに
フライをトレースする・・・と、

スポッ

とフライが吸い込まれた・・・ゆっくり目に合わせをいれると、軽いながらも
魚の感触・・・よしっ・・・と慎重に寄せてネットイン

6寸弱のイワナでした。


その後、護岸ブロックのところどころで、魚の反応を感じながら釣りあがって行くと
左岸に小さな沢が出てきた。
この沢、道と交差するところに小さなプールがあり、去年はそこにイワナが着いて
いたのだが、取れなかった。サイズはかなりしょぼかったけど・・・
今年はどうなってるだろ???行ってみよっと!
プールはあった・・・フライをバーチカルビートルの12番にして、静かに落とす。
つつつ・・・とゆっくり手前に流れてくるフライに、下のほうから影が浮上し
パシャっとフライに飛びつくも外れ・・・フライに触ることなくさようなら・・・
も、も一度大丈夫かな???
同じ流れにフライを流すと・・・再び

パシャっ

と、今度はフライに間違いなく飛びついた。


よしっと寄せてみたら・・・やっぱり非常に可愛いイワナでした(^^;


その後、同じプールで、同サイズのイワナをPeacock Parachuteで取り
元の流れに戻る。
左に小さくカーブしていてその左側がちょっと深場になっている。
その上を先ほどのPeacock Parachuteを流すと護岸のブロックの間から
結構良いサイズのイワナが浮上してきて、フライをずぼっと吸い込んだ。
とっさに合わせたものの、すっぽ抜け・・・

あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そのあと、もう一回反応してくれたものの、残念ながらとれず・・・

砂地を見ると まだ通ってそれほどたっていないであろう足跡が
くっきりとある。
が、時間はそろそろ18時、まだまだ明るいがイブニング前で魚の活性が
高くなってきた???ただ、そろそろ戻ってやらないと・・・
あと、十数分・・・数ポイント叩いたらラストにすることに決める。

ここからはちょっとだけ木が覆い被さってきて、ちょっと暗い。
偏光レンズを外し、流れるフライを凝視する。
右ヨリの緩いがちょっと深い流れにフライを落とす。
流れの途中で

ずぽっ

フライが吸い込まれた。
あっフライが消えたな・・・のタイミングで合わせを入れると(どんなだ(^^;)
くくく・・・ん・・・と、小刻みの振動・・・今日一番の魚の生命感・・・
慎重に・・・慎重に・・・岩に潜り込まれながら寄ってきた魚は、

あまり大きくはないもののそれでも今日一番のサイズになる7寸のイワナでした。

急ぎ、次へ・・・するとすぐ上の流れで、また

ずぽっ

と・・・今度もフッキング成功・・・さっきより重みがある!!!
今回も慎重にやりとりした・・・はずだが、急に手前に走られ
あっ!と思った瞬間魚と自分との間にあった心地の良い
テンションが立ち切られた・・・フライが半沈みで流れてくる。

あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜くそっ!!!!

その後、さらにもう一つ上で、ばしゃっ!と出た魚がすっぽ抜けた
ところで、本日ロッドオフとしました。

暗くなってきた土手を上がり慌てて車に帰りました。

帰りは、長良川SAにて夕食を取り帰宅・・・
オクサン1日付き合ってくれてありがとさん!
いつの日か2人(3人?)で、ここで釣りができるといいな!

さて昨年は、まったく実績が残せなかったこの渓
今年はなかなか釣りをさせてくれなかったこの渓
でも、今日の釣行で、いい具合に来年に繋げられたカナ・・・
来年も、ガンバって来るぞ〜っと!

本日の釣果
ヤマメ:1
イワナ:4

<2006年9月11日UP>


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