ラムタラってどんな馬?


Lammtarra
1992
Nijinsky Northern Dancer Nearctic Nearco
Lady Angela
Natalma Native Dancer
Almahmoud
Flaming Page Bull Page Bull Lea
Our Page
Flaring Top Menow
Flaming Top
Snow Bride Blushing Groom Red God Nasrullah
Spring Run
Runaway Bride Wild Risk
Aimee
Awaasif Snow Knight Firestreak
Snow Blossom
Royal Statute Northern Dancer
Queen's Statute
1992年米国生まれ

<現役時代>
 94年 アリストワシントンシンガーS(LR) ・・・
95年 英ダービー(G1・12F) ・・・
     95年 キングジョージ六世&クイーンエリザベスS(G1・12F) ・・・
95年 凱旋門賞(G1・2400M) ・・・

通算成績 4戦4勝
 収得賞金 £792,033+Fr4,000,000

4戦4勝の成績で何故「奇跡の馬」と呼ばれるのか?
ラムタラが走った4戦を日本のレースに置き換えると、
新馬戦を勝った後、日本ダービーに挑戦(日本では難しい)して勝利を収め、
古馬(4歳以上の馬)と一緒に走る宝塚記念にも勝ち、その年の最強馬を決める暮れの
有馬記念も勝ってしまった馬なのです。
ちなみに英ダービー、キングジョージ六世&クイーンエリザベスS、凱旋門賞は欧州3冠と呼ばれ、
この3冠を制した馬はミルリーフとラムタラだけです。(無敗で制したのたラムタラだけ)


<血統背景>
父は名種牡馬Northern Dancer直子のNijinsky
Nijinskyは英国3冠馬で種牡馬としてもA級スプリンターからA級ステイヤーまでを輩出している。
代表産駒にCaerleon、マルゼンスキー、ヤマニンスキー、シアトルダンサー、ロイヤルアカデミーなど。
母の父、Blushing GroomはRainbow Quest、Rahyなど輩出。
Northern Dancer系×Blushing Groom系という組み合わせの種牡馬を探したのですが、
ほとんどいませんでした(というか名馬が出ない組み合わせ?)。
そこで現役競走馬を調べてみましたら近い血統の馬が1頭いました。
奇しくもラムタラと同じ栗毛のテイエムオペラオーです。
上記の血統表を見るとお分かりですが、Northern Dancerの2×4のクロスを持っています。


<引退後>
引退後は1年間英国で供用された後、日高の生産者グループによって約44億円で購入されました。
現在は北海道静内町にあるアロースタットで供用されています。


<産駒の傾向>
適性距離は父Nijinskyと母の父Blushing Groomの影響もあり中長距離かなぁ?
ただ決め手がある(瞬発力がある)馬が多く出ているので
マイル戦もこなせるのではないでしょうか?
母の父Blushing Groomの影響が出て勝負根性がある馬、または晩成型の馬が多く出てくると思います。
古馬で爆発する可能性があるので2歳3歳で走らなくても見捨てないように。