2002年7月から9月まで


PHANTOM〜Phantom of inferno〜(9月の終わり)

以前から噂は聞いていました。
題名もさることながら、マスカレードのマスクやら、オペラ座の怪人の舞台やらがちょこっと出てくる18禁ゲームがあると。
このたび、廉価版を見つけたのでめでたく購入。便利ね、Amazon。
普通の旅行者だった主人公が犯罪現場を見てしまい、その組織に拉致されて記憶を奪われ、暗殺者として生きることを強いられる、というお話。「ファントム」は組織の殺し屋NO.1に贈られる称号だそうです。

DVD版と廉価版で何が違うかな〜とざっと見てみると、キャラクターがしゃべらない、というのが一番大きいみたい。
ノープロブレム。あたしゃ入ってても消してプレイするよ。聞いてると時間がかかるからね。
絵が動くってのもあるけど、静止画像でもコマ割とタイミングで十分格好いい。

私はアインに萌え。
この娘は主人公の前にサイス=マスターという野郎に暗殺マシーンとして作りあげられた初代ファントム。
最初は何も感じずに仕事をこなす完璧なプロフェッショナルで、マスターに完全服従、捨て石にされても石の役割を最後までこなすようなキャラだが、シナリオが進むにつれて様子が変わってくる。
死ねといわれて淡々と死ぬような主従関係は好きじゃないんですが、今回は断然彼女に肩入れ。

で、何がいいのか考えると、アレです。
セーラー服「で」機関銃。
あああ、我が嗜好ながら呪われている。
これだから「生身の女に興味がもてない男のような趣味」とか言われるのですな。
そして、生活パターンも似たようなもの。
反省しています。ちょっと自分の生活をコーディネートする必要を感じています。
もう30になったのだし。考えているから許してください。

でもいいね!最後の章にしか出てきませんがね!
やっぱプリーツスカートね!ストッキングをはかない足ね!
足首の形が見えないルーズソックスは不許可!
浮き出る鎖骨と無表情でオッケー!(死)

件のオペラ座の怪人を観劇途中の幹部を暗殺するシーンですか。
主人公が舞台上の怪人にすり替わるんですが、いいねえ。怪人は燕尾服にマントだし、クリスティーヌは白いローブだし、ドンファンの勝利とPhantom of the Operaの歌詞を2:1ぐらいで引用してたりして。
でも、アメリカで上演してるのに日本語歌詞版よ、とか。クリスティーヌの顔がロザリア(アンジェリークの)風味よ、とか。
どうでもいいわ。ゲーム自体で楽しめたから。


薔薇色の人生その32(9月25日)

キャスト
怪人:高井 治 クリスティーヌ:村田 恵理子 ラウル:柳瀬 大輔
カルロッタ:種子島 美樹 メグ・ジリー:石倉 康子 マダム・ジリー:西島 美子
ムッシュ・アンドレ:林 和男 ムッシュ・フィルマン:青木 朗
ムッシュ・レイエ:松下 武史 ムッシュ・ルフェーブル:深見 正博
ピアンジ:半場 俊一郎 ブケー:澤 一孝

高井さんは良い声だなあ・・・生声に聞こえないのは腹式呼吸の賜物なのかなあ・・・
明らかに脇の方から声が聞こえるんだけど・・・
この声を聴き過ぎで慣れすぎ?

村田さんは声の調子も良く、安定した演技。
待ってました!あなたが出るとほっとします。

この間から新ラウルが登場しているので、その人との絡みも見たいところ。
クリスティーヌも新しい人がキャストされたようで。
いろいろと新しい楽しみも出してきますな。
まだ千秋楽チケットの抽選結果が来ませんが・・・当たってなかったら四季の会辞めようかしら・・・


気持ちうらはら(食欲の・・・)

妹君が遠方からのご友人方とSMラウンジ(て言うのかしら)に行ってきたんですって。
私は面が割れるのが何となく嫌で京都の店には行けないから、羨ましい。
それなりに楽しんで来た様子。しかし、一番の収穫は某漫画家を目撃したことだったようで。
ご友人も濃い面子で、異常性欲系の話に無茶苦茶強い。というか、そちらの住人だったかな。
が、店から帰って妹宅で飲み会をしているときに、大阪の某あちら趣味の店でスカトロナイトがあるという話をしていたときに、やはりその横で酒は飲めん、という話になったらしい。
医療系のお仕事についておられるその方が言うには、
「そういう趣味の場合、ショウアップするのにやっぱり溜めておかないといけない。そうすると臭気が・・・」
それを又聞きして
私「ヴィンテージものは薫り高いってことですか」
妹「さいてー」

