2002年10月から12月まで


薔薇色の人生その43(12月21日)

キャスト
怪人:村 俊英 クリスティーヌ:村田 恵理子 ラウル:鈴木 涼太
カルロッタ:種子島 美樹 メグ・ジリー:石倉 康子 マダム・ジリー:西島 美子
ムッシュ・アンドレ:林 和男 ムッシュ・フィルマン:青木 朗
ムッシュ・レイエ:立岡 晃 ムッシュ・ルフェーブル:深見 正博
ピアンジ:半場 俊一郎 ブケー:宮本 力

村さんのテンションはまだ回復途中、という感じで声に張りがないのが気になるときがあるが、聞かせどころはがんばっていた。
MUSIC OF THE NIGHTで村さんの方が断然面白くなったのは、怪人自身に禁欲的な雰囲気が出てきたからだろうな。


薔薇色の人生その42(12月13日)

キャスト
怪人:高井 治 クリスティーヌ:村田 恵理子 ラウル:柳瀬 大輔
カルロッタ:種子島 美樹 メグ・ジリー:石倉 康子 マダム・ジリー:西島 美子
ムッシュ・アンドレ:林 和男 ムッシュ・フィルマン:青木 朗
ムッシュ・レイエ:深見 正博 ムッシュ・ルフェーブル:川地 啓友
ピアンジ:半場 俊一郎 ブケー:宮本 力


薔薇色の人生その41(11月30日)

キャスト
怪人:高井 治 クリスティーヌ:村田 恵理子 ラウル:柳瀬 大輔
カルロッタ:種子島 美樹 メグ・ジリー:荒木 美保 マダム・ジリー:西島 美子
ムッシュ・アンドレ:林 和男 ムッシュ・フィルマン:青木 朗
ムッシュ・レイエ:深見 正博 ムッシュ・ルフェーブル:川地 啓友
ピアンジ:半場 俊一郎 ブケー:宮本 力

柳瀬さんが戻って嬉しいな〜嬉しいな〜。
やっぱり血の気が多いのと柄が悪いのは区別して欲しいですな。
ちょっともったいぶった風のお貴族様的なところを演じないと、怪人さんとの条件の違いが際立たないのではないか、と。
思うわけです。

高井さんの声が崩壊してました。ひっくり返りまくり。ひええ、休ませてあげてー!
演技もなんか激しく壊れています。試行錯誤中。板に付いたらちょっと面白いかも。
まだ追いつめられてかんしゃく起こした普通の人、から出ていませんが。

村田さん、このスケジュールで12月と2月と千秋楽をやってくれ!頼む!お願い!


薔薇色の人生その40(11月14日)

キャスト
怪人:高井 治 クリスティーヌ:大前 さおり ラウル:鈴木 涼太
カルロッタ:種子島 美樹 メグ・ジリー:安食智紀 マダム・ジリー:西島 美子
ムッシュ・アンドレ:林 和男 ムッシュ・フィルマン:青木 朗
ムッシュ・レイエ:立岡 晃 ムッシュ・ルフェーブル:深見 正博
ピアンジ:半場 俊一郎 ブケー:澤 一孝

高井さんの声が戻って、よかったよかった。
怪人としては個人的に好みじゃないけど、あの声が潰れるのは非常に惜しいと思うので。
しかし、湖のシーンでクリスの乳わしづかみにするのはいかがなものか。いやーん。
大前さんは少し慣れてきたらしく、表情の硬さがとれてきたような。完全に歯が気にならなくなりました。
マイクの必要がないくらいの声量を誇ります。この人にクリスティーヌはある意味もったいないのかもしれません。
アリアを聴いてみたい。
メグの安食さんは相変わらず辛そうな声の出し方をしている。石倉さんのあとで聞くとなー。
ラウル?無視無視。


薔薇色の人生その39(11月8日)