伊勢丹で北海道展をやっているというので、行ってきた。
しかもまたチーズ屋に引っかかって買ってるし。
今回ももちろん、ラーメン目当てである。

ちなみに妹君は前日の昼に例の友人方と天下一品の本店に行ったらあまりにいつもと味が違うので、夜に私ともう一度近くの天一に行っている。両方こってりニンニク入りで。
本店のスープは飲んだ後すっと切れてレンゲに残らなかったそうだ。うすい。しかもネギが少なかった。
本店は支店の二倍の材料を使ってスープを作っているという噂なので、どろっと加減も二倍だと思っていたのだが。
天一グループ自体の味が変わったのか?確かめてみたい思いが妹君を動かす。天晴、ラーメン道。
さて、いつもの店は。
・・・いつも通りだった。ネギ入ってないと食えないよな。これだけもったりしたスープじゃな。
妹君も納得したようでよかったよかった。
しばらくは天一いらないぞ。いくらどんぶりに「明日もお待ちしています」とか書かれても。
でもどんぶりストラップは欲しいぞ。

大丸と違ってカウンターがなくて普通の机にイス席ばかり。
カードで支払う業界人風も見かけなかった。
ラーメンも色々種類があるようで、塩ラーメンから醤油、みそがあって海の幸の入ったものもあったが、ショウウィンドウにおすすめらしきものが二種類。
塩バターコーンラーメンと黄金塩ラーメン。
味はというと、塩バターはバターの味が勝っているが、他はあっさり目の味。
黄金は魚がベースらしく、スープは「スガキヤ」味。たまご麺がうまい。
しかし、悲しいかな前日の天一ほどのインパクトがない。
特に食べに行くほどのものじゃないな、という意見で締められると思ったそのとき。
「黄金ってこがね、と読むみたいね」
となにげに言ったら
「おうごん・・・むっちゃ嫌やな「おうごんラーメン」・・・昨日の話がアレだけに」
「・・・あんたな・・・」(私食べてる最中なんですけど)

別の次元で忘れられないラーメンになってしまった。
・・・わかる方だけわかってくだされば・・・


薔薇色の人生その31(9月18日)

キャスト
前回と一緒。

今日は一階席の後ろの方、二階席が張り出していてかろうじてシャンデリアの下の部分が見えるという席で見た。
音響さんが変わったのだろうか?聞く場所が違うと、こうも違うのだろうか?
スピーカーからの音が出まくりでつまらない。
プリマ・ドンナの音量調節はこの前と一緒だったのに・・・
村さんは調子が悪いようで、身が入ってない演技をしています。
また2月くらいの演技に戻ったみたい。御大の演技指導のせいじゃなかろうな。
沼尾さんは今日もすこしばかり丁寧でした。

しかも前の列のおばさま方の香水がきつくてガス室状態。
二幕はちょっとマシになったと思ったら隣の男性の体臭が結構なレベルで帰りにゃふらふらに。
私の集中が足りんのだろうなあ。
役者さん方も、もうちょっとがんばってくれえ。


薔薇色の人生その30(9月12日)

キャスト
怪人:村 俊英 クリスティーヌ:沼尾 みゆき ラウル:柳瀬 大輔
カルロッタ:種子島 美樹 メグ・ジリー:石倉 康子 マダム・ジリー:西島 美子
ムッシュ・アンドレ:林 和男 ムッシュ・フィルマン:青木 朗
ムッシュ・レイエ:松下 武史 ムッシュ・ルフェーブル:深見 正博
ピアンジ:半場 俊一郎 ブケー:澤 一孝

本日は音響さんが良い。声がスピーカーからではなく、それぞれの立ち位置から聞こえるように入っていた。
プリマ・ドンナが面白いったら。メグが石倉さんに変わっていたのも大きいな。
村さんの声もエコー効きすぎ、てなことはなかった。
演技的には怪人さん、最後はもう諦めモード入ってたな。際限なくテンションあげていくのはやめたのかしら。
柳瀬さんはこの間最前列で聞いていたら、生声はボリュームがあってよかった。
今日もマイクの入り方が良くて、いつもみたいに声を聞くだけで気に障るって事はなかった。
音響さんって大切だよな。キャストボードに名前あげてもいいぐらいだぞ。
沼尾さん、今日は少し丁寧にしゃべる感じで気の強さがなりを潜めていたが、その分なんの特徴もない娘さんになってしまっていた。
演技って難しいなあ。もちろん、私の思いこみで素直に感じられていないという可能性もあるし。
これだけ回数見ていても、役者さんが何を表現しようとしてるのかわからなかったり、全く違う物語に感じられたりするんだが・・・見る目がないのか役者がヘボなのか、演出がへたれてるのか。