キャスト
怪人:高井 治 クリスティーヌ:大前 さおり ラウル:鈴木 涼太
カルロッタ:種子島 美樹 メグ・ジリー:石倉 康子 マダム・ジリー:西島 美子
ムッシュ・アンドレ:林 和男 ムッシュ・フィルマン:青木 朗
ムッシュ・レイエ:立岡 晃 ムッシュ・ルフェーブル:深見 正博
ピアンジ:半場 俊一郎 ブケー:澤 一孝

大前さん3回目かな。表情は硬いなあ。
前回と同じ、線の細い役を表現したいのか中途半端に高い(細い、かな)声を出そうとして失敗しているような感じ。
屋上のシーン以降は演技も歌も地に足のついた声なので、試行錯誤の最中なのでしょう。
無理に弱い声を出さなくても、他にやり方はあると思うけど・・・どこへ行き着くでしょうか。
高井さんは声がかなりひっくり返って、つらかった。
Music of the Nightでほとんど拍手がないのも珍しいんじゃないかな。
歌で押してる分だけ、そこでミスがあると総崩れの感がある。
えー、鈴木さんのラウルは今の時点では諦めました。
所詮ラウルだし。良ければうれしいけど、そうでなければ無視無視。
しょうがない。嫌だけど。
チンピラに見えたらダメよったら。


薔薇色の人生その38(10月30日)

キャスト
怪人:高井 治 クリスティーヌ:村田 恵理子 ラウル:鈴木 涼太
カルロッタ:河合 和代 メグ・ジリー:石倉 康子 マダム・ジリー:西島 美子
ムッシュ・アンドレ:林 和男 ムッシュ・フィルマン:青木 朗
ムッシュ・レイエ:立岡 晃 ムッシュ・ルフェーブル:深見 正博
ピアンジ:半場 俊一郎 ブケー:澤 一孝

村田さんの声の調子復活。
軽々と出る声が絶品だなあ。ほめ倒し。
白のローブを新調したのか、ちょっと襟の部分がふっくらして猫背に見えた。
高井さん、Music of the nightが緩急自在になっていい感じ。

今日は演出のダメ出し後なのか、カンパニー全体の動きが妙に細かい。
マイクも絶好調。
最高の部類に入る舞台だったが、後ろの子供と隣のバカップルを頭から締め出しきれなかったのが少し鬱。
上演中にしゃべるな!前の座席を蹴るな!
面白くないなら黙って外出ろ。


ウルティマうるちま

基本的に肉弾戦が好きなので、最初のキャラは戦士にしようと思いました。
根が生えたように動かずにどつきあい体力勝負。
弁慶の仁王立ちや播磨灘にあこがれます。

それをするためには強くしなければなりません。
キャラメイクはガイドブックの戦士向けおすすめ通りにして体力30速さ40知力10。スキルはヒーリング50魔法抵抗50。
見習いヒーラーのできあがりです。
ちなみに、この世界の「ヒーリング」のスキルは包帯を巻くことであがります。そのうちに解毒もできるようになります。
もっとレベルが上がると包帯を巻いて人を蘇生させることができます。

だが、この世界には誘惑も多い。
いろいろできるので、修行の間に思わず洋服屋さんで染め物桶と染料を買って、自分の服を染めて遊んだりして。

包帯巻き戦士の普段着: in 初心者の町

こっそりアマゾネってみたり。

あやしいひとになってみたり。

おしゃれなども、してみんとて。

まだまだ弱っちいので、がんばって体力を付けて重い防具をつけられるようにするぞ。


京都まつりに怪人登場!(ポスターあおり文句から)(10月27日)

毎年やってるらしいんですが、いま三つぐらいショボいんで見に行ったことなかったんです。
京都市の企画力の無さはそれはもう、折り紙付き。
なにしろ成功しましたと言えるイベントやったことないし。地下鉄は当初の予算の倍かかるし・・・てそれは関係ないな。
でも怪人さんが出るなら行かないと。