幕間の宣伝ビデオが変わっていた。
「コンタクト」が無茶苦茶かっこいい。美味しいところ全部取って編集してある。
そう、これの音楽が好きだったのを思い出した。買いにいこう。
マンマ・ミーア!も英語で歌ってるのは良さげだなあ。これが全部日本語かあ・・・また御大が訳したのかあ・・・
このビデオ欲しいな。売ってくれ〜


薔薇色の人生その29(9月4日)

キャスト
怪人:高井 治 クリスティーヌ:沼尾 みゆき ラウル:柳瀬 大輔
カルロッタ:種子島 美樹 メグ・ジリー:石倉 康子 マダム・ジリー:西島 美子
ムッシュ・アンドレ:林 和男 ムッシュ・フィルマン:青木 朗
ムッシュ・レイエ:松下 武史 ムッシュ・ルフェーブル:深見 正博
ピアンジ:半場 俊一郎 ブケー:澤 一孝

本公演初、一列目の真ん中ブロック。
この席なら役者さんの生声が聞こえるし、細かい表情もチェックできる。
実際最前列に座ってみると舞台がやたら近い。
オークション参加者達のささやき声もばっちり聞こえる。
ふと舞台下の壁(本来オケボックスがあるところ)を見ると、メッシュ部分がある。
あらイヤな予感。
とたん、そこから大音量でオーバーチュアが鳴り響く。
う、うるさいよー。身体がビリビリするよー。
怪人が登場してさらにがっくりきた。
すぐそこで歌ってるのに生声が聞こえない。舞台横のスピーカーから聞こえる声に消されるのである。
この至近距離で聞いてマイク通した声しか聞こえんぞコラァ!!腹から声出せえ!!
風邪からの病み上がりで特に音量を大きくしてるのかしら?

再三だが、沼尾さんは見てわかりやすい演技を心がけているのはわかる。
話しかけられれば、それに反応する。一人で歌うときも細かい表情の演技までつける。
その反応の速さ自体が、意志の強いシャキシャキした娘であるという雰囲気を出しているのだが。
ラウルから思わせぶりな手紙を受け取ったときも何のことかさっぱりわからなくて、ちょっと憮然としている。
こう、怪人との間にも精神的な繋がりがなさげだな。
依存してないしな。しっかりと自分の行く末を見つめて自立してるよな、この女。
ラストシーンのキスの時も怪人に何か思うところあるようには見えないもんな。
ひたすらラウルのためにやったるわ!って感じで。
・・・絶望的なまでに色気がないぞ。
気が強いのはいいけど、苦悩もなきゃいやです。
なんか、女優の気が乗ってなくて本番やってないの丸バレなエロビデオ見てるみたい。
でも、彼女のWishing You Were Somehow Here Againは結構気に入っている。
この場面の演技はしっくりくるなあ。きっと見上げた表情がいいぞ。

それにしても、クリスティーヌはすべからく儚げでなきゃイヤだ、などという気は全くございませんが、今のところ日本の女優さんで説得力あるのってそのタイプばっかりだな。
正調日本美人女優の演技っていうんですか?
原節子なんかも好きだけどもさ。
大和撫子かくあるべし、なんて言われると暴れるけど、純粋にああいうのにも憧れるよな。
一歩ずれたら、よろめく系かしら。
やっぱ浅○御大が稽古つけるとそのタイプになるのかな?これは嫌いじゃないからいいけども。
そうそう、新しいポスターは写真うつり最悪だ。あんなの使うなよ、四季。
そして、クリスティーヌのメイクをすると皆、山田五十鈴に似てしまうという・・・


夢のあとさき(8月最終)

京都公演千秋楽決定。2003年3月2日。
悲しいような、散財ペースが読めるようになってほっとするような。
年が明けたらラストスパートである。悔いを残さないように丁寧に観ていこう。

そうだ、今度の旅行こそ、公演地による場面ごとの解釈、観客の反応の違いなどを細かく記録したいので、パソコンを持っていかなければ。
向こうから繋げるように準備しておこうか。
あと、個人手配で基本は地下鉄で移動だから、スーツケースはやめてカート付きのやつにして、と。
うーんフランス語。あいさつとセ・コンビアン?(おいくらですか)しか知らない。チェックインのやりとりと基本的な単語を丸暗記しとくか。
英語。簡単な文なら読めるが、ほとんど作文ができない。いざとなったらパソコンに打ち込んで自動翻訳がある。
エマージェンシーの時はカードの保険で通訳もしてくれるのは経験済みである。

さてさて他に準備は〜(舞い上がってます)


あなたならどうする(8月終盤)

ふはははは!俺は手に入れたぞ! 悪魔のからだを!

ちがう。航空券を買ったのだ。
どんな?
パリへ行き、そしてロンドンから帰ってくるものを。

各航空会社で割引航空券が発売され、日本からの直行便往復が1月末で約8万円と出た。
シングルで泊まれるホテル・・・この時期だと8000円クラスで立地も良いのがあるようだ。
旅立ちを祝福するかのように続く末広がりの八。これぞ天が我に指し示す道!

仕事が終わると同時にHISへ駆け込む。いずれホテルを取ってもらう予定だからだ。
サディスティックな雰囲気漂わす眼鏡のインテリ風おにーさんが担当してくれる。
いーいサービスだ。実にいい。(脳内セクハラモード)
そうかあ。日航って関空からの直行便があったな、確かに前はそれで行ったよなあ。好きだから全日空ばっか見てたわ。
日航決定。

以上金曜日の話。
そして土曜日、代金を持っていった。 これで無料でキャンセルはできなくなった。34,000円かかる。
しかも一切の変更はできない。すなわち、他人に売れない。そういう条件のチケットなのである。

もはや、行くしか。やるしかないのだ。
ホテルを押さえるにはまだ早い。観光関連のサイトを見ても、観劇関係を見てもイベント予定が出ていない。
が、特にはずせないモノが出なければ、たぶんパリ3泊ロンドン4泊。ユーロスターで移動。
旧オペラ座を見学してあわよくばなにか観劇し、ルーブルに一日を費やし、モード・テキスタイル美術館に行き、モロー美術館に行き、ピカソとオルセーはもういいや、オランジュリーは年が明けたら開いてるかしら、ノートルダムで無料コンサート見て、軍事博物館行って、ああ他まで行く時間がないわこりゃ。
そしてフランスパンを食べる。
ロンドンに移動したら観劇可能回数は5回だから、Phantom of the OPERAを最低3回、 レ・ミゼラブルを1回、あと1回はなににしようかな。
ミュージカル専門のCD屋に行ってV&A美術館に行ってテートギャラリーに行って、今度こそベーカー街に行ってみよう。あとは気の向くまま。
そしてエールを飲む。

妄想は広がるばかり。
そして財布は・・・はっはっは、しかたねえやな、Phantomゆかりの地を見に行くためだし。
京都で怪人やってるうちに見比べるためだし。
気合い入れていこうかあ!


薔薇色の人生その28(8月21日)

キャスト
怪人:村 俊英 クリスティーヌ:村田 恵理子 ラウル:柳瀬 大輔
カルロッタ:種子島 美樹 メグ・ジリー:安食 智紀 マダム・ジリー:西島 美子
ムッシュ・アンドレ:林 和男 ムッシュ・フィルマン:青木 朗
ムッシュ・レイエ:立岡 晃 ムッシュ・ルフェーブル:深見 正博
ピアンジ:半場 俊一郎 ブケー:澤 一孝

おお?村さんもう帰ってきたの?
高井さん体調不良かな。少し心配だ。
このロングランで未だにキャストが変わらない人が二人いる。
アンドレの林さんとピアンジの半場さんである。
週一回の休演日で8カ月近くやっている、しかも一日2回公演の日もある。
無理使いをしてるんじゃないでしょうな。聞いてる限り調子が悪くはなさそうですが。

村さんは・・・高井さんの後だとやっぱり顔でかい。明らかにクリスティーヌが持ってるマスクの大きさが違う。
声は調子がいいんだろうけど、やっぱりマイクが聞きすぎてどうにもこうにも。
村田さんは低音部が少し不安定。高いところはよく出ている。2幕以降は低音もしっかり出ていた。
柳瀬さん。うう。ちょっと存在感がないなあ。しょうがないかなあ。
安食さん、歌はまだ一杯一杯だけど、こればっかりは練習しかないからがんばれ。
しかし、ダンスが上手いかというとそうでもないし・・・?そんなに候補が少ないのか?メグ。