市役所前、10分前についたらJリーグパープルサンガの面々がステージ上にいて知らない歌手がその前で応援歌を歌ってました。
まんだらけで聞くアニメソングみたいなメロディと歌い方だ。
寒いのは気温のせいだけではないと思うな。
あとでサンガのサポーターに聞いたら、彼らもちょっとなんだかな、と思ってるらしい。
本命は夕方5時ちょうどぐらいに出てきました。1時からの舞台を終えて一休みした後に来たのでしょうか。
高井さんはマスクをつけて燕尾服。ファントムのは中のベストも黒いのが特徴。
村田さんと鈴木さんはオペラ座屋上のシーンの服。
クリスは伯爵夫人役の衣装に青いコート、ラウルは燕尾服に黒のロングコートと白のマフラー。
深見さんはルフェーブルで。
あらすじ紹介と一言づつのコメント(深見さんは京都出身でそれについてちょっと長い目だったけど覚えてません)とAll I ask of youとMusic of the Nightの2曲を歌って、最後は市長と握手して記念撮影。

各人コメント(言葉遣いはちょっと違う部分あるかも)

高井(質問:どんなことを考えて演じているか?)
「とにかく役になりきるようにしています」
低い声でぼそり、としゃべる。
うわ、渋。四季公式ホームページのお茶目なコメントからは想像できないわ。

村田(舞台で衣装は何回替えますか?)
「舞台上でローブを着るのを入れて12回です。早変わりがあったりして大変。
早変わり部屋というのがあって、スタッフと手際よく着替えてなにもなかったように舞台に戻る、という」
話す声も高いめだが、クリスみたいにブリブリなことはない。
舞台で聞くのは好きだけど、普段もアレでしゃべられたら引くもんな。
地は割とハキハキしゃべります。

鈴木(京都がラウルデビューだそうですが?)
「前から勉強していた役だったので、感慨無量です。これからも丁寧に演じていきたいと思っています」
なんか気弱げにしゃべる彼。こちらも舞台のラウルからは想像できません。

歌は音響が良くないし、寒いところで全力で歌ったら喉が大変だろうから、あんなものでしょう。
コメントを聞くためだけだったけど、風邪をおして行ってよかった。
明日倒れませんように。すでに先週二日休んでるからね。


薔薇色の人生その37(10月24日)

キャスト
怪人:高井 治 クリスティーヌ:村田 恵理子 ラウル:鈴木 涼太
カルロッタ:河合 和代 メグ・ジリー:石倉 康子 マダム・ジリー:西島 美子
ムッシュ・アンドレ:林 和男 ムッシュ・フィルマン:青木 朗
ムッシュ・レイエ:立岡 晃 ムッシュ・ルフェーブル:深見 正博
ピアンジ:半場 俊一郎 ブケー:澤 一孝

村田さんは先週の調子の悪さを引きずっているが、少し上向きかな?
まだ声が上擦り気味です。
鈴木さんが・・・チンピラ度アップしてるんですけど・・・
顔を前につきだして口を半開きにするのはやめてください・・・支配人相手にケンカ売ってどうするんですか。
全くお貴族さまに見えません(泣)

高井さんは声はいいけど演技は通り一遍、というイメージがあるが、ラストシーンだけはいつも上手いなあと思う。
今日はそれが際だっていて、三重唱からあとのシーンでは泣けた。
これだけ何回も見ていても泣ける日は泣ける。
裏返せば泣けない日も多いのだが・・・よくまあ、こんな不安定なものにはまっていることよ。
もちろん、平均して泣けた方がうれしいですよ!マゾじゃないし。
でも、毎日同じ演技なんてできっこないし、変わっていくのが面白いこともあるし・・・変わって悲しいこともあるけどね。
高井さんはまだ変わって欲しいな。
ラストシーンの説得力が最初の方から出たら、歌と演技が揃った世界トップレベルのファントム役者になれると思うのですが。


大規模オンラインへの道(10月半ば)

連れの家でファイナルファンタジー11をやらせてもらった。
これはオンラインRPGというやつで、他のプレイヤーも同じ世界に存在していて、パーティを組んで協力もできるし、
交渉してものを売ってもらったりもできる。
しかし、知らない人と話をするのが邪魔くさいと思ってしまう私は、ひたすら一人でレベル上げにいそしんだ。
オンラインゲームの特徴を思い切り無視する所行である。
そのうちに、
話しかけられても無視してしまったり。(気が付かないんだよ、慣れてないと)
でも、戦いで死にかけているところに辻ケアルしてもらったり。(親切な人が通りすがりにやってくれる)
モンスターからひたすら逃げる人を見つけて、代わりにやっつけてあげたり。
ふむ、オンラインも面白いじゃありませんか?
パーティ組むとなると時間の調整とかが大変だけど。

連れは私が帰った後、レベルの高い人をナンパして武器防具類を買ってもらってダンジョンに連れて行ってもらい、ミッションで必要なアイテムを手に入れたそうだ。
さすがプロ。でも、自分のレベルは上がらないんじゃ?

挑戦してみようかな。
私はPS2を持っていないので、ウルティマオンラインをしてみよか。
これは老舗の大御所だけあって、プレイヤーキラーや詐欺師に泥棒などの犯罪者も多く、システムもシビアだという話だが、FF11のパソコン版に必要な環境はうちのパソでは到底揃えられないし、何しろ値段が安いので試しやすい。
・・・とか言ってる間に買ってきた。
とりあえず、30日間やってみよう。


PHANTOM〜Phantom of inferno〜その2

はまったはまった。ネタバレがありますので要注意。
EVE burst errorの時もそうだったけど、18禁ゲームはハードボイルド風で設定が重いのが吉。
正統派ハードボイルドだと北方某の小説のように3ページで挫折してしまうからな。(18禁じゃないが神宮寺は別格)
登場人物に萌えられないとだめなのね。
あとは感情移入でもしなければ読んでいられないのだが、できん。
読後はなにげにゴルゴ眉になってたりして、それは我ながら面白いけど。
菊地某な雰囲気のゲームも難しいでしょうな。結構、初期の頃の小説好きなんで、あったらやるでしょう。
あの世界観は実写がいいと思うので、そういうのでお願いします。
背丈ほどもある女隠に挑む滝蓮三郎を操作してみたいと思っているのですが、モザイクかけなきゃダメでしょうか。
なに触ってんだかわかんなくて、つまらないかもしれませんね。
ああ、この際、麻紀絵は宝塚OGでいいです。
樋口可南子だと嬉しいかも。アルゼンチンタンゴのポスターのかっちょよさ。あの路線なら麻紀絵ができる。

本題、このゲームはテキストがそこそこ読ませるのですが、演出も良いので効果が倍増しています。
音楽の入り方など小憎らしいくらいのタイミングで。
一枚絵はヘタレ絵も多くてCGゲットには燃えにくいけど、イベント以外のキャラの立ち姿の表情はそこそこ変わるので、見ていて嬉しいですな。
ちなみに一般的に18禁ゲームの目的であると思われる、アレなシーンはこのゲームに関してはおまけです。
テキストも、定石をはずさないように必要最低限は押さえて描写しました、と言わんばかりです。
笑えます。
一方、暗殺、狙撃、近接戦闘シーンは素晴らしい。しびれます。
考証的に正しいかどうかはわかりませんが、イヤミがなくてスピード感があって、読んでて気持ちいいテキスト。
銃器はすべて3Dで30種以上出てくる、というのも売りでしたが、選択によってゲーム展開が変わることはないので、興味がない人でも大丈夫です。