Music of the Nightはまたしてもヒゲダンス一歩手前でした。(泣)


薔薇色の人生その27(8月16日)

キャスト
怪人:高井 治 クリスティーヌ:村田 恵理子 ラウル:柳瀬 大輔
カルロッタ:種子島 美樹 メグ・ジリー:安食 智紀 マダム・ジリー:西島 美子
ムッシュ・アンドレ:林 和男 ムッシュ・フィルマン:青木 朗
ムッシュ・レイエ:立岡 晃 ムッシュ・ルフェーブル:川地 啓友
ピアンジ:半場 俊一郎 ブケー:澤 一孝

うへえ。夏で貧血がひどくなってきたわ。偏頭痛の予兆が来てる。いやだなあ。
ハンニバルの衣装が新しくなったかな?
カルロッタとコーラスガール達の肩ひもがやたらキラキラ光っている。
NYやロンドンに比べると日本の衣装は光る素材が多く使われていると思うんだけど、それにしたって豪華だな。

えい。音響の人をパンジャブの輪で黙らせたくなって困るわ。
怪人役者は二人とも二期会の会員と準会員だったのなら、マイクをそんなに入れなくてもいいはずだぞ。
なにを言っても無駄なのは知ってるけどさ。演出上の都合で仕方なく、とか、正直に言っても主役を張れる役者が少なくて、保護に必死だとか言うんだぜ、きっと。

やっぱり柳瀬ラウルはマスカレード、バラバラになって次会えたときの抱きかかえ以外はリフトなし。
大階段に行く前も向かい合ってうりゃうりゃうりゃ!と3回転するだけ。
なんだかんだであまり私は気に入ってない柳瀬ラウルでございますが、それでも今まで見た中で一番良いなと思っている部分はあります。
ザ・ベスト・オブ ひげラウル。
イメージ的にこう、ひげが一番自然。若い貴族でひげがあるということに説得力あり。
石丸さんも95年のときはこれ以上ないほどハマっていましたが、いまやるとどう見ても壮年貴族になってしまうのですな。
柳瀬さんの額がこれ以上広くならないことを祈ろう。


あらし〜あらし〜(8月6日)

小さな頃からジャニーズ所属のタレントが嫌いだった。
滑稽な振りをつけてド下手な歌を歌う彼らが出るたびに、苦々しい思いでチャンネルを変える。
今考えると、我ながらヤな小学生であった。
年を取るとともに少し頭が柔らかくなり、歌さえ歌っていなければテレビで彼らを見てもどうということもなくなっていたところへ、嵐のコンサートに誘われた。
最近のモットーは「食わず嫌いはやめよう」
行くことに決めた。

チケットは全席5500円。大阪城ホールでやるのに、アリーナもスタンドの後ろの方も同じ値段だ。
私は舞台と観客、両方を見に行くつもりだったのでまあ、席はどこでもいいやと思っていたのだが。
いざ、ふたを開けてみるとアリーナの前から14列目だった。
青くなって、正真正銘のファンでこの日に行きたいという人がいないか確かめたが、すでにチケットを確保しているか平日休めない人ばかりだという。
私は命を懸けて周りのファンと同一化する覚悟をして当日を迎えた。

私の人生でジャニーズのコンサートに行くことは2度とあるまいが、しかし実は今回、掛け値なしに楽しめたことを告白しておこう。
会場が暗くなる。控え室の彼らの映像が流れる。
歓声が上がる。
画面の中で彼らが円陣を組んで声を掛け、歩き始める。
前奏が流れ始め、本物がせり上がり、ポーズを決めたところでドン!
花火計8発。ベタでいいなあ。

思ったより踊る。特に松本某。
細かいポーズをしっかりと決めていき、自分がアイドルであることを十分意識したステージである。
他の面子はたまに手を抜く印象があるが、彼は常にしっかりと踊っていた。
彼のソロナンバーは早いラップで炎が上がったり振り付けがまんまだったりして、MCハマーの「Too Legit to quit」を思い出させてくれたのもよろしい。

舞台の作りなんかもアリーナ正面の他に両サイド、真ん中、後ろにもスペースがあって、アリーナ後ろ以外はステージが上がるようになってる。
常に行ったり来たりするので、スタンドの正面席でも遠い感じはしないのではなかろうか。
消防のはしご車みたいなクレーンも2基あって、スタンド席への配慮十分だ。