ヒロインの萌えポイントは人それぞれと思いますが、参考までに
・アイン/エレン
 綾波。(本家を見たことないけど、そうらしい)
 最強の暗殺者っぷり。
 薄幸。
 小さめの乳。
・キャル/ドライ
 貧乳。小児。
 愛憎裏返し。
 (後に)バランスの取れた、ええ身体。
・クロウディア
 教えてお姉さん。
 ばいんばいん。
 男のロマン。
・美緒
 セーラー服
 けなげ。
 引っ込み思案。
このあたりか、と。
私は前にも言いましたが、アインですよ。
近接戦闘がなんとも。PS2でこのシーン、アニメにならないかしら。
その他特筆すべきは珍しくも主人公萌えができる!ということ。
かわいいぞ!玲二!(スイッチ・オン)
髪で目が隠れているこの手のゲームお約束のビジュアルかと思いきや、販促のポスターに目が描いてあるのがあるじゃないですか。
DVDヴァージョンだと、一枚絵にも目を描いてあるのがあるわよ!
クロウディア(組織の幹部なんですよ)の気持ちがよくわかるわね。
ある程度に整った顔で、才能があるけど自分ではまだわかってない奴が目の前で泣いてたら、そりゃ可愛がるよな。
いいなあ、若いって。(婆)

ここのとこ野郎色とおばはん色との行き来が激しいわ。
おばはん色が勝ち気味なのはハリポタ新作の宣伝が出始めたからね。
あああ、ダニエルー!エマー!・・・早く映画雑誌買ってこよう・・・
ともあれ、そんな訳でこのゲームは腐女子にもおすすめ。


薔薇色の人生その36(10月16日)

キャスト
怪人:高井 治 クリスティーヌ:村田 恵理子 ラウル:鈴木 涼太
カルロッタ:河合 和代 メグ・ジリー:石倉 康子 マダム・ジリー:西島 美子
ムッシュ・アンドレ:林 和男 ムッシュ・フィルマン:青木 朗
ムッシュ・レイエ:立岡 晃 ムッシュ・ルフェーブル:川地 啓友
ピアンジ:半場 俊一郎 ブケー:澤 一孝

村田さんだ〜♪と喜んでいたら、今までで一、二を争うほど調子が悪そうだった。
歌声はひっくり返る直前でかろうじて持ちこたえてる感じ。ソロで手に汗握ってしまった。
どうしたんだろう。
指輪を返すシーンがちょっと変わって、I love youと言われたときに深呼吸するように少し頭を引いて一拍、その後顔を伏せるようにして去ってました。
よっしゃ!これだけで許す!

鈴木さんもな〜
今日は歌と演技が両方まずかったなあ。
ただ歌うだけに聞こえる箇所がいくつかあったし、演技も台詞言ってるだけに聞こえることがあったし。
慣れない役は丁寧にやらないと、粗が目立ちますよ。
あとはチンピラかかってるところがなんとかならんかしら。

高井さんが先週から調子良いようで。歌はもちろん、台詞部分もノリノリ。
よし!Music of the nightも普通に聞けるようになった。
このうえは怪人さんの解釈を原作寄りにしてくれれば嬉しいんだけどなー。無理かなー。

立岡じいちゃん、おかえりー。


薔薇色の人生その35(10月9日)

キャスト
怪人:高井 治 クリスティーヌ:大前 さおり ラウル:柳瀬 大輔
カルロッタ:河合 和代 メグ・ジリー:石倉 康子 マダム・ジリー:西島 美子
ムッシュ・アンドレ:林 和男 ムッシュ・フィルマン:青木 朗
ムッシュ・レイエ:深見 正博 ムッシュ・ルフェーブル:川地 啓友
ピアンジ:半場 俊一郎 ブケー:澤 一孝

大前さん2回目の舞台。
一幕は高い声で歌おうとして失敗しているような。自分の綺麗な声域で勝負したらいいのに。
村田さんに合わす必要はないってばよー。
まだ歌に演技はのってない。まだまだこれから。
二幕はいい感じの声。まだ顔が怖い。カーテンコールで裾4回ぐらい踏んでた。

高井さんは調子は良さげだが、演技はもう一化けしないかな。ラスト以外は悲痛に叫ぶだけなような。
河合さん、最初目にゴミでも入ったか?ハンニバルで左目をウインクしっぱなし。
二幕では治ってたけど、どうしたのかしら。


薔薇色の人生その34(10月5日)

キャスト
怪人:高井 治 クリスティーヌ:村田 恵理子 ラウル:鈴木 涼太
カルロッタ:種子島 美樹 メグ・ジリー:石倉 康子 マダム・ジリー:西島 美子
ムッシュ・アンドレ:林 和男 ムッシュ・フィルマン:青木 朗
ムッシュ・レイエ:深見 正博 ムッシュ・ルフェーブル:川地 啓友
ピアンジ:半場 俊一郎 ブケー:澤 一孝

さて、新ラウルです。
某所でなにかと散々コケにされていた方なのですが。
なにやらキャスト予定に入ったのに、演じる機会がなかったことがあるみたい。
すっきりと背が高い、山口祐一郎タイプかなと思ったら違った。
一言でいうと品のないラウル。
立ち姿が崩れているのだ。だらしなく、とまではいかないが、まっすぐ立つことが少ない。
表情は仏頂面というよりは、ああ?と口を歪めたような顔が多いのが気になる。
育ちのいいボンボン役なんだから、重心崩して立っちゃダメよ。
これも、場慣れかなー。
台詞回しはそんなに悪くないから、化ける可能性はある。

村田さんは声質は細いが、声量は十分。
私はクリスティーヌの性質を表すには、こういう声の方がいいと思っている。
ので、相変わらず萌え。

杖から出るはずの火の玉、6発目が煙しかでなかった。
「さあこちらへ、立ち止まるな」(・・・モワモワ)
って、なんだそりゃ!
笑いをこらえるのに、しばし努力が必要でしたがな。


薔薇色の人生その33(10月4日)

キャスト
怪人:高井 治 クリスティーヌ:大前 さおり ラウル:柳瀬 大輔
カルロッタ:種子島 美樹 メグ・ジリー:石倉 康子 マダム・ジリー:西島 美子
ムッシュ・アンドレ:林 和男 ムッシュ・フィルマン:青木 朗
ムッシュ・レイエ:深見 正博 ムッシュ・ルフェーブル:川地 啓友
ピアンジ:半場 俊一郎 ブケー:澤 一孝

劇団四季公式ホームページのキャスト予定表を見ていて、いつまでたっても「クリスティーヌ:未定」となっていたので、すわ新キャストか?と前日予約をしました。
大当たり。今日は大前さんのクリスデビューです。

大前さんは声に適度な太さがある。
村田さんは可憐ではかなげ、かつ甘い声を台詞部分に使っているが、大前さんのはひたすらやさしげな声、と言えるかもしれない。
低域に母性を感じるのかな。
歌い始めたら、これが凄い!
すごく綺麗で迫力のある声、Think of meを聴くだけでも価値があると思わせる。これぞソプラノ。
これも比較になるが、村田さんがインタビューで「自分の声質は細いので、アリア向きではないのがコンプレックスだった」と言ったのがよくわかる。
難を言えば、技巧は十分なのだが、力み過ぎか。
端々まで朗々と歌ってしまうのは、声楽畑からの転向組にとっては仕方ないことかもしれない。
オペラと違ってミュージカルは、歌と演技の比重については完全に好みの問題になるから。
最初で焦ったのか、歌のテンポをかなり速くしてしまったシーンが何か所かあるが、落ち着けば大丈夫だろう。
歌ってるときの目つきが怖いのも。
あとは歯が出気味なのが気になるかな。
彼女もトゥで立てないクリスです。
ラストシーン、右手で顔を少し押さえるように去るのが印象的でした。

深見さんのレイエ、久しぶりに見ますが専制君主ぷり全開。
バン!とスコアを閉じてアンドレを威嚇したり、血圧高そうだ。
一幕最後、シャンデリアぎりぎりでラウルが飛んできでびっくり。

高井さんも絶好調。ラストがいいなあ、このひとは。
帰りにアーチのところにあるモニターに流される宣伝ビデオを見てみました。
テレビや写真に撮ると、クリスのメイクはお化けみたいに見える。(青白い顔色が基本だから)
それにしても、このビデオはクリスがイル・ムートのじじい伯爵に見えたぜ。
見る気なくす人がいるんじゃなかろうか。