心配していたファンの反応については、始めは必死で同化しようとしていたが、その内無理をしなくてもいいことに気がついた。
見に行ったときは全国ツアーの初日で、通い詰めるファン達も進行がわからないので、次に彼らがどこから出てくるか探すのに気を取られて大人しかったようだ。
友人の手作りうちわを借りて、それを振っているだけでなんとかなった。
顔はがんばって作っていたので、終わった後しばらくひきつっていたが。
ひとつびっくりしたこと。
拍手をしない。
拍手をする余裕があれば叫べ、ということなのだろうか。
なんでも、SMAPとかのコンサートになると拍手するらしいが、嵐やJr.のコンサートではしないらしい。
自分たちを客と思わないのかもしれない。そんなこともあるか。

ちょっとかっこいい曲はなにやらどこかで聴いた感じだったり、歌はへたれていたりとケチを付ければキリがないが、まあよし。
ただ一つ本当に残念なのは、吊りモノのセットが私が見た回だけ動かなかったことか。
空中遊泳がなければジャニーズのコンサートじゃないと思ってたので。
・・・実は今も思っていたり。
サックスの人が格好良かったから名前を確認しようと思って買ったパンフレットにクレジットが一切なかったのも痛い。
記念に買ったうちわ、実際使うには重すぎたが、それもまあよかろう。
ああ、面白かった。


薔薇色の人生その26(8月2日)

キャスト
怪人:村 俊英 クリスティーヌ:村田 恵理子 ラウル:柳瀬 大輔
カルロッタ:種子島 美樹 メグ・ジリー:安食 智紀 マダム・ジリー:西島 美子
ムッシュ・アンドレ:林 和男 ムッシュ・フィルマン:青木 朗
ムッシュ・レイエ:立岡 晃 ムッシュ・ルフェーブル:深見 正博
ピアンジ:半場 俊一郎 ブケー:澤 一孝

仕事が終わって劇場に足を向けると、すごーく眠くなってくる。
オープニングが暗くて意識が飛びそうだわ。

種子島さんは本当にオペラティックな歌い方をするので聞き応えがあるのだが、台詞は今のところ棒読み。
「演技の下手な奴は脇に回したかい?」で思わず納得してみたり。
本日も村田さんは絶好調。眠気が吹き飛ぶわ。振りを細かくしたか?
楽屋のシーンのやりとりでラウルの言うことを冗談だと思っているのがわかるようになった。可愛らしさアップ。
村さん、また痩せた?顔が丸く見えないわ!
でも、マントを脱いでスーツからマスクを撫でた後一歩を踏み出すときに、手のひらは地面と水平になって抜き足で、まるでヒゲダンスのようだったのはいただけないわ。
お久しぶりの柳瀬ラウル。
・・・前髪が後退してないかしら。かなりヤバげに見えるわ。お髭は似合ってるけど。
この人の声はやっぱりこもってるなあ。
ひょっとして腰が悪いのかな。リフトが一切なかった。

一度でいいから、この面子による英語での上演が実現しないかな。いや、ラウルは佐野さん希望。


薔薇色の人生その25(7月26日)

キャスト
怪人:高井 治 クリスティーヌ:村田 恵理子 ラウル:佐野 正幸
カルロッタ:河合 和代 メグ・ジリー:安食 智紀 マダム・ジリー:西島 美子
ムッシュ・アンドレ:林 和男 ムッシュ・フィルマン:青木 朗
ムッシュ・レイエ:立岡 晃 ムッシュ・ルフェーブル:深見 正博
ピアンジ:半場 俊一郎 ブケー:澤 一孝

「奪って」「さらって」はハーレクインの古典かつ王道ですが、この間本屋で見かけたさいとうちほ先生のご本のタイトルが「さらってわたしの騎士」だったというのは、先生はこの路線を極めることに漫画家人生のすべてをかけているのだなあとあらためてしみじみと感じるきっかけに。
職人さんだなあ。やっぱり好きだなあ。上手いと思うかどうかは別にして。

さて、お初のメグ、安食さん。ちょっと歌に不安有り。
声が出る出ないより前に、メロディラインがあやしげです。
役になれてなくて緊張してるのでしょうか。歌い込むとマシになるでしょうか。
今日はC席で見ていましたが、この間みたいにマイク音量いつも全開、ではありませんでした。
試行錯誤中なのか、ピンの台詞部分はバカスカ入るのに七重唱では音量調節しなかったり。単なるミスかしら。
各々の声質によっても機械の通り方が違うだろうとは思うのですが、それこそを調節してほしいなあ。プロなのだからして。

でも、高井さんのマイクはやっぱりエコーかかりまくりです。
怪人さんはどこから聞こえるのかわからない声を出したりするんだから、必要だとは思うのよ。
ただ、舞台上に姿を現してソロで歌うときなんかはいらないと思うのよ。
一度でいいから生声も聴かせて(泣)

村田さんのWishing You Were Somehow Here Againに力が入っておりました。
一生懸命お父さんの思い出との決別を誓っております。その後とのギャップがいいなあ。
ラストシーン、やっぱり意図的に怪人さんの顔を撫でてますな。
佐野さんは今日は70%ぐらいの印象です。ちょっと流してる?来週は戻してね。
でも、柳瀬さんが帰ってくるかもしれませんが・・・ないか?壁抜け男にいずっぱりかな。


薔薇色の人生その24(7月19日)

キャスト
怪人:高井 治 クリスティーヌ:村田 恵理子 ラウル:佐野 正幸
カルロッタ:河合 和代 メグ・ジリー:相川 忍 マダム・ジリー:西島 美子
ムッシュ・アンドレ:林 和男 ムッシュ・フィルマン:青木 朗
ムッシュ・レイエ:立岡 晃 ムッシュ・ルフェーブル:深見 正博
ピアンジ:半場 俊一郎 ブケー:澤 一孝

うーん。高井さん元に戻っちゃった。
なんなんでしょうね。役者さんには波があるなあ。中弛みしてるのでしょうか?
一度いいのを見てしまうと、その後が大変なんですよね。もっといい演技ができるはずなのに、って無性に腹が立ってしまって。

で、気が散って日本語歌詞の違和感もさらにイヤになったりして。
ああ、嫌ぁぁぁぁ!英語でもたいがい恥ずかしい歌詞なのに、それをあの更にくさい日本語訳、耐えられないわー!
Angel, I hear you!
Speak-
I listen...stay by my side,guide me!
Angel, my soul was weak-
forgive me...
enter at last,Master!
をですな。
エンジェルの声が聞こえる、つつんで私を
姿を現して連れて行ってね
と訳し、
Angel of Music! Guide and guardian!
Grant to me your glory!
Angel of Music! Hide no longer!
Come to me strange angel...

エンジェルオブミュージック、私の大切な方
音楽の天使なの、素敵な方
と訳された日にはなんというのか、この女をどう解釈しろと?
(どちらも結構なアイタタちゃんなのに違いはないが)
そして、こんな端折り方は序の口だし・・・

わかっている。旋律にのせるために、元の意味が抜ける箇所が出る。しょうがないのはわかる。
それでも嫌なのよ、もにょるのよ、英語の歌詞が好きなのよ!
気にならない日は気にならないのにー!


面影忍ぶのは夢だけなの(2002年夏本番)

AmazonからDMが入って久しぶりにサイトを見てたらいつの間にか本を注文してしまった。
THE COMPLETE PHANTOM of the OPERA
ウェバー版のミュージカル解説本だが、原作が書かれたときの時代背景とか、過去に作られた映画なんかについても説明してあって、写真資料も豊富な、ファンなら必ず持っていたい一冊である。

前は日本語版もあったような気がするが、今は原書しか買えないので辞書と首っ引きだ。
この本の何が嬉しいってロンドンオリジナルキャストの稽古風景や舞台写真があるんですよ。
サラ・ブライトマン若いわー。かわいいわー。
スティーブ・バートンかっちょええわー。
マイケル・クロフォード、ファントムメイクが萩本欽一に似てるわー。

サラ様はやっぱりこの頃から目を見開くと怖いのね。
スティーブ・バートンなんか見てるとハリウッドの若い男優にはノーブルな雰囲気の人はいないんだ、と思ってしまうな。
舞台役者の方が私の好みだというだけのお話ですが。

さて、過去の映画と言うことで当然ロン・チャニーの写真も入っている。
一ページまるまるで!
昔から坂田利夫に似ていると評判だったが、今見ると出てくる感想はちょっと違う。
アホの坂田に似ているということは。そう、鈴木宗男に似ているのである!
京都でファントムやってる村さんはメイクすると西川のりおに似ているし、佐野さんはミック・ジャガーをもうちょっとムニャムニャした感じだし、怪人つながりはそっくりさん大行進ですかな。


薔薇色の人生その23(7月12日)

キャスト
怪人:高井 治 クリスティーヌ:村田 恵理子 ラウル:佐野 正幸
カルロッタ:河合 和代 メグ・ジリー:相川 忍 マダム・ジリー:秋山 知子
ムッシュ・アンドレ:林 和男 ムッシュ・フィルマン:佐川 守正
ムッシュ・レイエ:立岡 晃 ムッシュ・ルフェーブル:深見 正博
ピアンジ:半場 俊一郎 ブケー:澤 一孝

S席S席、ランランラン。
きたきたーーーー!やっと来た、高井ファントム!
1月の時点で誰がこんな演技を予想したでしょう?正直、先週もしてませんでした。
The Music of the Night ぃやらすぃ〜!
色気むんむんですよ、怪人さん!
声がやっとここまで連れてきてやった、さーどうしたろ。な調子で、身振りも格好つけた変態さんっぽくなってきて、見ててゾクゾクしました。
そうです。怪人役はこの曲が一番の長丁場なんです。
これを自信満々、俺様を見ろ的にやってくれないとファントムファンの立つ瀬がないのです。
よーし、村さんとの違いがよく出て、どちらも見ていて楽しくなってきましたよ。

ラウルは佐野さんが帰ってきてくれました。やっぱり格好いいですね。
石丸さんと比べてみると、佐野ラウルの方が年が若く見えます。無邪気でクリスティーヌと一緒にいろんな出来事に驚いている。
余裕たっぷりの石丸ラウルも好きですけど、初々しいのもいいですね。
やはり、夢の王子様っぷりは佐野さんに軍配が上がるかな。

村田さんはラストのキスシーンがえらい情熱的でした。
2回目のときに手で怪人さんのただれた顔をなでた。これはちょっとびっくり。いいじゃないですか。
手が滑っただけではないことを祈るなあ。また見たいなあ。

今回は怪人さんに感情移入して見てしまい、クリスを見るたびにある一節が心に浮かんで困った。
ムシのいい、ムシのいい、ム・シ・の・い・い、おんなぁ〜
誰の歌だったかなあ?

さーて、文句言います。
音響さん。今日のマイクの入り方はいくらなんでもひどすぎます。
だれもかれもが音量大きすぎる。そして、要らない細工はしなくてもいいのに。
役者さんが演技に合わせて声の調子を変えるのであって、マイク音量で変えるのではないでしょう。
曲のラスト、音を伸ばすところでマイク音量を上げられると、せっかく綺麗な声を聴いてるのにうるさいだけになって興ざめ。
カラオケじゃないんだから、エコーもいりませんな。
技術の見せ所が違うでしょう。それとも技術がないのか?
本当に怒ってますよ、私は。さ、劇場に直接言ってこよう。


薔薇色の人生その22(7月3日)

キャスト
怪人:高井 治 クリスティーヌ:村田 恵理子 ラウル:石丸 幹二
カルロッタ:河合 和代 メグ・ジリー:石倉 康子 マダム・ジリー:秋山 知子
ムッシュ・アンドレ:林 和男 ムッシュ・フィルマン:佐川 守正
ムッシュ・レイエ:松下 武史 ムッシュ・ルフェーブル:深見 正博
ピアンジ:半場 俊一郎 ブケー:誰だったかしら

この週の土曜日に3000回記念公演があるので、やはり売り線役者を揃えてきました。
石丸ラウルもここまで引っ張るか。

高井さんは今週、爆発する怒りを表す怪人さんでいくようです。
声を掠らせて怒る怒る。
でも声の調子を激しくすればいいってものでもないですよー。もちろん、何もしないよりマシですが。
それにしても、ラウル役のマイクはなんで公演が進むと共に音量が上がっていくのでしょう?
まあ、他の役もそうなんだけど。クリスティーヌと怪人なんかは演出上の理由もあって、マイク通した声しか聞こえないけど。
その点、西島さんと石倉さんのジリー親子は2階でも生声が聞こえてました。さすがだ。

今日もお素敵、村田さん。
綺麗に澄んだ声の持ち主は日本のミュージカル界には滅多にいないのでございまして。
海外のトップクラスに通用する人がやっと出たなあ。うんうん。
クラシックの発声法とマイクを使う歌唱法とを微妙に合わせて演技をするという、ええとこ取りというか、バランスが悪ければどっちつかずな綱渡りもそつなくこなしておられます。
京都公演はやっと後半に差し掛かったところ。終わるまでにもっとよい舞台を見せてくれるかな?